連日真夏日が続いていますが、みなさま体調などはいかがでしょうか。
前回ご紹介したヨツユビハリネズミに引き続き、動物園では新しい仲間がぞくぞく増えています。
まずは、7/1に「埼玉県こども動物自然公園」から来たオスのワライカワセミ、その名も「ひびき」君です。
当園には2010年に東京都多摩動物園から借り受けしたメスの「こだま」ちゃんがおり、長年おむこさん探しをしていたのですが、
このたびありがたいことにご快諾をいただき、ご縁を結ばせていただくことになりました。
来園当初は検疫とお見合いをかねて隣の部屋で別居していたのですが、
初対面でビビッときたらしい2羽は、出会ってすぐに大きな声で鳴き合いました。
それから3週間ほどの別居ののち、現在は昼間のみ同居をしており、すっかりお互いに慣れた様子です。
どちらかが鳴き始めると、それにあわせてもう1羽も鳴き、すばらしい「こだま」が「ひびき」わたっていますよ~。(ウマい)
ちなみにこだまちゃんは「ケケケケ」系、でひびきくんは「ワハハハハ」系です。来園時に鳴いていたらチェックしてみてくださいね。
仲の良い2羽を撮影しようと思ったら、こだまちゃんがスズメバチを捕獲してくわえていました。
それに気づいたひびき君。「ちょーうーだい!」
こだまちゃん「あーげーない!パクッ」
また、7/8には「日立市かみね動物園」からメスのライオン、「ショウコ」がやってきてくれました。
気温が心配でしたが、幸いにもちょうど梅雨の涼しいときでした。
ショウコも生まれて初めての長旅で怖かったのだと思います。
当初は顔を見にいくたびに勢いよく窓にパンチしに来たりほえたりしていましたが、少しずつ環境になれてきてくれました。
正真正銘の肉食女子ショウコは人間にはツンツンでしたが、
オスのレオンにはこれまた初対面から、お見合い窓越しにすりすりゴロゴロ甘える様子をみせております。
こちらも4週間ほどの別居ののち、8/3の休園日に初めての同居練習を行いました。
いまのところショウコのほうが堂々としていて、レオンはちょっぴり押され気味・・・。
まだ微妙な距離感の2頭ですが、少しずつ慣らしていく予定です。
最後はイベント情報!8/1から、ホットな夏休み特別企画、「真夏のローチ展」を開催しています。
ローチとは・・・さくっと言いますがゴキブリのことです。
とはいっても展示する3種は日本のご家庭の嫌われ者のクロちゃんではなく、
マダガスカル、アルゼンチン、コスタリカ、といった外国産のローチ。
そう、皆さんのイメージのゴキちゃんではありません。
とはいってもキライなものはキライ!という方の目に入らないようにヨシズでかくしてあり、
「見たい人だけめくってね」という親切設計なのでご安心を。(隠されると見たくなるという心理をつく作戦です。)
このブログにも閲覧注意かもしれないので、生体の写真は載せません。ご安心を。
ゴキブリの生態や分類など、ゴキブリについてお勉強もできるだけでなく、
ほぼ毎日11:30からゴキブリとのふれあい、タッチングもできちゃいます
触覚をイメージしたゴキブリカチューシャで記念撮影をすれば、気分はもうゴキげん!ゴキ・・・げん。
ゴキブリが大嫌いな人も、もしかしたらイメチェンができるかもしれませんので、
だまされたと思ってのぞいてみてはいかがでしょう?
一段とにぎやかになった動物園に、遊びに来てくださいね