当方、アニメはAKIRAもエヴァンゲリオンも観たことがないレベルで、ほとんど衝動買いだったのですが、たぶん訳が良かったせいでしょう、これは面白かった。
. . . 本文を読む
タイトルと帯だけ見ると、モンゴル勢台頭で日本大相撲の危機みたいな話を連想してしまうのですが、著者がモンゴル文学(と温泉)の専門家ということで、モンゴル相撲出身力士の強さの秘密の筆者なりの分析、彼らの台頭を踏まえての大相撲活性化提言などが本書の趣旨になります。
. . . 本文を読む
格差社会やニートに関するベストセラー(『希望格差社会』とか『ニート―フリーターでもなく失業者でもなく』)は読んでないのでアレなのですが、格差社会やニートに関する話を見聞きするに、どうも違和感が残ってしまいます。
上記書籍を読んで、改めて感じた違和感についての話をいくつか。 . . . 本文を読む
通勤のお供に代表戦などのビッグイベントやパリーグちょっといい試合があればスポーツ紙を、平時には新書を読むようにしているのですが、この時期だからというわけではないのですが、ここ最近は中国関連本がお気に入りだったりします。
. . . 本文を読む
ちょいと前になるのですが、日経ビジネスの06.6.5号の「世界鳥瞰・海外の論壇から」に出てた「専門家は信頼できるか」というコラムの話。
海外の話なんで、アメリカの大学の教授が執筆してるんですが、まずは概要を紹介。
対象とする「専門家」は、主にテレビに登場するコメンテーター、新聞の“識者”など。
. . . 本文を読む
岸谷五朗と寺脇康文によるユニット、地球ゴージャスの舞台の雑感話です。ブログ的にはこちらのエントリの続編であります。ブログが続く限り、この観劇雑感は、年1回出てくる予定。まずは総じての話。ステージ終了後のカーテンコールで、サービス精神旺盛な岸谷五朗と寺脇康文は、必ず客席に向かっていろいろリップサービスしてくれます。で、たしか前回観にいったときも同じようなことをどっちかが言ったと思うのですが、「みなさ . . . 本文を読む
パリーグ、原油高の話の次は『帰ってきたウルトラマン』であります。
もう何でもアリです。
熱心な特撮好きでもないのですが、昨日今日みたいに暇な一日にCS放送(ファミリー劇場)で昔見たドラマの「全○○話一挙放映」なんてやってますと、観ちゃうんですね(といっても『帰ってきたウルトラマン』(以下新マン)は全51話だから分割して放送。明日で完結。さすがに全話一挙だと目が潰れる)。
それに知ってる人は知 . . . 本文を読む
サカヲタ対ヤキ豚・・・
野球とサッカー、日本のニ大娯楽スポーツのファン/サポーターがネット上で意見を交わそうとすると、高い確率でバトルが発生する。
両者が共存するという世界でも稀な日本ならでは(ほかはメキシコくらいか)の平和な光景であるのだが、両競技があらゆる面で対照的であるのは確かなところ。
ヲタ同士のネット上の罵り合いではタメになることも少ないが、英米の経済学者が、二つの競技を冷静に比較・ . . . 本文を読む
これの続きです。 この本を一読すれば、ポリティカルコンパスでいうところの「経済右派」、つまりより市場原理主義に近く、より小さな政府でといった構造改革路線に対する批判本であることがうかがえます。「君らはあらゆる段階で理屈を持ち出す。その理屈は前提から間違っているかもしれないのに」と。この「」は私が勝手につけましたけど。 ですが、ここで私は著者と意見を異にするというか、改革派の方々は、その主張を理論で . . . 本文を読む
『国家の品格』が売れてまして、売れているがゆえに批判も多いのですが、たぶん批判で一番多いと思われる「むかしは良かった」本として片付けてしまうのはいかがなものかと。
この本というか、他の著作も含めてみて著者の言いたいことは、(1)物事にどんな理屈をつけるにせよ最初は仮説で、(2)その仮説を選び取るには情緒力が必要であり、(3)その力の源として著者は“むかし”に解を求めている― という三段階にあるの . . . 本文を読む
このブログでは基本的に市場万能主義であるとか、株主第一主義といった考えに懐疑的なスタンスをとっているのですが、実は仕事場では真逆のスタンスをとっております。
職務柄というのもあるのですが、当社の経営陣が揃いも揃って「昭和」という理由が大きいと言えます。
その意味で私は嘘つきというか、AB型の面目躍如というか、精神的なバランスをとっているというべきか。
まあドンキのTOBの件でシロ判定を下した弁護 . . . 本文を読む
画像と本文はほとんど関係ありません。ついでに日付も。日本海側に比べれば屁みたいなもんでしょうが、明日の朝、家の前の雪かきするときにこれの数十倍のパワーを要する仕事をやっているお年寄りがいらっしゃるのだなと感じるのでしょう。辛いだろうなと察するのは、これが一回だけの話じゃないこと。賽の河原積みの話じゃないが、やってもやっても追いつかないというのは人間という動物にとっては辛いことなんだと思います。それ . . . 本文を読む
いまはハードカバーをあまり読まなくなってしまったので、今もこういう論争があるのかどうかはフォローしていないのですが、高村薫や宮部みゆきが売れるようになった頃から、ミステリーファンの間でちょっとした論争がありました。あくまで外野からの見方ではありますが、大雑把にその内容は、従来の伝統的な推理(探偵)小説、つまり謎が提示されトリックを解いていく過程が描かれているモノこそミステリーであるとする意見と、そ . . . 本文を読む