kochikika ノート

旧「こちら某中堅企業企画室」。リーマン話、時事の話、パリーグ話など。ぼちぼちやってます。

地球ゴージャス「ささやき色のあの日たち」を観ての話

2007-08-13 00:04:52 | 読・観・聴


岸谷五朗と寺脇康文によるユニット、地球ゴージャスの舞台の雑感話です。
時の経つのは早いもんで、当ブログでは3回目になります(1回目2回目)。

とはいえ、今回の公演ではスケジュールの都合か、寺脇康文は登場せず。
今回の“相方”(この劇団の公演では岸谷と寺脇の掛け合い漫才がひとつの売りとなっている)は、水虫薬のCMが忘れられない北村一輝。

しかし登場人物を絞った今回は、掛け合いに不慣れな北村でよかったかも。
放送禁止用語&描写を含む結構ストレートな男と女の話だったので、あまり掛け合いに流れが持っていかれてもどうか・・・という感がありましたので。

話の筋は、ある特殊なシチュエーションに置かれた面識のない2人の男(岸谷・北村)が、互いの思い出話、それも恋愛の思い出話を互いに繰り広げていく。その中でいろんな「男と女」が歌や踊りで表現されていき、そして面識がないと思われていた2人がある女性を介して繋がっていく・・・という流れ。

ネタバレになるので言えないのですが、この思い出話がポンポン出てくるシチュエーションというのがストーリー的にはひとつのキモで、当方が観たゴージャス公演の中では、派手さは例年よりも少ないものの、脚本的にはひねりが多く、話の筋で引っ張られたかなという印象を受けました。

今回のヒットは、藤原紀香がやるはずだった役の代役に起用された山口紗弥加だったのだろうと。
この人のことは殆ど知らないんだけど、可愛らしさとパワフルさ、両面がよく出てたと思いました。仮に藤原紀香がやったとして、あんなに歌えたのかなとおもえるくらい。まあ、脚本が変わったのかもしれませんけど、「両面」というのは脚本的にポイントでしたからね。

“相方”の北村一輝は、歌もダンスも群を抜いて地味でありましたが、その辺も含めて一本気な男のキャラを感じさせましたので良かったのではないでしょうかね。
こないだは(パチパチとしか観なかったけど)誰もが知ってる泣ける話で、象の飼育員という重要な役どころでしたし、徐々に浸透してきましたかね(長髪が変だという批判はあったが。この舞台のためか?)。

もうひとりの主役級、須藤理彩はイメージどおりの役柄。安心してみてられました。
その他の出演者ではプロのダンサーが何人か入っていたようですが、当方が観にいった公演では音声に一部トラブルがあって、ダンサー君のソロの歌声が聴こえなかったのがやや残念。

しかし相変わらず女性ダンサー陣の腹筋は見事。
「Turbo Jam」買おうかな。。



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