テレビにアル・ゴアさんが出てたので、昨年11月の地球温暖化防止条約締約国会議にて報告された、いわゆるスターン報告について備忘メモ。
1)気候変動対策をとらない場合の経済的損失は世界のGDPの5-20%。それに対して対策の費用はGDPの1%。
2)2035年の温暖化ガス濃度は産業革命前の2倍になる。これにより世界の平均気温は2度以上上昇する。(2度とは専門家の間で温暖化被害が大きくなるか小さなものにとどまるかの境界線といわれていた。それが29年後。なら50年後、100年後は?)
3)気候変動の影響を抑えていくには、50年までに現在排出されている温暖化ガス量を、少なくとも25%またはそれ以上削減する必要がある。(研究者によっては50%必要との意見も)
4)気候変動への対策としての投資は、経済成長を妨げることのない形で実行することができる。
5)国際的な規模で温暖化ガス排出量を削減していくためには、環境税の導入に排出権取引や排出規制、また低炭素技術の開発やその実用化への支援策、エネルギー効率の改善を妨げる障害の除去対策が必要である。
まあ、温暖化CO2与太話説があるのも承知しておりますが、その辺を素人が判断するのは難しい。
だけども、答がどっちだろうが、この危機説の方に乗ってしまったらいいと思いますよ。
第1に省エネを行うことは、合理的経済的で財布に優しいこと。ゴアさんも言ってたように、新しい電化製品を買ったら上記4)もOK。ただしPC関連の電気消費量は増加中なので注意。
第2に資源がある国、資源を奪える国が大きな顔をする時代は面白くない。そういうのは争いのもと。だったらその資源の価値を減らす方向へいければと。
第3にイノベーションの元になりそうな可能性から。何といっても必要は成功の母。経済成長は環境、エネルギー技術を軸に達せられれば良いと思う。上記5)の線で。
第4に単純に気分がいい(笑)。エネルギーの効率的利用とは、エネルギーを使い尽くすこと。例えるなら完璧な省エネは、米粒の残ってない弁当箱みたいなもの。禁煙して以来こういうのが好きになった。
第5に日本はこの線で行っても殆ど損はしないんじゃないのかと。厳密に考えればいろいろあるのかもしれんが、何より「省エネができる才能」があるんじゃないかと。大げさかもしれんが、できないとこはできないんじゃないのかね。「MOTTAINAI」の看板はダテではないと思う。
現実問題として考えれば、報告の1)、4)、5)でしょうね。
現状、省エネインセンティブが弱いというか。
2)3)は届かないですよね。ドカ食いしてる国には。
ホントは非金銭的インセンティブで動いて欲しいとこなんですが、日本でもそれは無理なのだから、他の中・先進国ではもっと無理な感じがしますよ。
1)気候変動対策をとらない場合の経済的損失は世界のGDPの5-20%。それに対して対策の費用はGDPの1%。
2)2035年の温暖化ガス濃度は産業革命前の2倍になる。これにより世界の平均気温は2度以上上昇する。(2度とは専門家の間で温暖化被害が大きくなるか小さなものにとどまるかの境界線といわれていた。それが29年後。なら50年後、100年後は?)
3)気候変動の影響を抑えていくには、50年までに現在排出されている温暖化ガス量を、少なくとも25%またはそれ以上削減する必要がある。(研究者によっては50%必要との意見も)
4)気候変動への対策としての投資は、経済成長を妨げることのない形で実行することができる。
5)国際的な規模で温暖化ガス排出量を削減していくためには、環境税の導入に排出権取引や排出規制、また低炭素技術の開発やその実用化への支援策、エネルギー効率の改善を妨げる障害の除去対策が必要である。
まあ、温暖化CO2与太話説があるのも承知しておりますが、その辺を素人が判断するのは難しい。
だけども、答がどっちだろうが、この危機説の方に乗ってしまったらいいと思いますよ。
第1に省エネを行うことは、合理的経済的で財布に優しいこと。ゴアさんも言ってたように、新しい電化製品を買ったら上記4)もOK。ただしPC関連の電気消費量は増加中なので注意。
第2に資源がある国、資源を奪える国が大きな顔をする時代は面白くない。そういうのは争いのもと。だったらその資源の価値を減らす方向へいければと。
第3にイノベーションの元になりそうな可能性から。何といっても必要は成功の母。経済成長は環境、エネルギー技術を軸に達せられれば良いと思う。上記5)の線で。
第4に単純に気分がいい(笑)。エネルギーの効率的利用とは、エネルギーを使い尽くすこと。例えるなら完璧な省エネは、米粒の残ってない弁当箱みたいなもの。禁煙して以来こういうのが好きになった。
第5に日本はこの線で行っても殆ど損はしないんじゃないのかと。厳密に考えればいろいろあるのかもしれんが、何より「省エネができる才能」があるんじゃないかと。大げさかもしれんが、できないとこはできないんじゃないのかね。「MOTTAINAI」の看板はダテではないと思う。
現実問題として考えれば、報告の1)、4)、5)でしょうね。
現状、省エネインセンティブが弱いというか。
2)3)は届かないですよね。ドカ食いしてる国には。
ホントは非金銭的インセンティブで動いて欲しいとこなんですが、日本でもそれは無理なのだから、他の中・先進国ではもっと無理な感じがしますよ。