小平ジュニアバドミントンクラブ

バドミントンの練習を通じて様々な経験を積んでいこう

3月終了…そして第2次トレーニングキャンプ前日は柴崎で…

2023年03月31日 22時58分54秒 | 練習風景

はやいもので、もう3月も終わりを告げます。
桜の花もすっかり「入学式の花」から「卒業式の花」へと役割を変え、監督の自宅近辺の桜も、もう既に葉桜になり始めました。

さて、今日の午前中は、米倉コーチにも来ていただいて、柴崎でABC合同の練習でした。
ここのところ暫くリーグ戦を中心としたゲーム練習主体の練習だったので、今日は、6面を使ってみっちり練習を行いました。
特に、1次合宿のゲーム練習で散見されたアタックロブに対する対応の甘さ…これをテーマにした練習を行いました。
また、同時にその一方で、そうしたアタックロブで攻め返そうとしたときのアタックロブの甘さももう一つの課題です。
それをそれぞれノックやパターンに落とし込んで、じっくりと練習を重ねました。
なかなか精度が上がらず、時間もかかりましたが、やはりじっくりと取り組めば多少なりとも変化は見られました。
願わくは、明日からの第2次トレーニングキャンプで、実践の中でどんどん積極的に使ってみて欲しいと思います
指の使い方や肘の伸展のタイミングなど、細かなことのようですが、精度を向上させたり、ショットの威力を増すようにするためには、そうしたことまで意識して取り組む必要があります。簡単にできることではないかも知れませんが、逆にそれを身につけてしまえばしめたものです。特段の意識をすること無しに『自動化』された技術を自然に駆使することができるようになるからです。

今日の練習の成果が、明日からのゲーム合宿で、どれだけ発揮されるのかが今から楽しみです


6年生を送る会…コロナ禍での開催が4年目に…

2023年03月21日 22時32分57秒 | 式典

「来年になったら、色々なことが普通に出来るだろう…」と思ったあの頃からもう3年が経ちます。コロナ禍はかなり沈静化の方向に動いてはいますが、学校現場では今年の卒業式もまだまだマスク着用の学校もあるようです。そんな中で小平ジュニアも卒業生を送る日が訪れましたが、まだまだ食事をしながら…というわけにはいかないという判断を今年度も致しました。送る会は昨年に引き続き、体育館での実施となりました。しかし、福祉会館で皆で食事をしながら…という形こそ取れなかったものの昨年に引き続いて、本当に5年生と5年生の保護者の心づくしで手作りの心温まる会となりました

また、小平ジュニアとしての活動も、チームとしての活動自粛を余儀なくされることもなくなり、しっかり練習できる環境は戻ってきました。マスク着用や消毒作業、ソーシャルディスタンスについても、かなり緩和はされてきてはいます。
ただ、それでも、毎年ガンガン練習をしていた春休みの時期のトレーニングキャンプは同宿のリスクを避けるために、今年も見送りを余儀なくされ 何とか一泊でのキャンプを2週にわたって2回の形で実施したいと考えています。日常の練習も場所が何とか確保できていて、今日も清瀬コミュニティプラザで、午前中にはレクリエーションをメインに卒業生とその保護者が謝恩会を開いてくださいました。午後は清瀬市民体育館に場所を移して、AB+C1が6年生を含む最後の練習に取り組み、夜に送別会という形になりました。

節目に卒業生を送り出す「6年生を送る会」も、先述の通り、5年生の保護者が中心となってしっかりと企画していただいたので、昨年のように卒業生とその保護者+感染対策が出来る範囲での人数限定という形ではなく、在クラブ生については希望者を呼んで、規模を昨年よりも大きくして安全・健康には配慮を継続しながら、体育館のフロアーでお別れ会を開こう…という運びになりました。こうした会合をこのブログに上げるかどうかも昨年までは少し迷いましたが、世の中の趨勢としても、こうしたイベントを開くことが無理ではない状況になったと考えています。

 午前中の謝恩会は、6年生と保護者のおもしろ企画のお陰で、監督もやすこ先生も本当に楽しく参加することが出来ました。
ただ、その後の午後の練習はお別れ会とは関係なく通常練習として実施しました。6年生も全員のメンバーが参加してくれて、卒業前の最後の公式の練習参加となりました。もちろん、明日以降もしばらくはジュニアの練習に参加する6年生がいるかも知れませんが、中学に入学し、その練習が忙しくなるまでは、どんどん来て欲しいと思います。
今日が21日ですから、「6年生を送る会」は昨年よりかなり繰り下がって3月下旬となり、卒業式のシーズンに近い時期の実施になりました。少し寂しいがあるのは毎年のことで、今年も例外ではありませんでした。ただ、例年のプログラムに近い形で、たっぷり時間は掛けられたように感じています。私が監督になってから初めてこのイベントが中止になってしまった3年前のことを考えれば、本当に立派な会を開いていただき、本当に有難いことでした。
繰り返しになりますが、5年生の保護者の方々には、まだまだ厳しい社会情勢の中、奔走してくださり、4年前までとは異なる形式ではありますが、卒業生を送り出す機会を作っていただき本当に感謝しています。
 この会には増田会長にもご出席いただきたかったのですが、どうしても今年度もご臨席いただくことが出来ずに、本当に残念でした。ただ、卒業生にはプレゼントを準備してくださって、これについても感謝しかありません。増田会長はご欠席でしたが、会には他に、やすこ先生は無論のこと、米倉コーチがお忙しい中、駆けつけてくださることになり、卒業する子供達を叱咤激励していただいたちから先生やあつみ先輩も駆けつけてくれて、この三人が出席くださったことについては、監督としても本当に嬉しく思いました。
 
 今年は女子の卒業生が「みお」「ちえ」「ゆずき」の3名。チームとして最大の目標でもある若葉カップについて言えば、若葉カップそのものが中止に追い込まれた一昨年、試合形式の変わった昨年とは異なり、大会は通常のレギュレーションで開かれましたが、東京都の予選で本当に後一歩のところで敗退することとなってしまいました。一昨年は全国大会3連覇の夢が潰え、今年こそはその悔しさを晴らしたかったのですが、6年生にとっては最後の長岡京のコートで戦うことができず、痛恨の極みでした。しかし、予選ではひとたびは優勝した渋谷ジュニアに勝利することが出来て、二度目の対戦で惜敗したとはいえ、皆が力を合わせて精一杯闘ったと思います。
 キャプテンの「みお」は、この最後の若葉カップ予選もそうですが、ABC大会や全国小学生大会で全国大会に出場することは叶いませんでした。しかし、それでも、それぞれの予選に懸命に取り組んで、中学に繋がる希望の抱けた試合だったと思います。東京都シングルスでは、初めてシード選手をファイナルで破ってベスト8に入り、東京都ダブルスでは、更にそれを上回るベスト4の成績を上げることも出来ました。これまでは、なかなか接戦を勝ち抜くことが出来なかったので、本人の自信にもなったと思います。彼女は元々大人しい性格で、皆を引っ張っていけるのか正直不安もありましたが、必ずしも大きな声を出して指示を出さなくとも、自らの真摯な取り組みで皆をまとめるタイプで、リーダーのあり方がひとつではないということを逆に教えてくれました。
 副キャプテンの「ちえ」も、全国には手が届きませんでした。なかなか組み合わせにも恵まれず、東京都シングルスでは第一シードの選手と早い段階で当たってしまい、上位進出を阻まれました。東京都ダブルスでは下級生の「かすみ」と組んで奮闘。最後の最後に本当に良いプレーを見せてくれたと思います。これも第三シードと早々に当たってしまったのですが、冷静な球回しで善戦。決して負け惜しみではなく、勝ってもおかしくない内容の惜敗でした。相手が準優勝しているだけに、最後に勝たせてあげたかったというのが正直な思いです。彼女もキャプテン同様に、声を出してグイグイ引っ張っていくタイプではありませんでしたが、副キャプテンとしてキャプテンを支え、自らも、なかなか結果が出なかったにも関わらず、最後まで良く我慢をして、諦めずにバドミントンに取り組んで来た姿が印象に残ります。
 もうひとりの卒業生「ゆずき」は、もう「ちっちゃいゆずき」ではなく、大きく成長してくれた「ゆずき」だと思います。小平で一緒に過ごした日々は決して長くはありませんでしたが、まるで、ずっと小平でプレーしていたかのように、チームに溶け込んでくれました。彼女がいなければ6年生は二人になってしまうところでした。三人で頑張ったからこそ素晴らしい若葉予選での戦いがあったのだと思います。「ゆずき」も全国大会には手が届きませんでしたが、東京都シングルスではベスト8に入り、東京都ダブルスでは、それを上回るベスト4の成績を上げてくれました。そして、何より彼女は闘志を前面に押し出すタイプだったので、大人しい選手の揃っていた女子チームのカンフル剤にもなってくれたと思っています。その一方で、ノートを見ると実に繊細に頭を使っていた様子が窺えました

 女子に対して今年は男子の卒業生も「しょうたろう」「しゅうご」「けいと」の3名。
昨年度の悔しさを胸に、女子と共に若葉カップ予選で全国を目指した男子は、本当に薄氷を踏む思いをしながらも、最後の最後に踏ん張りきって、東京都予選を優勝 全国大会に駒を進めました。正直、個人で全国大会に出場した経験のない6年生達でしたので、若葉カップで優勝を目指すのは厳しいかと感じていた部分もありましたが、何が起こるのか分からないのが若葉カップ。それは今までの経験からも分かっていたことでした。その期待通りに、否、期待以上に皆が一丸となって闘ったお陰で、銅メダルを獲得 久しぶりのメダルとなったのです。もちろん、彼らにとっては、あそこまで行ったら優勝したかった…という気持ちがあるでしょうが、監督の目から見ても最上級生であった6年生3人は、全員が長岡京に行ってコートに立ち、全国の舞台で臆せず闘ったと思います。
 キャプテンの「しょうたろう」は、全国小学生でも代表メンバーに選出されて、コートにこそ立てなかったものの、雪の金沢まで足を運ぶことが出来ました。東京チームとしては残念な結果でしたが、「しょうたろう」本人にとっては良い経験になったと思います。彼は最後の東京都シングルスでも奮闘し準決勝まで進出、第一シードの中川選手からも1ゲームを先取する健闘を見せました。ラストゲームとなった東京都ダブルスでも、優勝こそ果たせなかったものの決勝まで進出、最後に準優勝という立派な戦績を残して巣立っていくことになりました。必ずしもプレーや気持ちが安定していた訳ではなく、本人も目に見えないところで辛い思いをしていたのだと思いますが、最後までチームをよくまとめてくれました。
 副キャプテンの「しゅうご」は、体躯に恵まれていましたが、その長い手足をもてあましてしまうことも少なくなく、足腰も弱かったので、なかなかプレーに安定性が出てきませんでした。しかし、6年生になってから次第にその安定度も増し始め、何より監督の目から見てチーム内で最も頭を使っていたように思います。とりわけダブルスでは、どのようにしたら相手がいやがるかとか、ここを狙わせないためにはどう配球すべきか、常に考えながらプレーをしていました。関東予選では優勝し、全国小学生には行けなかったものの強化メンバーとして東京代表チームの遠征にも行けて、良い経験が積めたと思います。最後の東京都ダブルスでもキャプテンの「しょうたろう」と組んで準優勝出来たことは、次に繋がると思います。
 もうひとりの卒業生「けいと」は、はじめの頃は、声も出ず、コミュニケーションを取ろうとしてもなかなか言葉が出てこなかったのですが、本当に良く成長してくれたと思います。今ではプレーも高い技術を駆使できるようになり、東京都の上位選手とやっても全く引けを取らないようになりました。最後の東京都シングルスでも、下学年と組んだ東京都ダブルスでも、なかなか組み合わせにも恵まれず、メダルを取ることは出来ませんでしたが、若葉では全国の舞台でコートに立ち活躍することも出来ました。自分なりに考えて取り組んで来た結果、スタッフのみならず、周囲の誰とでも積極的にコミュニケーションを取ることが出来るようにもなりました。まだまだ伸び代がたくさんあるので、中学での活躍が楽しみです。

 さて、このような6名の小平戦士たちを送るべき、今日の「送る会」は、コロナが大分落ち着いたとはいえ、まだ従来のような形には戻さずに、清瀬コミュニティプラザひまわりの体育館内で開催されました。今年は、去年よりも日程を遅らせることが出来て、卒業式を迎える三月下旬の今日に実施することができました。
 先述の通り、米倉コーチ、ちから先生、あつ先輩にも臨席を賜ることが出来て、とてもよい雰囲気で催されました。増田会長、近藤トレーナー、上田先生が、ご欠席の形になったのは残念でしたが、体育館のフロアーでの開催ということで、本当に多くのメンバーに参加してもらうこともできて、和やかな空気の中での素敵な会となりました。ちから先生の心温まるお話…。 やすこ先生のDVD…。5年生のことば…。卒業生のことば…。毎年繰り返されることですが、毎年卒業生の顔ぶれは異なります。だからどれもが本当に印象に残るものでした。今年度は卒業生が8名だった昨年度から2名減じた6名のメンバーが卒業しました。2名減じたとはいえ寂しさまで減じる訳ではありません。やはり彼らが抜けてしまうと、全体の人数もかなり減ることにはなります。心から門出を祝う気持ちと共に、一抹の寂しさはいつもいつもそうでしたが、何回こうした会をやってもどうしても拭えないものです。
 ただ、途中で残念ながら欠けてしまったメンバーもあった中で、最後までやりきってくれた6名全員の門出を祝うことができたのが何よりでした。そして、彼らが皆、次のステージでバドミントンに引き続きチャレンジしてくれるであろうことを本当に嬉しく思います。
 卒業生6名と5年生の保護者を中心とした方々の働きかけで、本当に素敵なお別れの会にすることが出来ました。ありがとう 保護者の皆様もサポートをありがとうございました
 
 6年生は3月一杯でチームからいなくなりますが、これからは「ゆう」と「みほ」の男女新キャプテンと、「ゆうせい」と「めいか」の新副キャプテン、更には他の全ての5年生メンバを中心として、残ったメンバーは、男子も女子も、まずは若葉の予選にチャレンジして、今年こそは男女アベックで本大会に歩みを進められるように、そして、本大会出場の暁には、初のアベック優勝を目指してチーム一丸となって頑張りましょう
 そしてチームのトップを引っ張る者は、個人戦でも頑張りましょう
 まずは関東ブロックに出場し、全国小学生でも、団体戦・個人戦それぞれでの出場と活躍を目指しましょう
 そのためには、早速、明日からの日々の練習に文字通り全力で取り組んでほしいと心から願っています。

 さて、今日は今年卒業する6名の前途に幸多からんことを心から祈って、ひとまずはペンを置きたいと思います。
 改めて、卒業おめでとう そしてさようなら
 今日の会にご尽力いただいた皆様、本当にありがとうございました

小平ジュニアは君たちの「旅籠(はたご)」であり続けたいと思います。
新たな旅に出て、別のはたごに身を置く君たちですが、また泊まりたくなったら、いつでもここに来てください。
ただで泊めてあげるので、後輩達の相手をしてあげてね


東京都強化練習会in明星大学青梅キャンパス

2023年03月19日 21時29分15秒 | 練習風景

今日は、今年度、最初で最後と言っても良い東京都の強化練習会でした。
東京都の強化練習会は、小学生連盟の独自の強化練習会とは異なり、東京都協会のサポートを受けて実施されるものです。
コロナ禍では、やりたくてもやれない状況が続いていましたが、今年度、後半に入り、様々な行動制限も緩和されてきました。
そこで、今日は東京都バドミントン協会の強化を担当する落合先生がメインコーチとなって、淑徳巣鴨の男女中高生明星高校の生徒、明星大学の学生にも来て貰ってhittingpartnerを務めて貰いました。

人数の上限があることから、男女を午前・午後で分割して実施しましたが、小平からも多くのメンバーが参加しました。
最後には、中高大学生を相手にミニゲームも実施。
楽しい中にも、今後につながるような課題が拾えたのではないかと思います。
6年生も、もう小平ジュニアを間もなく巣立つという今になってではありましたが、最後に強化メンバーには強化練習が出来て良かったと思います。また、強化以外のメンバーも東久留米中央中学校をお借りして、中学生との合同練習を午前中に実施しました。

明日は中体で、Cの練習があります。