当方が好きでよく行く街、東京は神田の神保町に、皆さんご存知のファミレスチェーンの新形態の店舗があります。
ともに店舗の坪数を抑え、食券制、カウンター席中心、(昼間は知りませんが)店に1人、厨房に2人体制という、牛めしの松屋のような店作りになっています。
この店で定番メニューをつまみつつ、思い出した件がふたつ。
ひとつめ。
4,5年前にある欧米帰りの経営コンサルタントと話してたとき、そのコンサル氏が、「ファミレスは、この味、この値段で、このサービスというのは、非効率だ。ここにいるウェイトレスとかを見てると、壮大なワークシェアリングのように思える」なんてことを仰っていたこと。
この両店舗は、彼がすかいらーくに提言した結果なのかなと。
さすがに違うと思うが。
もひとつ。
バブルの頃、これとは全く逆のコンセプトの店で、「高級な吉野家」があったのをご記憶の方はいらっしゃるだろうか。
吉野家でありながら、店に入ると着物姿のウェイトレスが出迎えてくれ、注文を聞きに来るという。
主力メニューは、「霜降り牛による牛丼」でした。
値段は良く覚えていないが、たしか1000円超だったと思います。
その店はたぶんパイロットだったとは思うのですが、赤坂の古いTBSの前に1軒ありました。
店に行ったのは大晦日だったのを覚えているので、「高級」とはいえ、そこは「吉野家」、年中無休だったということでしょう。
上記低コスト店舗もさることながら、今なら過去にあった高級店舗も受け入れられるのではないでしょうかね。
バーミヤンやガストのSは何のSか分かりませんが、Specialな方向のやつを、「おひとり様」向けなんかで。
当方など常連になるかもしれない。まあ、誰かと一緒に行きたいのはやまやまなんですけどね。