金木犀の、人生大転換

60歳を目の前にして人生の転換期がやってきました。さてこれからどんなことが起こるのでしょうか?? 

ベッドのリメイク/あんどん/畳 和室その3

2023-11-10 09:05:55 | 美しいもの


こんにちはーーー金木犀です!


和室のご案内、今日が最後です。



和室のいちばん手前の小さい本棚は、
骨董ではありません。


和箪笥と高さが合うように
サイズをオーダーして、
パインの無垢材を茶色く塗って、
作ってもらいました。


組立は自分でしました。



棚の上には、香炉、







長崎の骨董屋さんで昔、
そう、昔に、
購入したカップと、


娘が高校の美術の時間に作製した、
紙粘土製のブーツを置いています。








そうそう、行燈。

こんなものまで、持っています。







こちらも、同じ大阪のお店のお品で、

赤と黒のコンビの漆塗りです。







最近になって、
和紙をはがして補修しました。


光源はろうそくではなく、
LEDでもなく、
白熱電球です。



こうして書いてみると、わたし、
この骨董屋さんに
相当入れ込んでいましたねえ。


おばあちゃんが骨董屋街のある
大阪・老松町近くに住んでいて、そこに居候していた、
ということもありますが、


骨董屋さんの女主人が
格好良かったんです。


お店はもう、なくなってしまいました。






箪笥を置いている反対側には、

ベッドマットレスを切断して再生した、
ソファーもどきを配置しています。








10年ほど前、娘が成長して、
マットレスが合わなくなったのですが、


捨てるには、
もったいないと思って、
再利用法を考えました。



まず、マットレスをカッターナイフで、
いろいろな大きさのパーツに5分割し、

小2個、大2個、特大1個ができました。



マットレスは、カッターナイフ1本で、
さくさくっと切れました。



特大1個は、
元々のマットレスのカバーのまま、
押入れにしまいました。



残り、小2個、大2個のパーツは、
サイズをきっちり測って、
楽天ショップでカバーを作ってもらいました。






かぶせると、ほんとうにピッタリのサイズで、
素人が作るのは難しかったと思います。
職人さんってスゴい。


両サイドに赤と緑を並べて、







てきとうな感じで、クッションを置いています。







気に入っているキリム。これは新品です。










普段は、大将(娘)が仕事から帰って、
ここでスマホを見て、くつろいだり、
仮眠したりしています。



大将の友達が泊まる時は、
押入れから特大パーツを出してきて、
(一番手前)
それぞれのパーツを合体させて、






ベッドパッドを敷いた上から、
ボックスシーツか毛布をかけます。

ベッド本来の使い方♪


継ぎ目の違和感は、ないそうです。



このあいだも、大将の友達Bが、
泊まっていきました。




畳は、こちらも10年ほど前に作り替えをし、
へりのないものに替えました。


替えた当初は、いぐさの香りが、
リビングまで漂っていて、
とても気持ちよかったです。






琉球畳ではないんですが、
少し目が細かいです。



掃除機をかけやすいように、
畳の目が一方向になるよう、
作ってもらいました。


夏は涼しくて、ごろんとなれるし、
冬は冬で温もりがあって気持ちいい。






畳、好きですーー。



というわけで、
以上、和室のご案内でした。



今回、手放したものはたくさんあれど、
買い足したものは、
試験管に挿したアイビーだけです。



30年後の私がくつろげるものを、
買っておいてくれた20代のわたしに、
ちょっとお礼を言いたい気持ちです。



やっと片づけられて、
居心地のいい空間が生まれて、
うれしいです。



明日、ブログ更新は休みます。


明日は冷えるらしいので、
あったかくしてお過ごしください♪



最後までお読みいただきありがとうございます。


金木犀でした!






江戸時代の小箪笥 和室その2

2023-11-09 09:35:42 | 美しいもの


こんにちはーーー金木犀です!



和室のご案内のつづきです。



和室の一番奥に、
和箪笥を置いていますが、








その隣の小箪笥も、江戸時代のものです。






こちらは、
和箪笥がうちに来てくれた後、
何年かしてから、
老松町の同じお店で買いました。


和箪笥と違って、表面にツヤがあり、
うるし塗りがほどこされているようです。








こちらも鍵は健在です。









かわいいお花の細工がしてある
金具のついた縦長の板を、








こんなふうに、取り付けて、






鍵をかけられます。カチッ。







こういう遊び心のある仕組みが、
とてもおもしろいです。



小箪笥の上には、








少し変わった趣向ですが、
理科の実験道具を置きました。








理科教員だったわけではないのですが、
娘が小学生の時に、
家で実験をしたくて買ったものです。



ペトリ皿、アルコールランプ、
ガラスびん、ビーカー、マドラー、


これらのガラス用品が、
なぜだか手放せません。




ベランダの親株から分けた
アイビーを、試験管に挿しています。






これをしたくて、
親株のアイビーを買ったのでした。


アイビーは水耕栽培ですが、
試験管の中にけっこう、
根を伸ばしています。







小箪笥は、引き出しも軽いので、
普段使いしていて、






爪切りや薬、絆創膏、風呂敷、
ティッシュ、ハンドタオルなどを
入れています。



小箪笥脇のスペースに置いた照明は、
昔、京都で購入した骨董の背負い籠です。

写真は、籠を上下逆さまにした状態です。







東南アジアのどこかの国のものだと、
うかがいました。



娘が小さい頃使っていて、
ボロボロになったライトを補修し、







籠を上からかぶせました。







スイッチ・オン!






籠の細かい網目から光が広がって、
とても美しいです。



照明のまわりに置いているのは、
クリスマスマーケットで買ったキャンドルや、
アロマのディフューザーなどです。






ちょっとごちゃごちゃしてるかな。



つづきます。






最後までお読みいただきありがとうございます。



金木犀でした!








江戸時代の和箪笥 和室その1

2023-11-08 08:23:33 | 美しいもの


こんにちは。金木犀亭へようこそ。


3か月かけて整えました、
当館の和室へ、ご案内いたします。


なーんちゃって。



蔵(押入れ)も箪笥も、
中身を洗いざらい出して、


思い出深いものを、ひとつひとつ、
捨てる捨てないを考えた部屋なので、
ブログに書くタイミングを失っていました。




こちらが、その和室です。


マンションによくあるタイプの、
リビングについた和室で、窓がありません。









ぼんぼりは、IKEA製です。








こちらの箪笥は、
江戸時代の和箪笥です。








もう180年ぐらい前のお品だとか。


全然傷みもせず、
うちに居続けてくれています。


大阪・老松町にあった骨董屋さんで、
30年ほど前に買い求めました。


老松町とは、淀屋橋と梅田の間の、
ひっそりとした骨董屋街です。



岐阜の古民家から出た箪笥らしく、
ケヤキの木目が美しくて、
ひとめぼれしました。







ひとめぼれして、
考えあぐねた末、買いました。
まだ20代だったので。







部材は全て1枚板です。
今の時代では、
もう作れない箪笥だとうかがいました。



金具の細工も、とても綺麗です。
この鍵は、現役ですが、
壊れるのがこわいので、普段は回していません。











中には、
私と娘の和服関係とクリスマス用品、
キャンドル、非常用ろうそくが入っています。












和箪笥の上に置いているこちらの照明は、








京都の骨董屋さんで購入したザルを裏返し、









裏に和紙をはわせて、
ブックスタンドに立てかけています。







ロフトで調光器を買ってつけました。




こちらは、干支の卯の飾りです。
かわいいでしょ?


骨董のお椀と炭の上に、ちょこん






いろいろなところで買ったガラスのいれもの。







いちばん手前のは、
22歳の時に友達と旅行した
小樽で買ったんだったかなあ。




つづきます。


最後までお読みいただきありがとうございます。


金木犀でした!

















大阪彫刻家会議 バラと彫刻

2023-10-31 10:35:33 | 美しいもの


こんにちはーーー金木犀です!


今日も爽やかな秋晴れですね。


今日は、扇風機を蔵(押入れ)にしまって、
代わりにヒーターを出しておこう。


できれば、換気扇フィルターも掃除しよう。

できれば、


ーーー欲張らないことにします。



今日は、ちょっと早い時間に、
公園を歩いてきました。


全体的に写真が暗いですが、
おゆるしください。



欅の並木が美しく、
ところどころベンチが置いてあったりして、







あまり大阪っぽくありません。



メタセコイヤの黄葉は、まだのようです。






もう少し中に入っていきます。


バラ園も併設されていて、
公園のあちらこちらに、バラが咲いています。






鮮やかなピンクのバラ。









公園の真ん中あたりまで来ました。







オリーブの巨木があります。
写真ちょっとわかりにくいですね。






影も長くなりました。







あれ? いったいこれは何?








『樹木塔』



ああ、これですね。





『花と彫刻展』



この公園では、この季節にいつも、
彫刻の展示をされるのです。



こちらはなんだろう?




『Woman's  Spirit』

どういう意味かな?








『風の姿』



公園の、そこここに、彫刻が、
さもずっとそこに在ったかのように、
するりと置かれています。




あ、また、バラ。





















今回の彫刻の展示で、
いちばん好きだったのがこちら。








『砂漠の船』


見る角度で印象がずいぶん違います。



せせらぎエリアに出てきました。







さて、今日はどこへ飛んでいきましょうか?





最後までお読みいただきありがとうございます。


金木犀でした!







サンキャッチャーの季節です 日本シリーズ

2023-10-28 09:56:22 | 美しいもの


こんにちはーーー金木犀です!


昨日の夜は、雷雨から一転、
くっきりした十三夜のお月様を
拝むことができました!


しみじみーー美しかったです。




美しいものとして、


今月に入って、すだれと入れ替わりに、
蔵(押入れ)から出して吊るした、
サンキャッチャー、






そろそろ季節になってまいりました。




朝の家事が ひと通り終わり、
筋トレ・ストレッチをやり始めた時間帯に、


サンキャッチャー・タイムが、
いきなり訪れます。


あっ、ここにも! あっ、あそこにも!


スワロスキーに反射して、
あちらこちらに、虹がキラキラ。



私は、ひたすら写真を撮ります。





















きゃーーきゃーーきゃーー♪


時事刻々と、
虹の場所が移っていきます。

















虹がたくさん、部屋中をゆらゆらして、
楽しいったら、ありゃしない。



大将(娘)は、横でメイクしながら、
「おかあさん、いったい何枚写真撮ってんのん」


と、しらーーっとした顔で
言っていますが、


そんなこと気にしない気にしない!



ほら、食器棚にも、





キッチンのタイルにも、





まな板にも、






マグカップにも!






きれいきれいーー!


しあわせーーー!



そのことをお伝えしたいだけの、
今日のブログでした。



あ、そうだ!
今日から日本シリーズだ!


59年ぶりの関西対決、
ドキドキしています。


がんばれーーー!!


いや、ここはあえて言いましょう。


阪神がんばれーーー!!




最後までお読みいただきありがとうございます。


金木犀でした!