エレメンタリー5 ホームズ＆ワトソン in NY #17 「レディ・フランシスの叫び」

「レディ・フランシスの叫び / The Ballad of Lady Frances」

(HPより)

銃声を探知すると銃声発生地を特定、その前後の音声を録音して警察に通知す

る「ブレットポイント」というシステムが、ニューヨーク市内で試験的に運用

されていた。ある夜「ブレットポイント」が銃声を探知し、銃声発生地に警部

とホームズたちが急行する。だが、犯行は車の中で行なわれたらしく、証拠は

見当たらない。ホームズたちは被害者の生死も分からない銃撃事件の捜査と、

ある女性の救出に取り組むことになり……。

(以下、私的感想です)

ベル刑事の調べで周辺でトラックの盗難があり運転手の壁職人アゾフが失踪し

ていた。妻に録音を聞かせると夫だと認める。話によるとアゾフには愛人がお

り、それで夫婦関係はギクシャクしていた。そして該当する女性を発見。だが

その女性はマージョリーと言い、フランシスではなく自分が愛人だと言う。そ

して彼女の家にあった写真からフランシスとは女性ではなくギターだと判明す

る。ホームズは「エリック・クラプトンという人物が無くしたギターらしいが

誰だか知っているか？」と言う始末。そしてワトソンの調べでギターの所有者

を発見する。だがこいつの家にもなかった。その頃ギターを盗んだ男の家に訪

問者が現れてそのギターで男をボコボコにシバく。そんな中、録音からアゾフ

殺害容疑でヴェネックという男を逮捕。ところがこやつはアゾフ殺害を依頼さ

れただけでギターの回収なんて知らねーとぬかす。そして2人目は死んでいた

と言う。2人目？？。殺害されていたのはコズモという男で「ブレットポイン

ト」の技術者だった。犯行の音声を聞いたコズモは殺し屋に先んじてギターを

盗んでその後何者かに殺されたのだ。現場にはギターの残骸が落ちていた。フ

ランシスが凶器なら犯人の目的は何なのだ？。「ブレットポイント」でのコズ

モの代理が偽の銃声を作っていたのも判明する。ホームズの推理で市議のスレ

シンジャーが浮上する。こいつは普段から警察批判を繰り返していた。そして

コズモに偽の発砲事件を偽装させた。それにより治安強化の声が高まり自分へ

の投票も増えると考えたのだと断定。本人を追及するも「貴様ら警察風情が！

よりにもよって市長候補を疑うなど無礼千万！当選したら貴様ら全員クビだ！」

と吠えるもグレッグソン警部は「はいはい。じゃぁ手を見せて。コズモを撲殺

した時に出血してるからDNAを採取したら直ぐにあんたが黒だってわかるから」

そう言われてシュンとなる市議だった。事件解決後、ホームズはシンウェルの

銃撃未遂事件を独自に捜査。以前強盗でシンウェル達が殺害した男の弟が彼を

狙ったのだと断定する。

(今回は・・・）

スレシンジャーを演じたのはJohn Doman。「パーソン・オブ・インタレスト」

や「リゾーリ＆アイルズ」でお馴染みですね。では、また