「浅間山明鏡止水」あさまやま めいきょうしすい

「クロッカス・ローズ」~モネの色彩と「Rose Library」(4)

「クロッカス・ローズ」~モネの色彩と「Rose Library」(4)

モネの色彩「軽井沢レイクガーデン・フレンチローズガーデンを望む」




薔薇の貴公子大野耕生氏
50年の歴史を持つ別荘地レイクニュータウンの中に、2007年オープンした広大な庭園「軽井沢レイクガーデン」。

日本中のガーデナーが注目する薔薇園で、ガーデンプランに設立当初から関わっている大野耕生氏、「ローズスタイリスト」として活動する気鋭のバラ栽培家です。

全国各地のローズガーデンデザイン・植栽等を手掛ける傍ら初心者にも易しい栽培方法やバラの魅力を幅広く伝える講演活動を全国各地で精力的に展開中です。
大野耕生氏語る
「軽井沢は冬の寒さがバラの花にとって最高の適地。寒暖の差が花びらを大きくさせます」

「バラ栽培の楽しみだけではもったいないと思います。
それぞれの五感を使ったバラの楽しみ方があります。

目で花を愛で、耳で花びらの落ちる音を聞き、花の香りを楽しみ、茨のトゲや葉っぱに触れ、花びらのジャムや紅茶を味わう。

いっとき立ち止まって周囲を見渡す心のゆとりが大切です」
https://www.rose-stylist.com/



クロード・モネ(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)
印象派を代表するフランスの画家。
「戸外の人物習作(左向き)」

モネが1886年に描いた作品で、「日傘の女(左向き)」とも呼ばれ、「散歩、日傘をさす女性」の構図を意図的に再び採用した作品です。
「戸外の人物習作(左向き)」では、モデルを務めたオシュデ夫妻の三女シュザンヌの表情は判然としない。1887年にモネは、こうした試みを行った意図について、批評家のテオドール・デュレに対して、「私が納得するままに、風景画のように戸外の人物を描く」と述べている。

「睡蓮の池」

神奈川県箱根町ポーラ美術館所蔵
(日本に存在していることを誇りに思っています)
モネは、1883年からジヴェルニーに移住し、ここに家を建て、庭を造成します。
家の前には色とりどりの花が咲き乱れる庭を造り、1893年「水の庭」を造りました。
「水の庭」には、池を作り睡蓮を植え、池の上にはモネは好きだった日本の浮世絵に描かれたような太鼓橋を架けました。
この自分がつくり上げた幻想的な庭で、モネは睡蓮の池と橋の風景を描いています。
この作品は1899年の連作12点のうちの1点で、3点目です。

「睡蓮の池と橋の風景」シリーズ1899年の連作12点全てをご紹介できるかどうかはまだ分かりませんが、私も初めての試みですので、出来る限りご紹介していきたいと思います。

カテゴリーに「Rose Library」を作りましたので、いつでも覗きに来てくださいね。
何しろレイクガーデンには「バラの花400種類」あるのですから、まさしく「ローズ・ライブラリー」にして行きたいと思っています。
そしてバラは6月から9月まで1番花、2番花、繰り返し咲きます。


「クロッカス・ローズ」(4)
大輪のロゼット咲きは、最初カップ咲きで次第に反り返ってきます。
色はソフトな杏色、時間とともにクリーム色となり変化が楽しめます。
力強い自由咲き、ティローズの芳香が楽しめるイングリッシュローズです。
小さめな花びらがびっしりと詰まってまるでダリアのような花形です。
大腸癌の人々を助けるために設立された「クロッカス信託」にちなみ命名されており、売り上げの5%が献金されます。



品種名(分類と系統)シュラブ イングリッシュローズ
原名 Crocus Rose
咲く時期 四季咲き 
花の形 カップ咲き ロゼット咲き 
花径・葉色 中輪
香り 香り強く香る
作出年2000年 作出者デビット。オースティン 作出国イギリス

コメント一覧

knsw0805
akiさん、おはようございます。
政府は昨年の2月横浜港の大型客船処理から既に対応が間違って来ました。PCR検査の無料検査場を全国市町村と盛り場に設置すべきでした。私は言い続けたのですよ。そしてワクチン接種への接種開始が遅すぎました。沖縄県も大変だと思いますが自重、ご自愛されてくださいね。新着楽しみにしています。
aki18617
浅間山明鏡止水さん今晩は 度々の訪問、アクション
コメントを頂き大変励みになります
沖縄の事に興味を持って下さり 大変嬉しく思います

現在の日本は異常です 全国的なコロナ過 
そうして雨水過で国民は沈没しそうです

コロナ過で沖縄も大変ですが
一日も早く沈静化する事を願うだけです

浅間山明鏡止水さんは お元気そうで何よりです
お互い体に気を付けて、、、
ありがとうございます
knsw0805
Shouさん、こんにちは。
丁寧なるコメントありがとうございます。
またお伺いします。
shou1192_2010
Kenさん ふたたびのコメントです。
白い「クロッカス・ローズ」はいいですね。
解説にあるように、白い花びらがダリアのようにびっしりと詰まり、陽の光を受けたら
さぞかし美しい姿を見せてくれるものと思います。

なお、「空白の短歌史(1)」を、じっくりと読んで頂いたとのこと。
ありがとうございます。

大野勇二氏は、独特の詩論を論じる方ですが、
「詩は詩の面目にかけてのみ詩である」は鋭い指摘ですね。
また、Kenさんのおっしゃるように「品性・品格」に裏打ちされた
「鋭い感覚」があってこそ、詩として成り立ちうるのだとも言えますね。
「詩人」としてのKenさんの理解に、私も学んでいきたいと思います。

「信じられないことは信じることから始まる」の歌詞に期待したいと思います。
shou1192_2010
Kenさん こんにちは。
早速にコメント頂きありがとうございます。
「空白の短歌史(1)」は、今後月一回程度の頻度で、このブログに
整理しつつ掲載していきたいと思っています。

線状降水帯等の災害状況ですが、お陰様という表現は不謹慎ですが
当地域は東京湾側に面しているためか、大雨にはなっていません。
ただ、箱根に近い松田町には「記録的短時間大雨情報」が出て
警戒を強めています。
なお、神奈川県のコロナ感染者数も、おっしゃるように14日2356人と
感染爆発の様相を呈しています。私の周辺でも現役世代の感染者が
出ていますので、今まで以上に十分注意して参りたいと思います。

色々お心遣いいただきありがとうございます。
knsw0805
ヤマさん、おはようございます。一日も早く全国民1億の民がワクチン接種ならびに自宅でも飲み薬等で治療できる状態が待ち望まれます。軽井沢レイクガーデンを調べていくと「施主はパソナグループ」「ローズ監修は大野耕生」とありましたので、少し深堀させて頂きました。
yama1411
ワクチンと治療薬が共に効用を発揮するとコロナに対する感覚が、インフルエンザと同じようになり日常が戻るのではと。塩野義製薬も点滴でなく飲み薬の開発に成功し治験を開始しているとのことですが、いよいよ終局、終戦に向かいつつありますね。マスクなしで駆け回りたいものです。
 バラは春バラの方がみずみずしくて好きなのですが、大野耕生先生がいわれるように「軽井沢は冬の寒さがバラの花にとって最高の適地。寒暖の差が花びらを大きくさせます」。
 そうだと思います。でも、バラはほとんど一年中花をつけるので。いつでも楽しめる花ということでしょうか。
 
 
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