コドモの王国

文部科学省解体による教育自由化で、
効率のいい学習方法が日本中に広がる、
と思っているブログ。

教育方針 9

2008年11月30日 | weblog
資格を取るために「高卒以上」「大卒以上」でないと、試験自体受ける
ことが出来ない。
会社に就職するにも、「高卒以上」「大卒以上」でないと応募することも
出来ない。
という、そんな学歴差別を法律で禁止する。

義務教育さえ受けていれば、どんな難関な資格の試験でも受けれるし、
一流企業にも応募できる。

もちろん大部分は、試験に受からないし、就職することも出来ないだろうが、
なかには、中卒でも受かるレベルの資格試験、仕事もこなせる業務内容なのに、
世間に対して箔を付けたいのか、意味もなく「高卒以上」「大卒以上」でないと
チャンスすら与えないものが、世間には満ち溢れているから、それを根絶するのが
目的。

あと新生・文部科学省の教育方針だと、高校3年間で学ぶ内容を、ほぼ完全に
理解している者が「高卒」になるわけだが、「7・5・3」と言われてる現状を
当てはめると(ほぼ理解してる生徒が、小学校で全体の7割、中学で5割、高校で
3割と言われている)、全体の3割しか「高卒」になれない。それも考慮しての
学歴差別の撤廃である。

小学校の問題も解けない者を「高卒」にしてきた、今の無責任教育システムに
馴れた人たちには、なかなか「高卒」になれない。「中卒」すら難しい、
新生・文部科学省に不満を感じる者もいるだろうが、真の意味での「学力向上」
とはこういう事だということを理解してほしい。

そして、だからこそ義務教育の範囲を、今の中卒から小卒に引き下げたことも
理解してもらえると思う。

義務教育にあたる小卒後、専門学校のような実践教育を受けてもらうのも、
実は理解できてないのに、聞き流して過ごした中学、高校の無意味な垂れ流しの
6年間の莫大な損失を考えると、このほうが社会人になっての武器、就職に
役立つ能力が身につくからだ。

日本人の大部分が「高卒」「大卒」と高学歴だったのは、学力が高いわけでは
なく、「高卒」「大卒」でないと、無意味に試験も就職もさせない、学歴差別の
社会の仕組みと、理解してない者を、無責任に中卒、高卒、大卒にしてきた
教育システムの両者から産み出されたものだと、白日に晒されるだろう。

低学力の中身のくせに、高学歴の皮を被った、そんな役立たずを大量に
産み出し続けた日本社会。
理解していない授業を、中学、高校と受けさせられ、世の中に出て役に立つ
能力を手に入れる事が出来ない環境で時間だけが流れ、役立たずにさせられた
膨大な学生の群れ。

そんな恥ずかしい国家からの脱却なのである。