ANOTHER PLANET

与太話とマンガ。ホームページへのリンクはBOOKMARKにあります。

わたしのいけん

2006年05月03日 22時52分58秒 | いろいろ

 ここ数日、中途半端にまじめに考えてしまったので、いろいろ説明不足だった点に気が付いてしまいました。一応補足をしておこうと思います。

 まず、「なんでまたナショナリズム礼賛のような事を言ったのか」という点です。
 「あえて、今だから」なのですが、「今」というのは考えてみると「愛国心の法制化」などという異常な政策がまじめに取り上げられている時なんでしたね。忘れていました。

 私はごく常識的に、「国家間、民族間で差別をするのは間違いだ」と考えています。でも現に世界がそういう間違いだらけで、歴史も同じ間違いだらけだという事は・・・、そこに人間の本質に関わる何かがあるからに違いありません。
 で、自分の「気持ち」を覗いてみると、たしかに何かしら祖国の風土に対して感じる情感というようなものがあることに気が付きます。
 そしてこういう気持ちを無視して「そういうものは無い!世界は一つ、人間はみな同じ」と言うのは無理があるので、どうしても力が弱くなると思うのです。
 力のある「平等の理想の主張」をするためには、「隣の国より自分の国のほうが好き」という気持ちを「なくす」とか、「無いとみなす」とかせずに、「おおいにあります」と確認した上で、そういう気持ちの内容を分析して、「じゃあどうしたら仲良くなれるのか」という方向で「だけ」考えていくべきだと思います。
 実際は、そんな「気持ち」の問題より経済の都合の方が、より大きく世界を動かしているようなので、あまりたいしたことではないのですが、日々の出来事に対する判断の基準に、そういう理想を持っていたいと思っています。

 ・・・・・・例によって、脳みそがくたびれてしまいましたので、このへんで終わりにします。

 お騒がせいたしました。

*今日の写真は、先の友人が壇一雄の家を見に行く途中で取った能古島の風景です。