kochikika ノート

旧「こちら某中堅企業企画室」。リーマン話、時事の話、パリーグ話など。ぼちぼちやってます。

ふたたび上田桃子プロのブログに思う話

2007-10-12 21:10:47 | Weblog



誤解から…桃子ブログに批判殺到(スポーツニッポン) - goo ニュース

女子プロゴルファーの上田桃子(21)が、7日に放送されたTBS系のドキュメンタリー番組「情熱大陸」での発言を公式ブログで謝罪した。
番組内で上田は「同級生とかで、バレーとかバスケとかをしている子がもう、不思議でしようがなかったというか、先がないスポーツ(=プロがないという意味)を何でできるんだろうと思っていて」と発言。これを受け、ブログに批判の声が殺到した。

週の頭、更新もしてなかったのにアクセス数が増えていたのは、↑の件で当方のこのエントリにヒットしちゃったからだったのですね。お越しいただいた方、遠からずとも当たらずでご苦労様でした。
しかし桃子プロのところ、また炎上してしまったのですね。。

当方もたまたま上記番組は見てました。
確かに該当箇所においては、ほぉーーんのちょっとだけは気にかかりましたけど、仕事柄、何ぼ伝えたいことを喋っても、メディアを介したら曲解される可能性が大きいことを痛感している当方としては、この程度で炎上してしまうのではかなわんなというのが率直な感想。
変な意味、女子プロゴルフの人気というか注目度をこういうところで再確認してしまったというか。

最近は老人もすぐにキレるご時世だそうですから、万人に好かれるというのは無理な話。日本人最高の“ロールモデル”である松井秀だってWBC辞退の時には文句が出たわけだし、巻き込まれて大怪我しないうちにスパッと断ち切って次なる目標に切り替えていただくのが吉。その意味では素早い謝罪も正しい選択のひとつ。

ただ、彼女の目標が「名」「実」兼ね備えたNo.1のプロになるということなら、「実」の方は、簡単ではないでしょうが、このまま賞金王を獲って、いずれは海外へという方向でOK。
で、「名」の方の目標達成のための最良の手法も、「実」方向で結果を出して、マスコミに提灯を含めた好意的な記事をたくさん書いてもらう方が、伝播力からみても、ブログに書き込むことに比べて、はるかに近道なわけです。

ならばブログ閉鎖、一部のアンチ切捨ても充分アリなのですが、この程度の問題も真正面から向かおうとする姿勢は凄いというか、「ここでも負けず嫌いかよ」というか。この「戦い」で得るものはそんなに大きくなさそうなのに、大丈夫かよと。
まあとにかく、少なくとも当方は、明確な彼女の応援スタンス方向に定まりました。

しかしですね。
さすがに完全にインタラクティブな関係を築くのは無理でしょうが、世界に通じる可能性が高い選手に、「ブログ炎上」という形であっても関わることができたとするならば、関係した人にとってはなかなか凄いことじゃないですかね。
マイナー時代から応援してた選手がメジャーになるなんてのはよくある話ですけど、ある意味面と向かって批判した選手が世界的メジャーになる(まだなってないけど)なんてのは、初めてのパターンじゃないでしょうから。
こうなったらアンチも巻き込んで、大きくなって欲しいと思います。


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