What a Wonderful World

事務局スタッフとしてはたらくNPO法人マドレボニータのこと、大好きな歌のことなどあれやこれやつまった日々の記録

海辺で学ぶマーケティング

2012-06-11 00:08:03 | マドレボニータ

6/9、10日と、私が働いている
NPO法人マドレボニータの事務局スタッフは
三浦海岸へ合宿に行ってまいりました。

といっても恒例の「マドレ合宿」ではなく、現在取り組んでいる
Panasonic NPOサポート マーケティング プログラム」という 
NPO支援プログラムの研修に参加してきたのです。

 このプログラム、上記リンク先によると、
「 NPOにとってマーケティングは、寄付や会員・ボランティアなどの
支援を獲得するため、またサービスなどを提供して対価を得るため、
そして組織のミッションを達成するために重要な活動です。」

「組織が「最高の成果」を生み出すために必要な、
事業展開力を強化するマーケティング思考獲得と
チームビルディングのサポートを行います。
そして、各団体の課題解決の取り組みを個別に支援します。」

というもの。
マドレ基金や、産後クラスをもっとたくさんの方へ
伝え、届けるための方法を探している私たちが、まさに求めているサポート!

そこで、4月の一次選考・5月の二次選考を通過できるように 
普段はノー残業な私たちも、夜な夜なスカイプMTGをしたり
限られた時間とみんなの知恵を持ち寄って取り組んだ結果、
晴れて参加団体となることができました。

そして実践研修となる今回の合宿。
日々事務局業務を行うスタッフ8人のうち、
6人で参加してきました。

最初に取り組んだのは、パスタを使って
「マホロバタワー作り」!(宿泊先がマホロバマインズという名前なので…)


全員が手を動かして一生懸命取り組む(自画自賛)ワタシタチ。
しかしタイムキープ力とリーダーシップ性に欠け、
タワーが立たないという残念な結果に
ん?これは普段の事務局運営でも思い当たったりして…。

と、たかがパスタ、されどパスタなタワー作り。

このプログラムは、二つの団体でペアを組んで
相手のチームワークや進め方をつぶさに観察し、
それを報告し合うという流れで行いました。
後半にパスタタワーに取り組むバディ団体は、
国際交流団体のICYE JAPANさん。

3名と少数精鋭ながら、戦略的にタワーを構築!! 

  
 

その後は過去のケーススタディや、
団体として取り組みたいテーマのブラッシュアップなど、
プログラムは夜までもりだくさん。

とはいえ普段は在宅勤務の私たち。
こんなふうに顔をつきあわせて
がっつり意見交換が出来るのはとても貴重な時間。
写真手前のスタッフまっきーは、愛知県から参加してくれました!

一日目の夜は交流会。
他の団体さんとも活動についていろいろ意見交換
させていただきました。

話とお酒(←ココ、私だけ?)はつきることなく、
最後に部屋に戻るときは、
朝陽が顔をのぞかせていました

…が、やりましたよ、海辺で朝ラン

事務局のジョギング隊長まさこっちの声掛けで
ランニングシューズ持参でいきましたが、
睡眠時間3時間で走ることになるとは想定外でした
いやあ、頑張った自分を褒めたいです…(笑)
 

初日は雨模様だった天気も二日目は快晴となり、
研修会場からの眺めも最高☆

二日目も夕方まで、みっちり研修。

私たちが取り組んだのは、
「医療機関との連携で、もっと多くの母に産後ケアを届ける」というプラン。

どんな取り組みを?具体的に誰と?
相手にとってのメリットは? 
本当に相手はそう思っているか?

…などなど、夢物語で終わらせないための
話し合いをひたすら重ねました。

日常の事務局業務とはまたちがった今回の取り組み。
課題提出の締め切りや中間発表という決められたスケジュールの中で、
何をどこまでできるか?に挑戦する、あたらしい試みです。

産後ケアを広く伝えていくことには終わりはありませんが、
このプログラムの一応のゴールは12月の発表。
どんな形にせよ、取り組みが変化となって現れ、
今後の活動が広がる土台となるように、
力をあわせ、K.U.F.U.(工夫!)を凝らし、
ベストを尽くしたいと思います!



帰りの電車も、ひたすら打合せ…!
「たのくるしい」研修、二日間おつかれさまでした。  
留守を守ってくれた家族のみなさまに心からの感謝を☆


寄付を学んで『マドレ基金』を応援!【8】
 

マドレ基金に寄付してくださった方へのご報告、
「マドレ基金つうしん」が完成しました!
マンスリーサポーターの方や、
クレジットカードで寄付してくださった方に
お送りしています。



寄付者の方へのお礼、そして寄付したお金が
どのように使われたかきちんと報告すること、
とても大切ですね…。

次回は8月発行します(断言)。
編集がんばらねば。 

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★Justgivingチャレンジ★
12/1『准認定ファンドレイザー制度』に向け、
寄付を学んで『マドレ基金』を応援!
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受験日変更★再発進/ハタチ基金報告会に行ってきました

2012-06-08 14:32:08 | 日々

さかのぼって更新します★

6月3日に、マンスリーサポーターとして登録している
「ハタチ基金」の寄付者向け報告会に参加してきました。

日曜日の溜池山王は、ぜーんぜん人がいません(笑)
会場である日本財団ビルの一階にある、
「スワンベーカリー」でお昼を食べようとおもったら 定休日でした(涙)

スワンベーカリー、皆さんご存じですか?
クロネコヤマトの創業者、小倉昌男さんが
障がい者が適切な賃金を得てはたらける場をつくろうと
設立したベーカリーショップです。
★ここだけでも読んでみてください。

子どもが生まれて間もないころ、この話をきいて
「ガツン!!!」と頭を殴られたような(それも困りますが)
衝撃を受けたのをいまでも覚えています。

うちの両親は養護学校の教員だったので、
卒業生が通っている共同作業所に、私も行ったことがあります。
そこはもちろん大事なコミュニティであり、 かれらの居場所なのですが、
ある意味、すごく外の社会と隔てられた場所だと感じたのも事実です。

その思いがずーっともやもやしていて…。
だから、スワンの取り組みを読んで心底感動したのです。

しかも!なんとスワンベーカリー一号店のオーナー、小嶋靖子さん
うちの父と一緒に仕事をしていて、本まで一緒に書いた先生!
…私は父に「お父さんもやんなよ!!」と詰め寄りましたが、
藍染等の創作に忙しいと、却下されました

というわけで、スワンベーカリーは私に
「社会問題を解決する起業」を 強烈に印象付け、
こちらの道に導いてくれた存在でもあります。

…と、スワンの話しが長くなりましたが
「ハタチ基金」の報告会は、
第一部が各団体からの活動報告、
第二部は団体ごとに少人数で質疑応答(時間を区切って2団体に参加)
という流れで行われました。

大変お恥ずかしながら、ハタチ基金の呼びかけ人
(マンスリーサポーターのこと)になっておきながら、
全部の事業をじゅうぶん把握していなかった私。
この日、会場へ足を運んで本当によかったです。

東京へ避難した母子の子どもを一時保育する事業や、
福島県南相馬市で、発達障がいの子どものケアをする事業、
福島県内で屋内型の公園「ふくしまインドアパーク」を作る事業、
そして学ぶ場所や、術を無くした子どもたちに
勉強場所や、教材、教育バウチャー券を使ってもらう事業など…。

文字通り、震災の年に生まれた子どもたちが
ハタチになるまでを支える事業が展開されています。
震災にあってしまったことや、 それにより経済的に
苦しくなってしまった家庭も たくさんある中で、
自分で学んで、考えて、人生を切り開いていける可能性をもった子どもたちに
本気で寄り添っている各団体のスタッフのみなさん。

それこそ、実の親が頼りない場合や、いない場合もあるだろうけど、
自分の育ちをたくさんの人が見守ってくれているという経験は
きっと子どもたちの心にも、強い芯を育ててくれるのだと思います。

【希望のゼミ】NPO法人フローレンスー被災地支援事業ー

ハタチ基金への支援はこちら


寄付を学んで『マドレ基金』を応援!【7】
 

そして、報告会でふたたび
自分のファンドレイザー試験への気合も注入した私に
ショックな出来事が………。

なんと、選択研修の履修不足で
6/30の試験を受験できないことが判明しました。

5/27に、試験申込ができる管理画面が使えるようになり
最終履修〆切りは6/3…。
早々に管理画面に登録していれば、ぎりぎり間に合ったはずが
この週はライブ~選択研修(皮肉だね…)~外出~外出~…と
めずらしく立て込んだ週で、すっかり余裕なく。
 

いや、そもそももっと前に気づくべきだったのですが。

久々に、自分の情けなさに涙しましたね…

というわけで、受験日が5カ月ほど延期になってしまいましたが、
めげずに実務をがんばりながら合格を目指したいとおもいます。

ひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします!
(日時を変更したので、以前からうまく変更できなかった
チャレンジ内容詳細も修正しました!)↓↓↓ 

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寄付を学んで『マドレ基金』を応援!
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マンスリーサポーター制度スタート★寄付を学んで『マドレ基金』を応援!【6】

2012-06-02 09:47:58 | 日々

私にしては、都会に出かけることが多かった今週。
火曜日は、大手町へ!(会社員時代でさえあまり行ったことない…)

ある企業さんにお伺いし、
『マドレ基金』の支援者を増やす方法について
社員のみなさんと意見交換させていただく
ランチセッションに参加させていただきました。

社員の方はみなさんボランティアで
お昼の時間を割いて出席してくださるのです。
会社の中でこのような仕組みがあることが、カルチャーショックです

近年、本業の傍ら週に数時間だけ
NPOの支援などに自分のスキルを提供している方が
増えているようです。
こういったボランティアの方法を「プロボノ」と言います。
Wikipediaより:プロボノとはラテン語で「公共善のために」を意味するpro bono publicoの略

企業で働く人が、週末は身近な問題を解決するNPOのために
スキルを提供する…私も会社勤めのとき、そんな働き方を
していたらもっと世界が広がっていたかも…。
あんなに飲んでばっかりいないで…

興味ある!という方は、サービスグラント東京さんなどに
アクセスしてみてはいかがでしょうか

ちなみにセッションの後は市ヶ谷へ移動。
藍染をやっている父が毎年グループで開催している
展示会に行ってきました。



さて、ランチセッションでも早速紹介させていただきましたが、
マドレ基金の『マンスリーサポーター制度』が出来ました!

登録することによって、
毎月1000円から、継続的に寄付していただくことができます。

私たちが取り組んでいる産後の母子の問題は、
とかく「喉元過ぎれば忘れ」やすい問題です。
「出産直後は大変だよね、でも子どもが大きくなるのは
あっという間だよ…」と言われたり。

でも、その「あっという間」のなかで、
今まで経験したことのない、出産による身体のダメージや、
環境の変化、赤ちゃんと向き合う難しさ、社会から切り離された感、
子どもと二人で一日過ごす大変さを夫に理解してもらえない悲しさ…など
子どもの笑顔と同じ?いやそれ以上に
心を揺さぶる要素にあふれているのがこの時期ではないでしょうか。

そして、赤ちゃんの尊い命を母親が閉ざしてしまう…乳児の虐待が
もっとも起こる(6割)のは0歳児、つまり産後まもない時期に、
母と子どもが二人きりですごす、家の中で起こっているんです。
鬼母だから?本当に…特殊な人だからそんなことをしてしまうのでしょうか??

産後の母親は、社会の想像以上に孤独で、赤ちゃんの命を預かるという
プレッシャーを抱えています。
「みんな経験してきたことだからね」という言葉よりも、
産後の大変さに向き合い、自分の言葉で気持ちを表現し、
友達と共感し合い、夫とわかちあえるようになる…
出産して間もない母親はそんな場所を求めているはずです。

先日、『産後のボディケア&フィットネス教室』吉祥寺教室の
スタジオにお邪魔してきたのですが、
当たり障りのないママトークや、ネタにするだけの夫の愚痴ではなく、
「私はどうしたいか」「どう生きたいか」を自分の言葉で
みんなに伝えようとするご参加者の姿に、
ほんとに胸が一杯になってしまいました…。

『マドレ基金』では、そんな産後クラスに、
自力でたどり着きにくい母親たちを無料でクラスに招待し、
「心身の健康」と「仲間」を得るためのサポートをしています。
双子や三つ子の母、障がいのある児の母、ひとり親など
積極的に受講を呼び掛けることで、今まで家から出るのをためらっていた
たくさんの方が受講してくださるようになりました。

この仕組みを継続させるために、
さらに財源の基盤を固める必要があります。
マンスリーサポーター制度が、その一助となるよう
私たちも期待しつつ、さまざまな方法を模索していきます。
もちろん私も、産後の思いを忘れないように登録しました!

もう一回載せちゃいますが(笑)
マドレ基金の『マンスリーサポーター制度』
はこちら★

↓↓こちらもぜひ応援よろしくお願いいたします↓↓

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寄付を学んで『マドレ基金』を応援!

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CM作りに挑戦!?★寄付を学んで『マドレ基金』を応援!【5】

2012-06-01 06:04:31 | 日々

先週末は、六本木サテンドールというジャズクラブで
アマチュアが出演できる、「Jazz Fresh&crossover」というイベントに
NO DAY BUT TODAYで参加してきました。

5バンド出演して、お客さんもたくさん!
初めての経験でしたがとっても楽しい一夜を過ごすことができました。

…が、アラフォーの働く母である私たち、
日曜夜が長いと、翌週に響きますね(苦笑)
今週は朝も夜もなかなか起きていられません…

そんなライブの翌日は、
私がJustgivingでも掲げている
「准認定ファンドレイザー制度試験」の選択研修を受けてきました。
タイトルは
「誰でもできる」団体の「ファンドレイジング力」をUPさせる共感CMづくり研修

CM!?そうなのです。その名の通り、動画作成ソフトを使って、
60秒の団体のCMを作成するという研修です!
話して伝えるときも同様ですが、60秒で自分たちの活動を伝えるというのは
なかなか難しい。おまけに、「共感」してもらい、
「心を動かして」もらうのはなおさら難しい!!
そのために伝える方法をしっかり考える必要がある、ということをあらためて実感します。

伝えたいポイント…頭で考えているだけだと混乱してきますが、
手を動かして、動画を作りながら考えることでだんだん見えてくる気がしました。
(その分右脳も左脳もフル回転した感じでしたが!)

そしてこの研修では、他の団体さんの動画なども沢山見せていただき、
また作成した動画も6人のグループで鑑賞して、
その中で一番イイ動画を受講者全員で鑑賞するという流れだったので、
実例からの学びがたくさん。
(先生が参考に見せてくださったヤクルトレディのお仕事の動画は、
マジで泣きましたね…)

キャッチコピー、音楽、映像、ストーリー…
これらをK.U.F.U.すれば、たとえ小さな団体でも、
本質を伝え、心をつかむ動画が作れること、
それをYoutubeなどで全世界に配信することで
広がりを産むことも可能なこと…よく考えるとスゴイ!可能性を感じます。
マドレならもっともっとできるはず…。

だからこそ、伝えたいことを研ぎ澄ましていきたいです。

ちなみに、私は『マドレ基金』のCMを作ったのですが、
メッセージはよく伝わってくるというご感想をいただけました
思い入れの強さが伝わったのかなと嬉しく思います。
しかし、いかんせんセンスが…もっと修行せねば!

今回はいろいろな団体や企業の方と一緒に受講したので、
他団体さんのことを知るきっかけにもなり、
出会いもあった貴重な機会でした。

試験もあと一カ月~~!
この研修で正式に受験資格も得られたので、がんばります!

↓↓ぜひ応援よろしくお願いいたします↓↓

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