紀州のプーさん のんびり日記

当ブログのエピソードは適当に綴っています。
実際のストーリーとは違う事をご了解下さい。

クリミナル・マインド10 FBI行動分析課 #13 「ギデオンの遺言」

2016-04-08 | Criminal Minds
「ギデオンの遺言 / Nelson's Sparrow」

(HPより)

8年前にBAUを去ったジェーソン・ギデオンが自宅の山小屋で事件に遭遇する。粛々

と捜査を始めるBAUのメンバーたち。ギデオンが壁に掛けていた鳥の絵を撃ち落と

していたことから、ロッシは40年前の連続殺人事件を思い出す。3カ月ごとに若い

女性がさらわれて殺害され、手には野鳥の死骸が握られていた。この事件が継続し

ていると知ったギデオンは捜査を再開していたのだった……。

(以下、ネタバレ)

車椅子で不自由そうに公衆電話に悪戦苦闘する中年男。その男に助けを差し伸べよ

うとする若い女性を犬で油断させ殴って拉致する。ロッシはリードを連れて嘗てBAU



を設立した場所へと向かう。元核シェルターだったその地下壕はBSUと呼んでいた。

1978年当時一緒に組んでいたギデオンとロッシは3人の女性が連続に絞殺された事

件を追っていたが結局未解決のままだった。だが最近この地で50代の女性が絞殺さ

れた事件が起きており、ロッシはこの一件があの未解決事件だとギデオンが断定し

て単身追っていたのでは?と推測する。78年に失踪した若い女性の母親がギデオン

とロッシに捜査を求めたが、確たる証拠もなく失踪扱いにせざるを得なかった。だ

が最近殺害された50代の被害者が78年当時の失踪女性だとギデオンは断定し捜査を

していたのが判明した。検視の結果被害者女性タラの死因は癌だった。犯人は3人

を拉致したが理想の女性ではなかったので殺害。そして4人目に拉致したタラが気

に入って37年もの間監禁していたが癌で死亡。それで新たに理想の女性を探し始め

ていると断定。理想の女性を見つけるまで殺し続けるのだ。ギデオンはその犯人を

見つけたがあえなく殺害されたのだった。そんな中、図書館勤務の23歳の女性ジョ

シーが行方不明になっているのが判明。その頃ジョシーを監禁している犯人は「姉

ちゃん、これからず~っと可愛いがってやるぜベイベ~。グエヘヘヘ~」とよだれ

を垂らしながらほざきまくる始末。ホッチ達は78年当時のタラと犯人が同世代だと

推測し、今もこの周辺に在住する該当人物の捜査を開始する。現場周辺に鳥の巣が

点在する点等から、かつて存在した地元の鳥愛好会の会長の親戚のドニーが農場を

相続しているのが判明。更にこの野郎は最近鳥の餌をアホ程購入していたのが発覚。

ドニーは幼い頃から統合失調症を患っている本物で尚且つ養父を亡くしてからは完

全に引き籠っている正真正銘のCRAZYなのだ。そのドニーはジョシーの目の前で小

鳥を握り潰して「お前が小鳥を殺したんだ!ベイベ~。グフフ・・・」と不敵によ

だれを垂らしてニヤリ。自宅を突き止めたホッチらは突入しジョシーを保護。そし

て逃げ出したドニーをロッシが追い詰める。「俺はギデオンを殺ったんだ。だから

刑務所に入ってもヒーローだろ?」その後、ホッチらの耳に銃声が響く。駆けつけ

ると銃を構えるロッシの前でドニーは死んでいた。事件解決後、ロッシとホッチは

在りし日のギデオンに思いを馳せるのだった。



(今回は・・・)

今頃になって突然ギデオンが死んだというエピソードにまずは驚きました。予想通り

というかギデオンは本人は勿論の事、死体も登場せず(シーツを被せてあるだけ)で

懐かしの映像も見せず、まるで「コールドケース」よろしく若き日のギデオンとロッ

シが登場するという何とも不思議な演出でした。これはギデオン演じるマンディ・パ

ティンキンが「あの作品に出たのは人生最大の失敗だ!」と言って突然降板した事が

原因ですね。あんな辞め方をしたので本来ならギデオンに関しては完全無視か、或い

は「ギデオン死んだらしいね」とかいうセリフだけで終わるのが通例でしょう。それ

でもこんなある意味感動的なエピソードを作ったのは今でも熱心なギデオンのファン

の為に製作したんでしょうね。ロッシの演技は過剰な感じがしましたが、ホッチの

ラストの微笑みは自然な感じがしたのは、演じるトーマス・ギブソンがかつてマン

ディ・パティンキンとは「シカゴ・ホープ」でも共演していたので、彼の気持ちを

トーマスなりに理解していたのかな?なんて深読みしてしまいました。そんな事を

言っていると久しぶりに「シカゴ・ホープ」をまた見たくなりました。あの作品には

他にも「NCIS」のギブスことマーク・ハーモンも出てましたからね。う~ん懐かしい。

今回の犯人役はArye Gross。「キャッスル」の検視官シドニー・カールパターでお馴

染みですね。ちょっと話が脱線気味なので今日はこの辺で。では、また

ギデオンに合掌(でもホームランドに出てるけど・・笑)



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