環境関連の備忘メモ。実質的な「その1」はこちら。
パリで開催の国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)において指摘された、地球温暖化の影響と思われる現象について。
その1。熱波の増加。
特に2003年にヨーロッパを襲った熱波では4万8千人が死亡。
その2。乾燥日の増加。
その増加は砂漠化の進行を促す。
その3。永久凍土の減少。
シベリア、カナダで進行中。
その4。氷河の減少。
北極海の夏の海氷が消失。山岳氷河の減少は麓の農業に影響を及ぼす。
問題はこれらが加速中であること。
凍土や氷河の減少により、高緯度地域では穀物の収穫量増大をもたらすので、ロシアの高官は温暖化を歓迎するなどと言ってるようだが、低緯度地域では逆に収穫量を減らすことになる。
温暖化を食い止めるために、新興国工業化の進展を一時的に遅らせるくらいの話であるなら、省エネ技術の活用やイノベーションにより何とか国際的な話し合いも可能とは思うが、食い物の話になるとどうだろうか。
個人的に懸念するのは、上記のキーとなる国がロシアと中国であるという点。不凍港求めて戦争になった国と、豊かになるためならなりふり構わない民が大勢いる国が地球の危機を左右するプレーヤーになるという。
公的な立場の人や、ブロガーでもアルファな人なら言えないと思うのだけど、おいおい大丈夫かねと。やれBRIC's投資だと言って目覚めさせちゃった奴は責任取れってことなんじゃないのかね。
とはいえ貧困の解消という一方の大命題がある以上、新興国の発展を止めることはもう無理な話で、ここはスターン報告と「経済学的思考のセンス」に従って、環境問題防止のために支払うコスト<<<環境問題悪化のために支払うコストという話を進めていくのがよろしかろうと。
しかし食い物の話でこの辺の話が通じるかどうか。。
21世紀は冷戦時代とは違った緊張が世界を覆いそうな悪寒。
国内的にも、おされにロハスだ、6%だ、とかじゃおっつかなくなるかも。
パリで開催の国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)において指摘された、地球温暖化の影響と思われる現象について。
その1。熱波の増加。
特に2003年にヨーロッパを襲った熱波では4万8千人が死亡。
その2。乾燥日の増加。
その増加は砂漠化の進行を促す。
その3。永久凍土の減少。
シベリア、カナダで進行中。
その4。氷河の減少。
北極海の夏の海氷が消失。山岳氷河の減少は麓の農業に影響を及ぼす。
問題はこれらが加速中であること。
凍土や氷河の減少により、高緯度地域では穀物の収穫量増大をもたらすので、ロシアの高官は温暖化を歓迎するなどと言ってるようだが、低緯度地域では逆に収穫量を減らすことになる。
温暖化を食い止めるために、新興国工業化の進展を一時的に遅らせるくらいの話であるなら、省エネ技術の活用やイノベーションにより何とか国際的な話し合いも可能とは思うが、食い物の話になるとどうだろうか。
個人的に懸念するのは、上記のキーとなる国がロシアと中国であるという点。不凍港求めて戦争になった国と、豊かになるためならなりふり構わない民が大勢いる国が地球の危機を左右するプレーヤーになるという。
公的な立場の人や、ブロガーでもアルファな人なら言えないと思うのだけど、おいおい大丈夫かねと。やれBRIC's投資だと言って目覚めさせちゃった奴は責任取れってことなんじゃないのかね。
とはいえ貧困の解消という一方の大命題がある以上、新興国の発展を止めることはもう無理な話で、ここはスターン報告と「経済学的思考のセンス」に従って、環境問題防止のために支払うコスト<<<環境問題悪化のために支払うコストという話を進めていくのがよろしかろうと。
しかし食い物の話でこの辺の話が通じるかどうか。。
21世紀は冷戦時代とは違った緊張が世界を覆いそうな悪寒。
国内的にも、おされにロハスだ、6%だ、とかじゃおっつかなくなるかも。