私はコイズイミさんは個人的には大嫌いですが、彼が総理になって、政治家と官僚の利権の世界に検察の手が入ったり、国民の目が向いたり、という成果は一応あったと思っています。(次は特別会計ですかネ)
ともかく議会制民主主義の国に生まれたからには、政治に参加するために誰か議員を選ばなければならないわけですが、「100%理想的な議員がたまたま自分の選挙区から立候補する」という異常な幸運を期待するわけにはいきません。シツレイながら、「ありあわせ」の議員の中から何とか選ばなくてはならないのが普通です。
前回の選挙の時は「改革なしくずし派を勝たせない」という目的で投票しましたので、生まれて初めて自民党の議員を選びました。
でも、自民党がこのままどんどん国粋主義的な政策を進めて行けば(行くに決まってますね)、次の選挙では「とにかく自民党を負けさせる」ために投票します。ともかく「ありあわせ」のもので何とか自分の意思表示をするために、こういう行動をとる人はすごく多いと思います。
今はどうにもこうにも、野党がダメんず&レディースばっかりなのが問題ですが、多くの人達が「とにかく自民党以外」に投票すれば、相変わらず自民党が最大多数の議席を獲得したとしても、全体に対する割合は減るので、ずいぶん事情は変わるはずです。
来月から新聞を購読することにしました。3ヶ月だけ試してみて、つまらなかったらまたやめます。購読する理由はもちろん、いろいろと知識を得るためですが、もう一つ、新聞を「チェックする」という気持ちもあります。最近どうもNHKなどのマスコミが、以前よりずっと露骨にアヤシイような気がして・・・・。
*今日の俳句(合本・俳句歳時記、角川春樹事務所)と絵は、本文とは関係ありません。昨日の「造反議員」の顔のお口直しにと思って・・・・。
ありがとうございます。たまには(初めてかな?)美人を描いてみようと思って・・・。
ご紹介していただいたブログを見ました。観念的すぎなくて面白いですね。時々チェックしたいので、「お気に入り」に入れました。
>復党組が中央ではしおらしくしながらも地元の自民党県連でどんな粛清をやらかしてくれるのか、人間の本性の見せ所と期待しています(特に野田聖子)。<
そうそう、先日お蕎麦屋さんのTVでチラッとお見かけしました。あの方、迫力あるのは結構ですけど、デリカシーがなさそうですよね。
きのうのニュースで、武部もと幹事長が「国民は許さないだろう」というようなことを言っていました。彼は前回の選挙の中心にいて、前回の得票の「内訳」を実感で知っている人だと思います。大勝利が明らかになった時のビビッた表情が印象的でした。
私たちのような有権者はものすごく多いと思います。野党にはホントにまったく人材がいませんけど、「自民党を負けさせるため」と割り切ってしまうしかないですね。
さて、政治家の選択はいつでも「ありあわせ」だと言う部分は確かにそのとおりだ音もいます。
復党問題は自民党の中でも納得いかない方が多いようです。
愛知和男議員の政策秘書?の方のブログ(なかなか硬派の論客の方です)の「政治は『二流の仕事』である」という記事はなかなか実感がこもっています。
http://sessai.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_09c4.html
私自身は、復党組が中央ではしおらしくしながらも地元の自民党県連でどんな粛清をやらかしてくれるのか、人間の本性の見せ所と期待しています(特に野田聖子)。
コントロールしていくというのが
民主主義なのでしょう。
その潮目が今回であったなと思います。
前回は1つの改革をやって欲しかったので
それこそ生まれてはじめて自民党に投票しました。
選挙権をもって20数年、そんなことをしたのは私も初めてでしたね。
受け皿としての野党は、野党になるとどうしてこんなに鈍いのだと思うばかりですが、次はちいっとばかり反対票を投じなければなりますまい。