朝日新聞記者の子育て日記:子連れの外食、どう思う?(男性編)
今年2月、朝日新聞朝刊・声欄のある投書が印象に残りました。「居酒屋に子ども連れの客が見られるようになった。店側が入店を断ってはどうか」という趣旨でした。
私も居酒屋に子連れで来ている人を見たことがあります。息子「みぃ」の育児を始める前なら、私もその投稿に賛同していたかもしれません。
でも、今は違います。投稿の数日後、同じ声欄で子育て中の女性から反論があったように、最低限のマナーを守っている限り、優しく見守って欲しいと思います。
独り身の当方が言うのもアレだが、居酒屋はどうかと思う。
以前このようなことがあった。
居酒屋で仲間とわいわい飲んでたときに、後から子連れ夫婦が来た。
で、しばらくしたら奥さんの方が我々の席にやってきて、彼らの子供が寝ついたので静かにしてくれと言ってきた。
そしたら仲間うちの一人、地元で子供相手にサッカーを教える熱血親父であるYがキレた。キレた理由・・・
1)子供をこんな時間に(22時頃)居酒屋に連れてくるんじゃない
2)居酒屋はワイワイ飲む場所だ、静かにできるか
・・・ごもっともであるが、幸か不幸か、相手夫婦の奥さんの方は中国人で、日本語が不自由だった。
だからキレたYに対して要領を得ない反応しか出てこない。旦那のほうは一切こっちを見ないで飯だけ食っている。
さらに仲間内で「人権派」のKが、中国は文化が違うのかもしれないし、こんな夜遅くの時間にしか食事できない家庭の事情があるのかもしれないとYを諭しはじめたから、火に油。んなもん、駅向こうのデニーズに行けばいいじゃねえかと再噴火してしまった。旦那は相変わらず下向いて飯を食っている。
Yがキレてしまって、せっかくの楽しい酒の席が台無しになってしまったことに当方がキレた。「帰るぞ!」。
ウチらは酒が不味くなり、夫婦(奥さんの方だけ)は怒鳴られ、店は途中退席で売上が減った。 “三方損”である。
救いは子供が起きなかったことと旦那が満腹になったことくらいだが、やはり全体として、よろしくない。それは場所が居酒屋であるということにつきる。
そういうことなので、上記の朝日の記事には賛同しかねる。
まあ最近は天狗とかワタミとかでファミレスと居酒屋を足して2で割ったような店も増えてきているし、都会と地方では事情も違うと思うので、その辺まで含めると一概に禁止とは言えないが。
さて。
子育て+外食(公共の場)という組み合わせだと、子供を放し飼いにして親たちは例えばお喋りに夢中という、八名信夫に怒って欲しい親子連れがいたりするが、こういうシチュエーションだと日本人より外国人のほうが厳しいのかなという事例を思い出したのでついでに。。
千葉マリンに野球観に行った帰りの京葉線に、応援歌がかっこよかったD・メイ一家が乗ってきた。
かわいいはしゃぎ盛りの子供3人。そのとおりに騒ぎ始めたところ、Ms.メイが一喝。べそかいておとなしくなる子供。幕張から浦安までの間、二度ほど麻酔が切れて暴れ始めたのだが、そのたびにMs.メイがぴしゃり。
実は日本は江戸の昔から子供に寛容な国で、むしろ欧米の方が厳しく接するという話を聞いたことがあるが、あ、そうなのかなと。まあホントのところはよく知らないけど。そうそう、こっちも旦那の方は大人しく一番小さい子をあやしておりました。
べそかいてたメイの息子がリーの息子みたいに出世すれば、居酒屋での話のネタになるんだけどね。
ここらの点が私にも理解できません。特に居酒屋の場合などは。
ということで、かなり前のエントリをTBさせていただきました。恐らく、一度は読まれているかもしれませんが。
ただ、私の経験では、子連れ居酒屋に遭遇した経験は無いのですが。
蛇足ですが、今週は4日間は居酒屋にて会合です。アルコールブロガーの会合ももちろん含まれておりますが、こちらは良き一夜となりました。
ではまた。
ほぼ毎日チェックしてるつもりでしたが、年とともに記憶が・・・
身体はブートキャンプを頑張ってますが、脳みそも何とかしなければならないかもしれません。
オフ会の様子、拝見しました。
顔ぶれからして、お世辞抜きで賢人会議みたいなものです。座談会形式にしたものがあればぜひ読んでみたいくらいです。(特に経済の方向性や環境問題についての話など)