帝京・大田20K 江川知らない平成球児(スポーツニッポン) - goo ニュース
元祖怪物に並ぶ大記録がセンバツで誕生した。第79回選抜高校野球大会第3日は25日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、第4試合で帝京(東京)のエース大田阿斗里(あとり)投手(3年)が小城(佐賀)打線を相手に大会史上2位タイとなる20奪三振をマーク。“怪物”と言われた73年の江川卓(作新学院)以来、34年ぶりの快挙を演じた。
そりゃ江川を知らない子が出てくるのは当然。十二分におっさんの当方でも残念ながら記憶にない。
ただ「誰の球が一番速かったか?」という問いを更なるベテラン野球好きに聞けば、尾崎か江川かという回答がいまだに多い。それも高校時代か、プロ1年目かという時期の。
怪物のピークは早く来ちゃうんですよね。その点で松坂は凄いのですがね。
今回の大田君の投球は(スポーツニュースしか見てないんだけど)、江川と違って鋭いスライダー主体のように見受けたが、
東京・南葛西中では軟式野球部で全く無名の存在。3年時に近所の江戸川球場で偶然、帝京の試合を観戦して進学を希望。練習見学時に前田監督に「いい体してるな。野球部に入りたいのか?」と声をかけられ進学を決意した。
・・・この経歴は「買い」でしょう。
野球ってのは、スタートした後の「第一線での」稼働時間の長短が影響するスポーツと思っているので、プロを考えれば、現状のキャリアパスよりもっと後天的であってもいいと思うのですね。
しかし何より「江川を知らない世代」の特徴が現れているのは、彼や報徳の近田君もそうなんだけど、下の名前でしょう。「あとり」に「れお」。
昔の女性の名前にクマさんとかトラさんとかいて、森鴎外の子供たちの名前も斬新過ぎたことを考えれば、別にいいんですけど(というか、いい名前だと思う)、プロ野球年鑑好きから見ても、“そういう”名前の子供たちはプロにはまだほとんどいない状態。(カープの金城宰之左、マリーンズの青松敬鎔とか単に読めない人はいるが)
江川を知らない、平成生まれの選手の「特徴」とまでは言わないが、今後のトレンドになるかもなと。
ところで、“そういう”名前とは別に、今大会でインパクトがあったのは、有名な北陽高校の上杉達也君は同姓同名ということでさておいて、くしくも同じ高知勢、高野連が泣いて喜びそうな試合を見せてくれた室戸高校の善万城名君と、高知高校の等々力飛雄馬君。そして何といっても都城泉ヶ丘高校のエース、諏訪日光君。
諏訪君については、彼の実家に手を合わせたくなりますね。
あと、常葉学園菊川高校の野球部部長は元中日ドラゴンズの佐野心氏でしたね。
ちなみに佐野さんはこころと読みますが、魔裟斗と結婚した女優さんはしんと読むそうです。関係ないけど。
私の高速バス情報サイトで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。
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http://blog.livedoor.jp/calpediem48/archives/53447786.html
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