What a Wonderful World

事務局スタッフとしてはたらくNPO法人マドレボニータのこと、大好きな歌のことなどあれやこれやつまった日々の記録

【35歳の教科書 今から始める戦略的人生計画】

2010-02-10 16:27:21 | 本棚
藤原和博著
幻冬舎刊

リクルート社を経て前杉並区和田中学校校長の藤原氏の本。
和田中は「よのなか科」などの新しい取り組みで注目を集めていましたが
藤原氏の本ははじめて読みました。

今年、まさにタイトルの年齢にさしかかる私。
この本はおもに、会社で日々の仕事にしばられている
若いサラリーマンにむけたメッセージだと思うけれど、
「会社」を「育児」に置き換えてみると、考えさせられることが多い。
育児はかけがえのないものだけれど、子供が親離れしたとき
ひとりの自分に何が残っているか?という意識はもっていたい。

<印象にのこったフレーズ>
・これからの時代、与えられた問題に、教えられた正解を返すだけの子供は弱い。
一方で、経験したことの無い問題にぶつかっても、間違いや失敗を恐れず、自分自身が納得できる回答を探せる子供は強い。これは大人も同じです。

・ぜひ30代から自分自身を磨く訓練を始めてください。ポイントは自分を知らない人たちで形成されているコミュニティに参加すること。

・10代の終わりまでに身につけておくべき力は何か。私は「集中力」と「バランス力」の2つだけでいいと考えています。

・関係性をいかに作れるかということが個人のクリエイティビティのひとつになってきます。

・物事を批判的に読み解く能力は、レゴで遊ぶ時に要求される力です。

・次の時代の武器を手に入れたいなら、お金を払ってでも自分を鍛える場所に飛び込んでいくことが大切なんだと思います。

【キレイが勝ち…?】

2010-01-24 23:52:52 | 本棚
カツマさんの本です。
タイトルを本のタイトルにする勇気がなく、ごまかしてみました。
この本です→リンク

12月下旬に、すごく久々に夜家族で外食をして
ワインなんかも飲んでいい気分になりつつ
帰りに本屋に入り、はずみで買ってしまいました。

ってすごい言い訳調ですが(笑)
やっぱり、しらふで読むと「むむむ…少なくとも今の私が
買うべき本ではなかった」と思ってしまったので…。

でも、この人のすごいところはとにかくよさそうなことは
素直にベンチマークしまくるところだと思うので、
20代ぐらいの女子で、とても賢いのだけど頑なにまじめさを
保ってるような人には読んでみてほしい。

私も社会人2年目ぐらいまで、仕事を円滑に進めるために
「キレイに」するとか「かわいらしく振舞う」という意識が
かなり欠けていたので、今思うと無駄な苦労をしたと思う。

私が入社すると同時に退社した先輩の営業エリアを引きついだのだけど
その方はキレイで可愛く明るくて、地味目体育会系風の私は
ことあるごとに社内でその人と比べられて(言っている人は
そのつもりはないのだけど)結構しんどかったなあ…。

ほかにも淡々としすぎて愛想がなかった私は
嫌われ者の上司に目をつけられて何かにつけ怒鳴られる日々が
続いたりして、激やせしてしまったこともある。
だから入社2年目までの記憶は、めちゃめちゃ暗い(苦笑)
自分なりに「変わらなくちゃだめだ」と思ったことで、
感じのいい、可愛げのある人になるには?とあれこれ工夫したのだった。

変わることも大切。
この本を読んで、そんなことを思い出した。




【結果を出して定時に帰る時間術】

2009-10-28 23:39:33 | 本棚
2008
成美堂出版
小室 淑恵著

以前からうつくしー方だなーと思ってはいたが
改めて著書を読むと色々な発見があった。
タイトルはあざとい感じだけど(仕方ない)
いかに周りの人を、時間を、大切にして
実りある人生を楽しむか、が書いてあると思う。
最後のほう、ちょっと涙ぐんでしまった。時間術の本なのに!

20代の私に読ませたいよ。

【マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった】

2009-09-24 23:22:04 | 本棚
mixiにちょこっと本のレビューを書いてみたのだけど、
後から一覧で見られない(多分)ことに気づく…。
というわけでこちらに移していきます。

・・・・・
2007
ランダムハウス講談社
ジョン ウッド, 矢羽野薫

とにかく興奮し、ときに涙し、わくわくしながらページをめくった。
ジョンさんの熱意とアイディアと才能は、誰の心をも動かすのではないか。
そして決して自分も他人の人生の傍観者ではなく、やるべきことに向かって走りたいと思えた。

【椿姫以前】

2009-08-26 23:55:06 | 本棚
椿姫彩菜 著
ポプラ社
2009年1月9日

以前、たまたまショッピングモールでトークショーに出演されていて
なんとなく「わたし、男子校出身です」を立ち読みしたら引き込まれてしまった。

賢くて、素直で、一生懸命な人だなあと思う。
サクラを見るたび、また春が来たと毎年悲しくなっていたなんて…。
同世代(?)の女性として、また男の子の母として沢山考えさせられた。