多分に年齢のせいで、体力が弱っているから良く分かることだと思うのだが、階段というのが非常にきついと言うことである。写真にあるように綺麗に整備された階段は、若い頃にはポンポンと跳ねるように飛んで行け非常に楽だったし早く登れ助かった訳だが、今は全く逆で階段は非常に疲れる。階段の横に自然に出来ているいわゆる“脇道”を歩くと大変楽なのである。脇道の下は当然土だし、そこに枯れ葉が一杯積もっていたりすると、正に雲の上を行くように気持ちよく身体にも堪えないのである。だから今は、綺麗に整備されたコンクリートや石の階段を登るときはわざわざ固い部分を避け、間にある土の部分に足を運ぶのである。当然歩幅は狭くなるし、繰り出す歩数は多くなるわけだが、しかし如何にも膝に来ないし、腰にも響かない。こんな事も、この年になって初めて実感する発見である。
そこでまた、都会の日常の中での満員電車の苦痛と合わせて、非常に多い階段の上り下りが如何に身体、取り分け膝や腰に響いているかを今さらのように知るのである。都会のコンクリートジャングルが年寄りにとって如何に厳しいか、堪えるか改めて認識させられた。今さら土の道が懐かしい、木の階段が優しいなどと言っても詮無いことであるが、年を食うとますます昔が懐かしく、良い時代だったと思えるのは、こんなところにもあるのだと実感する毎日である。
そこでまた、都会の日常の中での満員電車の苦痛と合わせて、非常に多い階段の上り下りが如何に身体、取り分け膝や腰に響いているかを今さらのように知るのである。都会のコンクリートジャングルが年寄りにとって如何に厳しいか、堪えるか改めて認識させられた。今さら土の道が懐かしい、木の階段が優しいなどと言っても詮無いことであるが、年を食うとますます昔が懐かしく、良い時代だったと思えるのは、こんなところにもあるのだと実感する毎日である。
何時まで続くか!
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