別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

スーパーナチュラル シーズン5 その5

2014-01-01 22:17:18 | シーズン5
第8話 異次元へのチャンネル

・いきなり「スーパーナチュラルを公開録画でお送りします」とのディーンの声。
・スパナチュとは思えない明るい色彩の映像。キラキラのモーテルのテーブルにはタワーなサンドイッチ。
・「サムじゃないかー。どうしたんだ」「たいしたことないよ~。この世の終わりが来ちゃったな(てへ)」
・拍手とどっと笑い声。
・そう、これは古き懐かしきアメリカンホームドラマ仕様。
・そのあとのオープニングは、スパナチュ史上最もすごい悶え映像。
・暗がりで懐中電灯で探り合い、お尻をぶつけて「やだなぁ、おまえか~」な二人。
・クローゼットを開けると、シーツに穴開けたハロウィン子供レベルのおばけ。びびって閉める弟。
・インパラ掃除して、額に黒オイルのあとの兄。指差して笑う弟。笑い返す兄。
二人乗り自電車で手放し運転、はしゃぎ合う二人
・芝生でラグビーボールを投げ合う二人。
・サンドイッチを挟んで、にっこりビール瓶を合わせる二人。
・笑い顔は完全にジャレジェン(笑)

罠過ぎる

・二日前のテロップ。モーテルであやしい昼ドラに見入っている兄。『ドクター・セクスィーのラブカルテ』
・超人ハルクに旦那を殺されたという奥さんに話を聞く二人。早くもトリックスターのにほい。
・事件現場の廃墟に入った途端、二人は白衣姿に。弟がデカ過ぎる(しかしジャレ実兄は外科医)
・色っぽいインターンらしき女性たちに、「ドクター」「ドクター」と呼ばれる二人。
・いきなり美人医師にひっぱたかれるサム。「素晴らしい医者なのに、あなたは逃げてる!」もいちどピンタ。
・兄「ドクター・ピッコロだ。セクシーだけど真面目でいちず」 うれしそう。
・『ドクター・セクスィーのラブカルテ』の世界に入り込んだ二人。音楽が悩ましい。
・すべてのドクターがセクシーだけど何々とつく。
・ドクター・ディーン、セクシーだけど家族馬鹿で頬袋あり。
・ドクター・サム、セクシーだけど弟気質で極マッチョ。
・ファンじゃないと言いつつ、主役のドクター・セクスィーの登場にソワソワときめく兄。
・ジェンの表情がキュート杉。
・ドクター・ディーンこそ老若男女をときめかすはず。
・しかしいきなりセクスィー先生を壁に叩きつけるディーン。偽物だ!
・「ドクター・セクスィーがセクシーなのは、いつもカーボーイブーツを履いてるからだ。なんだこのテニスシューズは!」
・なんだその設定は。
・セクスィー先生はトリックスターでした。
・「兄貴はやっぱりファンだ」 弟正論。
・「おばちゃんで何が悪い」 兄昼ドラ好きを公言。
・トリックスターのワンダーランドで、役を演じろと言われ放置される兄弟。
・患者の家族に撃たれたドクター・ディーンの弾を、ナイフとデンタルフロスとウィスキーで取るドクター・サム。
・フロスはどう使うの(ぶるぶる)
・ていうか、なぜ全麻じゃないんだ。手術寝台でサム先生にブーブ―言うディーン先生。
・いきなり場面転換。どえらいちゃちいセットに二人は立たされてる。
・画面に「くるみわり」の日本語。クイズショーらしい。
・司会者、誰がどう見ても中国系っす。みのもんとうちの近所の八百屋のおじさんをミックスしたようなルックス。
・ニホンゴの質問がわからないサム。時間切れ。
・赤い玉のついた巨大ハンマーが、サムの股間にメガヒット 
悶絶
・繰り返されるその瞬間映像。
・よっしゃー! くるみが割れました―! ナッツクラッカー!! 司会者も番組も痛杉…
・しかしサムのナッツはくるみレベルではな…(自重)
・トリックスター様は、プリティボーイエンジェルはお嫌いだそうだ(キャス) ぷりてぃ・ぼーい…?
・兄への問題。弟がもし生まれなければ、あなたの両親はまだ生きていましたか。←日本語
・なんという、あんぽんたんな問題。
・性○ヘルペス治療薬のCMをさせられるサミー。前回のネタを持続中なのか。
・お次ははCSI?
・「おいカンベンしろよ。俺は刑事ドラマが大嫌いなんだ! 夜中にグラサンなんか掛けてんだぞ!」(^0^)
・兄貴にも増して意外とサムちんがノリノリ。てかこれはジャレだ(笑)
・トリックスターが化けた警官を殺すと、元の廃墟に。
・モーテルで顔を洗ってるディーン。サムがいない。
・捜しながらインパラに乗る兄。携帯の声に「ここだよ、ディーン」
サム、ナイトライダー化
・トランクを開ける兄。インパラ@サム「なんか浣腸されてるみたい…」
・トリックスターの本当の正体は…
大天使ガブリエル
・おい、そうくるのか…
・なぜトリックスターに化けていたか、そこには天地創造規模の家族ゲームが
・ウィンチェスター兄弟が器に選ばれた理由が明らかに。
・明らかに迷惑千万な天のおしつけ。
・兄弟が殺し合わなければ、この戦争は終わらない。天界のシナリオだと言うが。
・無茶苦茶と言うか、そんなすっとこどっこいの理由で兄弟は苦労してるのかよ…


ここで兄貴の決め言葉。

こうなったのは運命のせいでも何でもない。まともに家族とぶつかるのが怖くて逃げだした、てめえの責任なんだ。


長いことその問題に向き合ってきた者だけが言える明言。ここの兄は力強くてカッコいい。
兄弟いじりが趣味と思われたトリックスター@ガブも、これで兄におちたとみた。

なんともまあ、お遊び満載な回でしたが、ラストに大きな秘密と兄弟に関するまたもやとんでもないレベルの宿命話が明らかにもなりました。
トリックスターといえばシーズン3でディーンを100万回死んだにゃんこ100回以上手を変え品を変えとりどりの殺し方で料理し、サムに兄貴がいなくなる恐怖と、その存在がないとどういう男になるかのサンプルを見せたという匠の技で株をあげた男。登場の度に増すいい仕事っぷりと、中のリチャードさんの味で人気も上昇。
初回の息抜き的ブラックユーモアストーリーから、兄弟の絆に関わる領域に入ってきたと思ってはいたが。
人気アップと共に書きかえられたとしか思えませんが(笑) でもサムにおまえらは互いが弱点だと指摘したのも彼が初めてで、そう言いつつ弟のパピーアイに根負けしたのは、彼も関わる家族ゲームの伏線だったわけか。
そうするとシーズン3にはこの展開は決まってたのかね。

彼は始めて見た頃は、個性的だがのっぺり顔だと思ってたんですが。よく見るといい男だよね(笑) ジャレと同じく片えくぼもキュート。
だが、ミカエルの方が兄貴なの? ルシファーが始めに造られし天使じゃなかったのか。正直このへんのキリスト教創造についてはよくわからん。
トリックスター@ガブの言い分も、かなりごり押しっぽい。でも戦争じゃなくて確執ってのは、痛いがストーリー的には端的に表してる。
天になされることは、地にもなされるって言えば教訓だが、むしろ人間レベルの理由で世界を滅ぼす最終戦争なのか。

ここら辺は今後の展開に重要なので、よっく本編を見てほしい。リチャードさんの演技はいいよ!
そしてそれまで、傲慢からとはいえ、よりによって大天使にごっつうブラックないたずらで殺されてる人たちって… 

『ゴッド・アーミー』ではミカエルは出てこなかったけど、ガブリエルはどこでもキャラが立っているのか。
コンスタのガブリエルは大天使じゃないが、コール・ポーターの生涯を描いた『五線譜のラブレター』では、歌って踊ってたよゲイブ。

オープニングのホームドラマ風の際にかかるテーマ曲。明るい曲なんだけど。

 Town to town, two-lane roads  
 Family biz, two hunting bros -
 Living the lie, just to get by.
 As long as we're movin' forward
 There's nothing we can't do 
 Together we'll face the day
 You and I won't run away   
 When demons come out to play
 Together we'll face the day!

町から町へ 二車線の旅
家業なのさ、ハンター兄弟
嘘に生きてる人生、でも前に進む限り
俺たちにできないことはないのさ
共にその日に向き合う、俺とおまえは逃げたりしない
悪魔どもが遊びにきても、俺たちは一緒に向き合うのさ! (意訳入ってます)

なんとまあ、願望と皮肉のこもった歌詞か^_^;

シーズン6をネット配信で見てる方々のネタばれを読んでますが、サムがもうのっぴきならないことになっている模様(~_~;)
どこまでハラハラさせるのか。 
この兄弟、一緒にほぼいるにも関わらず、精神的には『君の名は』ほどのすれ違いっぷり。
こういう海外ドラマって珍しいんじゃないかねー。

とにかく、楽しいけど様々なトリックが隠されてる回。鵜呑みにすると、あとでまた覆されそうな。まさしく罠。
それでも、この回はパロディの許可を取るだけでも大変だったろうと言う声も聞きます。
お楽しみだけではすませないスパナチュ。でも遊びは徹底的なスパナチュ。
オープニングだけでも必見です(笑)


(2010.11.9)




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