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渾身の神戸市会一般質問 新型コロナウイルス感染症について、12月8日の神戸市会一般質問

2020年12月23日 08時37分15秒 | おーいブログ

渾身の神戸市会一般質問の議事録(速報版)が出ましたので、ご報告します。 新型コロナウイルス感染症について、12月8日の神戸市会一般質問の様子です。す。

12月8日一般質問

国民民主党・友愛神戸市会議員団

大井としひろ(15分)

国民民主党の神戸市会議員 大井としひろ です。12月8日の神戸市会本会議場にて、一般質問 新型コロナウイルス感染症対策について、久元市長以下執行部に質疑を行いました。映像でどうぞ

↓↓↓クリックしてください。

https://youtu.be/_AbjbUQAE6Q @YouTubeより

以下、質疑の様子です。

次に,59番大井としひろ君。

  (59番大井としひろ君登壇)(拍手)

○59番(大井としひろ君) 国民民主党・友愛神戸市会議員団の大井としひろでございます。この11月24日から新しい会派を,川内議員と2名で結成しましたので,今後ともよろしくお願いいたします。

  では,新型コロナウイルス感染症対策について,お伺いをいたします。

  最初に,亡くなられた方々に心より哀悼の誠をささげますとともに,療養中の皆様の一日も早い御回復をお祈りいたします。そして,最前線で働く医療従事者の皆様,関係者の皆様をはじめ,暮らしを支えてくださっている全ての皆様に,心より感謝を申し上げます。

  これから年末年始にかけてのコロナ対策についてお伺いをいたします。

  全国で新型コロナウイルス感染症の患者数が増加する中,神戸市においても感染者数が増大し,クラスターの発生件数も増加してきています。感染拡大を防止するためには,神戸市民1人1人の心がけが最も重要であると感じています。これから年末年始を迎え,人の移動が多くなり,人と人との接触も増えるおそれがあります。神戸市としても,市民に対し,感染防止対策を再度徹底してもらうよう,効果的な呼びかけを行うべきと考えますが,御見解をお伺いいたします。

  次に,兵庫県神戸市の三次救急の最後のとりでである神戸中央市民病院の富井副院長が,26日夕方のテレビのインタビューで,11月の3連休明けからコロナウイルス感染症の患者が増加すれば,医療提供体制が大変な状況になる。ぎりぎりの状態だとインタビューで述べられていました。勝負の3週間も第2週に入り,じわりじわりと感染者の数が増えてきました。

  中央市民病院に新型コロナウイルス感染症重症者病棟が11月9日から運用が開始されましたが,もう既にICU,集中治療室は14室ありますが,もう14室満室で,重症者病棟も36床のうち,28床が埋まっております。

  神戸市の医療体制の負荷について,病床の逼迫具合というのを見ますと,重症者用の病床の占有率は現時点の確保は72%で39床のうち28床が埋まっています。最大確保は55%で51床のうち28床が埋まっています。病床全体では,病床の占有率の最大確保は81%で,160床のうち130床が埋まっています。最大確保50%以上でステージ4となるわけで,爆発的な感染拡大,深刻な医療提供体制の段階となり,最も深刻な状況になっております。病室は最大確保できても,医療スタッフは確保できるのでしょうか。医療崩壊寸前の危機的状況にあるのではないかと心配をしております。御見解をお伺いいたします。

  15分しかありませんので,簡明に御答弁をよろしくお願いします。

  以上です。

  (「議長」の声あり)

○副議長(平井真千子君) 久元市長。

○市長(久元喜造君) 大井議員の御質問にお答えを申し上げます。

  年末年始に向けた対応をしっかりとっていくことは,重要です。11月19日に神戸市の対策本部会議を開催をいたしまして,神戸市の方針に基づき医療,検査,相談体制の確保や感染拡大防止の取組を実施することといたしました。

  具体的には,基本的な対策の徹底を保健所からの3つのお願いといたしまして,様々な広報媒体を活用し,全市民及び約2万5,000を超える事業者に呼びかけを実施をいたしました。

  感染拡大の取組の推進に当たりましては,市民お一人お一人に,また各事業者や事業所に幅広く御協力をいただく必要があります。

  改めて,市民,事業者の皆様には基本的な感染予防策に加え,大人数や長時間に及ぶ飲食など5つの場面で注意喚起を行っております。

  感染拡大地域への不要不急の外出自粛など,感染リスクを下げるための取組の徹底につきまして広報を行っているところでありますが,今後,年末年始に向かう季節,あらゆる広報手段を活用しながら呼びかけを行っていきたいと考えております。

  今後の医療体制につきましては,恩田副市長からお答えをさせていただきます。

  (「議長」の声あり)

○副議長(平井真千子君) 恩田副市長。

○副市長(恩田 馨君) 現在,市内におきましては,感染症指定機関でございます中央市民病院,それと適切な感染予防策がとれる市内医療機関の連携によりまして,従来120床でございましたけれども,現在160床を確保してるところでございます。

  ただ,11月26日に兵庫県の新型コロナウイルス感染症対策本部から,入院医療体制を強化するため,さらなる病床確保に向けた協力要請があったところでございます。

  この中で受入れ病床数の追加,新たに陽性患者を受け入れることについて検討するよう指示がございまして,160床の確保に加えて,新たに25床程度の病床確保に向けた調整を進めているところでございます。

  さらなる感染拡大等により,無症状,または軽症の患者が多数発生する可能性もございます。医療供給体制に支障が生じないよう新たなホテルの借り上げについて,早期開設に向け,具体的な協議を進めているところでございます。

  今後さらに感染者が増加した場合でございますが,病床の運用が厳しい状況が出てくる可能性もありますので,感染者の病状を見極めた上で各医療機関との連携,宿泊療養施設への転院など,さらなる活用によりまして医療提供体制の確保を図っていきたいというふうに考えております。

  例えば,西市民病院,西神戸医療センターで軽症・中等症患者を受け入れるとともに,中央市民病院と連携し,患者の症状に応じた転院受入れ体制を構築するなど,市民病院機構一丸となって対応に努めていきたいと考えてございます。

  (「議長」の声あり)

○副議長(平井真千子君) 大井君。

○59番(大井としひろ君) 今,恩田副市長から病床の数を120から160に増やして,これからまだ25床増やすと,この25床増やすということですけれども,先ほどもちょっと私,最初にお尋ねしましたけれども,この医療体制というか,ドクターなり看護師さんの病床を増やすだけで,その方々を持ってくることができるんですか。

  今,北海道でも大阪でも東京でも看護師が足りないというような状況になっている中で,こういう状況の中で,25床を増やすということで,その辺のところは十分対応できるんですか。それちょっとお願いします。

  (「議長」の声あり)

○副議長(平井真千子君) 恩田副市長。

○副市長(恩田 馨君) 御案内のとおり,中央市民病院では11月9日より重症患者向けの臨時病棟の運用が開始をされております。そのことで感染管理というのがより徹底されたというようなことで,医療従事者の方も負担軽減には大きく貢献しているというふうに認識しております。

  また,市民病院機構の各病院におきまして,職員のケアとかいうものに取り組んでおりますけれども,人材確保についてでございますけれども,1つ医師につきましては,集中治療を専門とする医師を1名追加採用するための今公募を行っております。専門医師の確保は容易ではございませんけれども,大学や他の医療関係機関と折衝を進めているところでございます。

  看護師につきましては,当面の対応として,西市民病院及び西神戸医療センターから中央市民病院に対しまして集中治療に対応可能な看護師を応援派遣できるように体制の構築を進めております。

  一方で,年度途中での採用活動も積極的に行っておりまして,さらに令和3年度の看護師を上積みして採用,これ約50名でございますけれども,することとしておりまして,集中治療に対応可能な看護師を早急に育成する予定でございます。

  現時点で採用予定人数を上回るような内定者を確保できているというふうに聞いてございます。

  (「議長」の声あり)

○副議長(平井真千子君) 大井君。

○59番(大井としひろ君) ぜひその辺のところは十分対応できるようによろしくお願いします。

  中央市民病院の富井副院長が医療提供体制が大変な状況になる趣旨の発言をされていたことからも,スタッフの皆さんの精神的,肉体的負担というのは非常に大きくなっていると感じています。この3月からもうずっと多分おうちにも帰っておられない方がたくさんおられるんじゃないかなと思います。

  このような状況の中で医療と介護を担う,このような状況下において,スタッフへの精神的ケアなどの負担軽減,さらには人材確保を行うことが大変重要だと考えますけれども,その辺の御見解を簡単にお願いいたします。

  (「議長」の声あり)

○副議長(平井真千子君) 恩田副市長。

○副市長(恩田 馨君) 先ほど申し上げましたように,市民病院機構各病院におきまして,コロナ対応におけるストレス,不安等に対する相談窓口を設置をするなどして職員の心のケアにも取り組んでおるところでございます。

  さらに家族への感染拡大,通勤中の感染拡大を懸念されて,病院,自家用車に泊まり込むような職員もいましたので,これについてホテル等の宿泊施設を確保するなどで,職員の心身の健康確保に努めてるところでございます。

  先ほど申し上げましたような人材確保もしっかりと尽くした上で,このコロナのタイセイを乗り切っていきたいというように思ってございます。

  (「議長」の声あり)

○副議長(平井真千子君) 大井君。

○59番(大井としひろ君) 今日の神戸新聞に大阪では,ドクターや看護師さんがたくさん辞めておられるというようなニュースが大きく載っておりましたけれども,幸い神戸の中央市民病院をはじめ,この病院群ではそういう医師の方々が退職したというのは少ない。去年と変わらないというようなことをお聞きしておりますけれども,やはり皆さん歯を食いしばって頑張っておられるわけで,この辺のところをもう1度皆さん方に報いるために神戸市としてどのようなことをしなければいけないと思っておられるか。もうちょっとお聞きできませんか。

  (「議長」の声あり)

○副議長(平井真千子君) 恩田副市長。

○副市長(恩田 馨君) 今後とも各市民病院機構をはじめ,コロナ受入れ病院で勤務しているような医師,看護師の方々,それにそのスタッフの方々,そういった方々がコロナにしっかりと向き合っていただくことが必要だというふうに思っておりますので,私どもとしましてはいろんな施策を用いまして,できる限りの応援をさせていただければというふうに思っております。

  (「議長」の声あり)

○副議長(平井真千子君) 大井君。

○59番(大井としひろ君) やはり,多分コロナが発生して中央市民病院群のこういう感染症対策の医療関係者の皆さんは,多分ここまで長引くとは思っておられなかったんじゃないかなと。100メートル走というか,一気にダッシュで詰めていけば,何とかなるんではないかなと思っておられたんだと思います。

  しかし,それがどんどん伸びて1,500メートル,あるいは3,000メートル,5,000と,このままいきますと,多分1万メートルどころじゃなくて,42.195キロ,マラソン,あるいは100キロのというような,そんなことになり得る可能性もあるような大変な状況の中で今病院群の先生方は民間も含めて,歯を食いしばって本当に頑張っておられるということを,この間,富井さんがテレビで多分皆を代表してぎりぎりだというのは,本当にぎりぎりじゃないかなと私は感じました。

  ぜひ,その辺のところを含めて,最大確保の病床数についても病床数は増やせても果たして医療スタッフが配置できるのか。救命救急センターのスタッフを登用しなければならなくなるのではないか。中央市民病院の救急患者受入れができない状態になるのではないか。危機的状況に陥るのではないか。

  これから寒くなる12月から1月にかけて,脳卒中,心筋梗塞等の患者が増え,このほか交通事故等で重症・重体救急患者は年末年始にかけて増大するであろうことは想像に難くないわけですが,このようなコロナ禍でも1年365日,24時間,断らない救急医療体制が維持できるのか,この辺のところが大変心配をしております。

  医療が逼迫し,医療崩壊は目の前まで来ているのではないか。医療現場の切迫感が議会では伝わってこない。執行部と中央市民病院の最前線と危機感が共有されていないのではないか。医療崩壊が始まっているのではないかと心配事が増えるばかりです。

  そして,新型コロナ感染症による差別防止を推し進めていただき,正しい知識を持ち,誹謗中傷は止めるよう,ノーモアコロナ差別の推進をよろしくお願いいたします。

  久元市長におかれましては,このような心配事の払拭に全力を傾けていただき,神戸市民,そして医療従事者の皆様をお支えいただきますようお願いを申し上げまして終わります。ありがとうございました。

○副議長(平井真千子君) 御苦労さまでした。(拍手)

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