昔の話を何度も引っ張り出すのは何なのですが、フジとライブドアの一件のとき、ライブドアの方がおかしいだろうと思った人も一定数いたと思うのです。しかしご承知の通り、識者の意見はグレーだがセーフ、そして司法の判断もフジ(ニッポン放送)の方がおかしいよと。
こうなるとアンチLDサイドとしては黙るしかなく、会社は株主のものという商法的会社法的に正しい考えが改めて認知されたわけですね。そこはしょうがないと。 . . . 本文を読む
荒川選手の金メダルで救われたものの、五輪“惨敗”について、いろいろな意見がで出ている。
メディアに対し、日本選手ばかり映さず、勝者や世界の一流の技をもっと見せろという意見も多い。
これ自体は賛同するが、世界の一流の技を見て『Number』的な価値観で悦に入るという風潮は、もう卒業したい。
サッカーがいい例だが、キャプテン翼の頃、つまりJ発足の前から小学生の競技人口では野球を超えていたにもかかわ . . . 本文を読む
このブログでは基本的に市場万能主義であるとか、株主第一主義といった考えに懐疑的なスタンスをとっているのですが、実は仕事場では真逆のスタンスをとっております。
職務柄というのもあるのですが、当社の経営陣が揃いも揃って「昭和」という理由が大きいと言えます。
その意味で私は嘘つきというか、AB型の面目躍如というか、精神的なバランスをとっているというべきか。
まあドンキのTOBの件でシロ判定を下した弁護 . . . 本文を読む
ふたたびフジサンケイビジネスアイの五輪記事から無断掲載。
トリノ五輪のキャラクターで、ネーべ(赤)とグリッツ(青)というらしい。
画像に写った記事文にもあるように、確かに「あまりかわいいとは思えない」。
服のセンスでは負けても、キャラのセンスではイタリアに勝ったかもしれないのだが、デザインはポルトガル人の手によるとのこと。
この辺はヨーロッパですねと。アジアじゃ考えられません。
日本人にウ . . . 本文を読む
「マスコミに騙されたわい」
前の週の半ばくらいまで寝不足をうったえていた当社役員のぼやき。
彼らも騙そうというよりは、番宣のつもりでオリンピックを盛り上げようとしていたのであって、番宣に多少の誇張はつきものとすれば、そう腹も立たない。でもまあメダル基地外である私なぞは、ここでNumber的な評論などできるはずもなく、やはり不愉快な五輪と位置づけしたくなるんだが。 . . . 本文を読む
男と女がいて、結婚の約束を交わしました。女はかつての名家の出でしたが、バブルがはじけてからはイマイチの状況でした。男も名家の出で、バブルのときに被害は受けたものの、そこそこの資産を現在でも抱えている状況です。ふたりは愛し合ってというより、かつての夢よもう一度という打算も働いて、結婚することになったのでした。
しかし女の前にさらにお金持ちの男が現れました。既に打算でしかモノが見えな . . . 本文を読む
以前、こちらのエントリ(「最近見聞きして印象に残った話いくつか」)にて、「コンプラについては、禿同の論説をある産業紙で見つけたので、後日紹介します」としました。長くなりますが、本日紹介することとします。
・コンプライアンスの必要性が唱えられているが、これを法令順守と理解してよいのだろうか
・コンプライアンスとは「要望にこたえる行動」が原義であり、企業活動を社会の要請に即したものとすることがその . . . 本文を読む
仕事柄、証券会社の人とよく会うのですが、たまに「御社は実業ですが、我々は虚業ですから・・・」などといわれます。こういう言葉を発するのは、年配のいかにも株屋な証券マンの方に多く、そこに気色悪い極端なへりくだりを感じたりするのですが、さすがに「我々は額に汗してませんから・・・」などと言われたことはありません。
証券業界の片隅に身を置いたこともある身からすれば、少なくともモノ作り業界の . . . 本文を読む
「落語を見よう」と言った手前、月に1度は寄席に行くようにしている。
今日(昨日)も演芸場に行ったのだが、若手の新作発表会ということか、噺家さんは少なめで、色物さんというか、たいへん個性豊かなピン芸人さんも何人か出てきた。
事前に出演することを知らなかっただけに、メイド姿の芸人さんが「ご主人様~」と登場したのと、年齢3歳・オモイヤリ星生まれの芸人さんがくるくる回りながら登場してきたのには驚いた。 . . . 本文を読む
日付は失念してしまったのですが、先週の日経産業新聞の(当ブログでいつもお世話になっている)終面コラム「眼光紙背」にて「トヨタはなぜ強いか?」についての新説が紹介されていました。ボストンコンサルティンググループの上級副社長さんの説なのですが、曰く、トヨタの組織原理は世界のどの大企業にも似ておらず、フリーソフトLinuxを開発する技術者集団と共通点が多いのだという。そのココロは、伝統的な「コマンド&コ . . . 本文を読む
リメーク続きの角川映画に失望の声あれど、監督が市川崑でエンターテイメント作品なのだから、名人芸を観賞するつもりで観たらよいのではなかろうかと。
昭和51年に角川春樹事務所第1作映画として大ヒットした「犬神家の一族」(横溝正史原作)が、製作から30年の時を経てリメークされることが27日、発表された。しかも、30年前と同じ市川崑監督(90)の演出と俳優、石坂浩二(64)の金田一耕助役という黄金コ . . . 本文を読む
直前のエントリでは日経の経済記事に関して突っ込んだのだが、実は同じ日のスポーツ面での“内館牧子さんが力士の四股名が乱れていることに怒っているコラム”も気になっていた。
「目覆うシコ名の乱れ」シコ名の乱れは、いまや目を覆う惨状だ。こんなシコ名をもらって、力士は本当にうれしいのだろうかと心配すると同時に、師匠のセンスのなさに私はぶっ倒れそうになる。(2月6日付日経新聞 「スポートピア」より)
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