若者を中心に麻疹が大流行していますね。
みなさんは予防接種は済まされていますか?
私はもちろん、そんな記憶はなく、先日実家へ行った際に自分の母子手帳を確認してみました。
何だか古い教科書を覗きこむような気持ちです・・・。
破傷風、ポリオ、百日咳、痘瘡、そして風疹の接種は済ませているよう。
でも麻疹は不明。母親に聞いても今ひとつ。
でも、もう、このトシですから既に不顕性感染(知らないうちに感染し、症状が出ないけど免疫を獲得している)をしているようにも思います。
で、その母子手帳。正確には「母子健康手帳」。
妊娠が判明すると市町村からお母さんへ必ず交付される「母子健康手帳」、その歴史が気になりました。
1937年、国の人口増加施策の一環として後の母子手帳の根拠法令となる「母子保健法」が制定。
当時日本は第二次世界大戦前で富国強兵思想が強く、子供は次の世代を背負う「小国民」と呼ばれ、「生めよ増やせよ」という標語のもとに出産が奨励されていたそう。
そんな中、1942年母子健康手帳の前身となる「妊産婦手帳」が交付され、世界で初めての妊産婦登録制度が発足。
現在は時代の変遷とともに内容も充実。妊娠、出産、そして子供が小学校入学するまでの一環した母のため、子のための健康手帳になりました。
名前も、それまで「母子手帳」として親しまれていましたが、1966年には「母子健康手帳」と衣替えし、今に至っています。
“母子手帳”とどうしても言ってしまうのは、その名残ですね。
戦争が「母子健康手帳」の始まりに深く関係していたとは驚きました。
でも、始まりがどうであれ、今の日本が新生児死亡率や妊産婦死亡率が先進国と比較して低いのは、この手帳が大きな役割を果たしているのは誰もが認めるところ。
世界に誇れるものですね。
ところで、最初に話題は戻って、自分の母子健康手帳と睨めっこしていた私。
両親の名前の横に書いてある当時の年齢を見て「えー、お父さんも、お母さんも私より若い!」と思わず笑ってしまった私。
それを聞いた父が「え、お父さんとお母さんの顔写真が載っているのか?!!」。
もしかしたら、いいアイディアかもね
(参考)http://www.kenkobunka.jp/kenbun/kb26/morita26.html
みなさんは予防接種は済まされていますか?
私はもちろん、そんな記憶はなく、先日実家へ行った際に自分の母子手帳を確認してみました。
何だか古い教科書を覗きこむような気持ちです・・・。
破傷風、ポリオ、百日咳、痘瘡、そして風疹の接種は済ませているよう。
でも麻疹は不明。母親に聞いても今ひとつ。
でも、もう、このトシですから既に不顕性感染(知らないうちに感染し、症状が出ないけど免疫を獲得している)をしているようにも思います。
で、その母子手帳。正確には「母子健康手帳」。
妊娠が判明すると市町村からお母さんへ必ず交付される「母子健康手帳」、その歴史が気になりました。
1937年、国の人口増加施策の一環として後の母子手帳の根拠法令となる「母子保健法」が制定。
当時日本は第二次世界大戦前で富国強兵思想が強く、子供は次の世代を背負う「小国民」と呼ばれ、「生めよ増やせよ」という標語のもとに出産が奨励されていたそう。
そんな中、1942年母子健康手帳の前身となる「妊産婦手帳」が交付され、世界で初めての妊産婦登録制度が発足。
現在は時代の変遷とともに内容も充実。妊娠、出産、そして子供が小学校入学するまでの一環した母のため、子のための健康手帳になりました。
名前も、それまで「母子手帳」として親しまれていましたが、1966年には「母子健康手帳」と衣替えし、今に至っています。
“母子手帳”とどうしても言ってしまうのは、その名残ですね。
戦争が「母子健康手帳」の始まりに深く関係していたとは驚きました。
でも、始まりがどうであれ、今の日本が新生児死亡率や妊産婦死亡率が先進国と比較して低いのは、この手帳が大きな役割を果たしているのは誰もが認めるところ。
世界に誇れるものですね。
ところで、最初に話題は戻って、自分の母子健康手帳と睨めっこしていた私。
両親の名前の横に書いてある当時の年齢を見て「えー、お父さんも、お母さんも私より若い!」と思わず笑ってしまった私。
それを聞いた父が「え、お父さんとお母さんの顔写真が載っているのか?!!」。
もしかしたら、いいアイディアかもね
(参考)http://www.kenkobunka.jp/kenbun/kb26/morita26.html