kochikika ノート

旧「こちら某中堅企業企画室」。リーマン話、時事の話、パリーグ話など。ぼちぼちやってます。

楽天球団の企業努力に接して思う話

2007-12-07 21:11:56 | パ・リーグ

宮城県、「楽天」効果は129億円 試合増や人気選手が追い風(共同通信) - goo ニュース

宮城県は7日、仙台市を本拠地とするプロ野球楽天イーグルスの今季ホームゲームが同県に与えた経済波及効果は約129億円との推計結果を発表した。試合数が9試合増えただけでなく、田中将大投手ら人気選手が活躍し、2年連続最下位から今季4位に浮上したことなどから、1試合当たりの観客数や関連グッズの売り上げが伸び、昨年の試算(約97億円)より32億円のアップとなった。

個人的にこういう地方の新しい試みが、努力の甲斐あって成果として現われるニュースを見ると嬉しくなる。それがパリーグ関連の話であればなおさら。

実はこの楽天球団から先日、球場に広告出しませんかという営業がありました。
ちょっとした驚きだったのは、今まで受けたこういう球場の広告依頼の話はすべて代理店経由だったのに、球団直での話だったこと。

まあ各球団がどのように収益をあげようと自由なのですが、この辺は中抜きが当たり前の親会社の発想でしょうか、さすがに(まったく評価しないけど)初年度から黒字だっただけのことはあるなと。

弊社はBtoBの業界でかつ東北地方には縁がないので、残念ながらお断りということになったのですが、頂いた資料は他の球場広告のプレゼン資料に比べて格段に出来がよく、パリーグびいきもあって、何とか担当者の努力が実って欲しいものだなと思ったのでありました。

そんな弊社でありますが、実は来シーズンから某球場に広告を出すことになりました。とはいえ、広告の効果なんて全くアテにしていないというか、まあよくあるバーターというやつ。
残念ながら、いやある意味こっちが商売として正しいのかもしれませんが、実を結ぶ商売ってのは、需要がよほど強くなければ天の声に負けてしまうのが実情。

この辺は、リーマンが話を受けて、リーマンが上にあげて、リーマンが決裁するという体制の限界というか。
まあ、多少経験がある世の営業マンの方々であればそんなことは百も承知でしょうから、件の楽天球団の営業マンも、あの手この手で、もしかしたら今週末は美味しい酒を飲んでるかもしれません。

まあしかし、弊社の広告がパリーグの球場に出る予定であることについては担当者として密かな楽しみであります。
経営陣は「誰が見るんだと」ボロクソでしたけど。



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