昨日、仕事が終わったあと町内のグループホームが主催した講演に参加してきました。
テーマは“認知症”。
講演をされたのは、伊達市でグループホームやデイサービスなど介護関係で尽力をされている宮崎直人さん。
たぶん、この分野ではかなり有名な方。
この講演の中で宮崎さんは、自身の施設で入所している高齢者を指して「じいさん」、「ばあさん」と言われてました。
私は学生の時にそういう風に呼ぶのは血縁者でもないのに失礼、「○○さん」と呼びなさいと学びました。
だから、介護の専門家がそういう風に呼ぶのには最初アレ?!という感じでした。
でも、だんだんとその言葉に不思議と愛情を感じました。
話を聞く中で、高齢者との関係性を大切にしていて、高齢者自身に愛情をもって関わっていると感じたからだと思います。
今は、病院でも「○○さん」ではなく、「○○様」と呼ぶところが多いいようです。
そう呼ばれることでよそよそしく感じる方もいるでしょう。
逆に好感を抱いてくれる人もいるかも知れません。
要するに、人を相手にする仕事はマニュアル通りではいけないということでしょうか。
また、介護者を悩ます問題行動についても、「あれは、自分らしさを取り戻すための“適応行動”」と言われていました。
私達も大きなストレスで本当の自分ではないと感じた時怒りを感じたりしますよね。
納得です。
認知症でコミュニケーションが難しくなっている入院中のおじいちゃんやおばあちゃん達。
五感でメッセージを受け止めれるようがんばろう。
画像は豆腐ドーナツ
抹茶も入れてみました。
ミスドのCMを観ていたら妙に食べたくなりました。
美味しいよ