あるものすべてを身につけ、カイロも動員。それでも突き刺すような寒さ。
滑って転んで、かの有名な樹氷群、モンスターに、高齢??の友人たちと、迫ってきました。
シベリアからの雪雲は、山形盆地を通り、再び、蔵王連峰で上昇、0度以下でも凍らない
過冷却水滴となり、雪と交じりあうのです。雪はサラサラ状態です。
快晴の日が少ない、この時期にしては、これでも、珍しく暖かく、-8度。でも、吹雪の世界でした。
晴天でも、プロの写真家でも難しいと言われている蔵王の雪景色。
アオモリトドマツにしか、樹氷にならない(樹氷は季節風で、運ばれた雲粒で、着氷、着雪される)
灰色の世界
シャッターが、切れない寒さには手こずってしまう。
靴に滑り止めをつけたものの、覚束なくて、長靴を借りる事にする。
雪上車は、上がり降りするのに、滑って危険だからと・・係の方がヤカンの湯で、雪を解かしていた。
樹氷原を突き進む「ワイルドモンスター」・・雪上車は暖房完備、車内は、着込んだ衣服を
脱ぎたいほどの暖かさ・・窓を開けて頂上へ。
雪上車は、中々予約が、取れないほどの人気。団体ツアーの有難さ、でスイスイ。ガタゴト。
時期的にはすでに遅く、ライトアップは終わっていました。そこかしこに少しあるだけでした。
こけし人形は、土地で皆顔が違う。
雪の中に、ポツンと建っているポストが懐かしいやら・・寂しそうやら。
MAXやまびこ車内からの夕日。
一泊二日の みやぎ蔵王めぐりの旅は終わりました。
頂上の天気とはうって変わり、空はあくまで青く、沈みゆく夕日は済んだ空気の中で、
輝きを放っていました。
天空を走る雪上車、大自然が、織りなす、雪と、氷の神秘な世界・・楽しかったの一語に尽きました。
ルミナリエ
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