弊社は頭に“ド”がつくオールドエコノミー企業なのでありますが、上場企業でもあり、時代の流れには一応ついていかなければならないということで、会社のHPをリニューアルしましょうということになりました。そういうことで、コンペを行うこととなり、オールドエコノミーな当社には不釣合いな格好の方々が次々と来社、時代の最先端を行くプレゼンテーションを披露していただきました。web2.0、ロングテールの法則、CRM . . . 本文を読む
当ブログではたびたび「内部統制」に関して批判的な意見をボヤいてきたのですが、5月の取締役会を前に、世間からもぽつぽつと同様の意見が聞こえてくるようになりました。『商事法務』という企業法務に携わる人が購読する、私には睡眠剤となる学術機関誌があるのですが、その3月15日号の最終ページのコラムにて、内部統制を批判する意見が出ていました。
アメリカのサーベンス・オクスリー法は、今となっては、企業の競 . . . 本文を読む
うむうむと頷きたくなる話が海の向こうで進んでいるというニュースをチェックしたので、備忘のためUP。(アメリカの)SECの専門部会が、小規模公開会社については、SOX法に基づく「財務報告にかかる内部統制」や外部監査、開示、会計基準などの規制について、大規模企業と違って現実的な対応を行うべきと勧告しているとのこと。(ソース:週刊『経営財務』3.13号)記事が速報版みたいなボリュームなのですが、要するに . . . 本文を読む
昔の話を何度も引っ張り出すのは何なのですが、フジとライブドアの一件のとき、ライブドアの方がおかしいだろうと思った人も一定数いたと思うのです。しかしご承知の通り、識者の意見はグレーだがセーフ、そして司法の判断もフジ(ニッポン放送)の方がおかしいよと。
こうなるとアンチLDサイドとしては黙るしかなく、会社は株主のものという商法的会社法的に正しい考えが改めて認知されたわけですね。そこはしょうがないと。 . . . 本文を読む
男と女がいて、結婚の約束を交わしました。女はかつての名家の出でしたが、バブルがはじけてからはイマイチの状況でした。男も名家の出で、バブルのときに被害は受けたものの、そこそこの資産を現在でも抱えている状況です。ふたりは愛し合ってというより、かつての夢よもう一度という打算も働いて、結婚することになったのでした。
しかし女の前にさらにお金持ちの男が現れました。既に打算でしかモノが見えな . . . 本文を読む
以前、こちらのエントリ(「最近見聞きして印象に残った話いくつか」)にて、「コンプラについては、禿同の論説をある産業紙で見つけたので、後日紹介します」としました。長くなりますが、本日紹介することとします。
・コンプライアンスの必要性が唱えられているが、これを法令順守と理解してよいのだろうか
・コンプライアンスとは「要望にこたえる行動」が原義であり、企業活動を社会の要請に即したものとすることがその . . . 本文を読む
続き4)望ましい組織に関する愚痴
このシステムをきっちりやり遂げるということになると、社内の風土は息苦しいものになるだろうと。ミーティングの席で、上司に営業成績のことでガーガー言われて、なおかつ日報や議事録がないじゃないかとガーガー言われることもあろうかと。営業数字に関すること以外に、管理項目が増えるということは息苦しさを生むんじゃないかと。 単純に考えて、規則キチキチ . . . 本文を読む
「なんか会計士の金儲けのための法律みたいじゃなあ」先日行なわれた、当社がお付き合いしている監査法人による、内部統制に関する社内説明会を聞き終えた当社役員の素直な感想です。それとは対照的に、監査役がなんか上気した顔になっちゃって、もう勘弁していただきたい。 どういう話かをごくごく簡単にまとめますと、会社法が改正されて、株券がいらなくなるとか、LLCとかLLPとかLLPWとか(←これはウソ) . . . 本文を読む
どうにもこの季節は夜が忙しくなってしまい、更新も滞りがちになってしまいます。ネタが無いわけではないんですけどね。環境銘柄として売ってる当社ですので、事務屋とはいえ「省エネルギー」(財団法人省エネルギーセンター刊)とか「日経エコロジー」とか読んだりします。後者はともかく、前者は技術屋さん向けなので、理解困難ではありますが。で、「省エネルギー」の12月号の(事務屋でも読める)巻頭インタビュー記事に考え . . . 本文を読む
何じゃ、このジャンル(必須)ってのは。(gooの人限定)まあいいや。適当にカテゴラズさせていただくとして、趣味関連以外のエントリでは敬体文章なんだが、今日は常体でいかしていただく。いつもより酒多めなので。年末のこの季節になると、経営企画室では経営計画の策定時期に入る。多分、会社によってこの経営計画の作り方は違うと思う。いや、基本は変わらんかも知れないが、要はトップダウンかそうでないかによって変わる . . . 本文を読む
上場企業では、決算期はもちろん、四半期に一度、会社の業績を開示しなければなりません。その時期はバックオフィス部門は大忙しになります。
そのようなクソ忙しい時期に限ってやってくるのが、投資家必携の「四季報」「会社情報」の情報更新依頼です。まあ、情報自体は業績開示や、決算発表の内容とかぶることが多いので、一から調べなければならないということはないわけですが、それでも担当者として不快な . . . 本文を読む
当社では年4回、全国の支店、営業所の長が集まって、グダグダの非生産的な会議を行ないます。私はその会議の事務局役を務めているのですが、各支店の業績を見て感じたこと。
ドメスティック企業である当社にも、ようやく景気回復のおこぼれが回ってきたかなと。
ドメスティック&中堅という立場から想像して欲しいのですが、だいたい業績は大企業の後追いになるのですね。大手各社の増収 . . . 本文を読む
こちらのブログでは、毎日検索ワードの一覧表が出るのですが、一時「中央青山監査法人」というキーワードがダントツでトップという日々が続いたことがありました(該当エントリはこちら)。 ということで、「中央青山監査法人」というワードをタイトルや本文中にちりばめておけば、アクセスアップ大作戦になるかもしれないということなのですが、時期的にはもう遅いかな。もっとも、開設後半年を経過した頃から、アクセ . . . 本文を読む
前もこのエントリで触れたのですが、IRをやってる関係で、個人投資家さん向けに会社説明会をやったりします(プロ相手は個別に行います)。
で、今年も何回かやったのですが、なかなか凄い状況になっています。
こういう催しは間に証券マスコミなり、IR支援会社なりが入るのですが、彼らも何度かやってるからだいたい入場者数を予想でき、その分プラスアルファの数だけ資料を用意してお客さんを待つわけですね。
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