昨年度も自分が試合をしたわけでもないのに試合後にグロッキーになりましたが、今年度は大会前に監督が体調を崩し、「監督の調子が悪い方が選手の調子は良いもんだ。」等と勝手な思いこみで臨んだ大会でした。それが良かったのか、男女ともに素晴らしい結果を残せたのが何よりです。
さて、武蔵村山市総合体育館で、平成21年度の若葉カップ東京都予選が行われたのは日曜日です。男女ともに連覇を掛けてこの大会に臨みました。結果はもうご存知の方が多いかも知れませんが、男女でのアベック優勝という最高の結果を残すことが出来ました!!
男子はリーグ戦のみの4チーム総当たりで行われました。TIJ戦では、4年単でしょうまのシングルス、6年複でけいいちろうと由のダブルスが出て、青梅ジュニア戦では、5年複でかいるとゆういちのダブルスが出ました。2試合連続で5対0の完勝で迎えた最終戦、田無マックスとの対戦でも、相手の6年エースダブルスにゆうた・ゆうすけ組がストレート勝ちして、1ポイントも落とすことなく全ての試合をストレート勝ちで、2年連続で全勝優勝を決めました。由は調子が今一つでしたが、エースとしての自覚が出てきたのか、思うようにスピードが出ないなりに重要なところで上手くポイントを稼ぐ、相手に負けない試合巧者的な戦いぶりでした。他の選手も殆どの試合が危なげのない試合で、安心して見ていられましたが、逆に言うと全国で連覇を目指すためには、もっともっと自分達に対しての厳しい目が必要です。若葉までのこれからの練習が肝心です。
女子は3チーム総当たりの予選リーグの後に決勝リーグが2試合あるというトータル4試合の戦いでした。リーグでは武蔵村山ジュニアとTIJを破らねばなりませんでした。武蔵村山には、4年単にあつが出場し、6年複でははるかとりこのダブルスが出場して5対0、TIJでは、4年単にちーが出場し、6年複でははるかとゆみのダブルスが出場してやはり5対0で完勝。迎えた決勝リーグ、いきなり恐らく最も強敵と思しき豊島シャトルとの対戦でした。6年単は璃が完勝。4年単もあつが殆ど危なげなく勝利して王手を掛けました。ところが、5年複のしおり・ゆっこのペアが豊島に追い上げ空しく惜敗してしまいます。6年複も苦戦を強いられましたが、何とか押し切って勝利。しかし、最後の5年単ではその学年でのエース同士の対戦となり、有賀になつみが最後まで縺れた試合で惜敗し、終わってみれば3対2の辛勝でした。これを切り抜けた最後の試合は、タイムテーブルがかなり遅れた関係で、何と初の5面展開による事実上の決勝戦となりました。6年シングルスの璃が相手エースに惜敗したものの他のメンバーは皆ほぽ完勝で、4対1で切り抜けました。昨年度のように、チームとして0対2の崖っぷちに追い込まれるようなことこそなかったものの、理子・陽香のダブルスや優美・陽香のダブルス、璃と夏海のシングルス等々、全国大会で勝つためには男子以上の多くの課題が残っていることも分かりました。
正直言って、第三者から耳に入ってくることは「男女とも小平が優勝でしょ」の声ばかりでした。こういう時は勝って当然だと思われる方に逆にプレッシャーも掛かるものです。特に女子は不安材料も少なくありませんでした。しかし、ベンチに座ったときには、昨年度同様に、たとえ苦戦を強いられても何とかしてくれるだろうという妙に確信めいたものがあったのも事実です。5面展開ということもあり、決勝となったリーグ最終戦も、忽ちの内に幕を閉じました。最後に璃が敗れたのは残念至極ですが、これはABC予選での雪辱に期待したいと思います。(勿論、組み合わせ次第ですが…)
男女ともに勿論、今後に向けての多くの課題はありますが、何はともあれ、2年連続で男女揃って京都に行けることは監督としてもとても喜ばしいことです。今回は昨年以上の数の卒業生の保護者やCの選手や保護者も応援に駆けつけてくれて、それが更に大きな力になりました。本当に有り難うございました。
チームとしては、次の大会であるABC予選に向けて、そして若葉の本大会に向けて、練習に励んでいきたいと思います。大会に出場するメンバーも、特に男子は白紙に戻ります。今回、出場やエントリーそのものまで叶わなかったメンバーも夏に向けて力を付けていけるように頑張りましょう!!