Blog Vehicle Garden

交通 旅行と、ちょっとした美味しいもの巡り❕
記事中の 難しい言葉等は、★印を付けてます。←コメントでご説明します。

電車・バス であった良い話7

2013年02月28日 | 良い話
今日のお話は完全にフィクションです。

図書館の絵本の中の良い話。

お客さんを10人程乗せた電車。

お客さんは、赤ちゃんからお年寄りまで色々です。

そこに色々なハプニングが飛び込んで来ます。

泣き出した赤ちゃんを、ゴツイ男があやして静かにさせました。

急ブレーキのせいで散らかった、お年寄りの荷物を、みんなで拾い集めました。

(急ブレーキの原因は、踏切で故障した車です。)

バスケットから飛び出した子猫を捕まえたり、窓から飛び込んで来たスズメを助けてあげたり・・・。

この人達は勿論、お互いに、名前も顔もわからない。

知らない人と一緒だと、不安でたまらない。
最初はみんなそう思っているはず。

そんな気持ちが、ハプニングを共に乗り越えた事で、少しずつ少しずつ崩れて行って、最後には心が一つになる。

これはそう言うストーリーなんですね。

お客さんの中には、孤独感あふれる人までいました。

更に、絵をよく見てみると、最初のページはモノクロなのに、終わりはカラーなんです。

これは、不安な気持ちが崩れて、心が一つになって行く様子を、物語っているのです。

電車を降りた時のみんなの顔は、穏やかな良い顔でした。

今こそ、こう言う光景は大切なんだと思いました。

電車・バス であった良い話 6

2013年02月26日 | 良い話
サイクリングが好きで、いつも走り廻っている少年がいました。

ある朝、自転車を止めてベンチで休んでいた少年に、スーツ姿の男性が話掛けました。

「お散歩かい?」

「怖くないよ。」

男性は優しそうな人でした。
日曜日なのにスーツ姿だ。

それもそのはず。男性は、そばに停めてあった路線バスの運転士さんでした。

それ以来少年は、不思議と男性の運転するバスに、よく会うのでした。
少年に気が付くと必ず手を振ってくれます。


男性の運転するバスに乗った事もあります。

時には照れ臭くなって、乗るのをためらった事もありました。

数年後。
男性のバスの中で、少年は話掛けられました。

「中学生になったかい?」

「はい」

本当は、出会った頃から少年は中学生だった。

それどころか、高校生になろうとしていた。

少年はちょっぴり複雑な感じでした。
でも、男性の事が好きでした。

参照記事:電車 バス であった良い話4
この時のお話と少し似ています。

養豚は暇?

2013年02月23日 | お仕事情報一号館 養豚
今日は話題を変えましょう。

「養豚は暇?」

私達 養豚業者も、外で色々な人と会う事があります。(時々は・・・)

そうすると、昼間は何をしているのか聞かれるのです。

豚に餌をあげたり、小屋の掃除をしたりするのは、大体朝や夕方なんです。

その間の時間帯は、豚から目を離しています。

暇ですって?

それはありません。

昼間は色々な事をやっています。

交配担当者は「交配」をやっていますし、分娩担当者は、お母さん豚や赤ちゃん豚の様子を見たりしています。

豚小屋を修理する人もいます。

豚が居ない小屋を洗ってピカピカにする人もいます。

☆排泄物を加工して畑の肥料を作る人もいる。

そうですね。家族養豚だったら、適度に家に帰って一休みと言うのも良いでしょう。

私達 会社養豚だと、なかなかそうは行かないんです。

人と会うときは、豚の香りがしない様に、着替えて入浴までしなければなりません。

部屋から車の中までみんな臭くなってしまうからです。

「こりゃ 車二台必要だな。通勤用とデート用。」

こんな事を言う人もいるのですから。

参照記事:養豚のお仕事3

参照記事:養豚のお仕事4