コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

日本の「テーブルマナー」に感謝

2017年04月13日 | 愚痴ぐちぐち

若い頃に 特に結婚式などで

知らないと恥を掻く テーブルマナー

フランス料理に代表される 面倒な作法・・・

でも

それが たとえ 屋台のタイ料理であっても

場末の大衆酒場であっても

仰々しくはないけれど

一応 マナーってなぁ 守るべきだったりするし

勿論 日本でも 「箸」 の使い方は しっかり知っていて

損はない (と思う) んだけど・・・




多くの日本人は 幸せに浸っているとは 全く思っていないと思う


 

まず 器を手に持って食べて良い という幸せ

その器に 直接口をつけてよい という幸せ

そして 蕎麦のように 啜って食べて良い という幸せ

同時に 口の中に複数の料理を入れ込んで 口内調味して良い という幸せ



な~に ムヅカシイことじゃなくて コレでんがな・・・

ところが 結構 馬鹿にならんのですわ




多くの方が コレの食べ方に 

自分なりのルール ルーティーンが ある

ワタシの場合は 玉子を溶く

ソレを アタマをよけて つゆだくにしてある

ご飯にかけて ご飯の 大凡半分を

「つゆだく玉子かけごはん状態」 にする

(つゆだくご飯が 熱々のうちにしないと 美味しくない) 

それから 七味唐辛子をかけ 紅ショウガを取る

残念なことに 

箸では うまいこと食べられない ジストニアハンドになってからは

幸いなことに レンゲも常備されているので

レンゲのみで この作業をして すくって食べることになる

時々 紅ショウガも口の中へ入れて

味噌汁も啜って 口内調味・・・



コレが どうしましょ

例えば タイ料理では 知名度の高い

グリーンカレー や ガパオ炒めご飯 だったら

どうなるか・・・

タイ式マナーでは 基本的に 器は持って食べない

右手にスプーン 左手にフォークを持って

両の手を使って すくって食べる ことになっている

勿論 麺類も 日本のラーメンの様にはいかない

右手は箸 左手はレンゲであり

啜ることなく 麺を箸でレンゲに取って 食べる ことになっている

啜るのは ガキっぽいと 馬鹿にされる (らしい)

そう思うと 今のワタシは

この麗しい 日本のマナーに感謝する 

刺し箸 ねぶり箸 迷い箸・・・

レンゲなのでね 一切 問答不要ですわ

こんな幸せって フツーのヒトには 

わかんねぇだろうなぁ・・・



昨夜から今朝まで なんと寒かったでしょう・・・

その寒さも 今日まで らしい

週末は 桜吹雪 でしょうか

どうぞ みなさまにうれしいことがたくさんありますように!

そして 毎日笑顔がありますように!



本日のBGM

















































コメント
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