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みんなの声を届けるまで

Voice of patient☆患者の声

はじめに

命にかかわることではないけれど、女性にとって元の姿に戻ることは、前向きに一歩をふみだすためのあとおしです。 Voice of patientでは、女性のがん治療にともなう補整具(医療用ウイッグ、人工乳房、補整下着、パッド等)を医療費控除の対象に!という声を広げ、行政に届ける署名運動を行っています。

患者のきもち

2010-10-08 19:36:29 | 患者のきもち
自分ががん患者になったとき、何でも分析したくなる私は、自分の精神状態を研究してみました。

抗がん剤治療が決まったとき、夕方、みぞおちの辺りがざわざわして、いてもたってもいられなくなる。。。

自分だけがこんなことになって、他の人から取り残されて行く。。。

誰も、家族でさえも、今の自分の気持ちをわかってくれない。。。

これらの負の感情を集約すると、おおもとのキモチはなんだろう。。。


じたばたじたばたして、たどりついた答えは、「恐怖」「孤独」。


人間は、未知なことに対して不安になって、恐怖を覚える。そして、それを分かち合えないから、孤独になる。

というのが、私の人体実験による、患者の心理論文です。

でも、すごく不安な抗がん剤治療だって、先に経験して元気にしている人もいる。
死ですら、経験したことがないから怖いだけで、ご先祖様たち始め、動物や植物だってみんな経験している。

とヘンな開き直りの心境に達して、少しラクになったのでした。

がん患者さんもさまざまだから、へこみっぱなしだった私と違い、前向きに過ごしている方も多いと思いますが、みんなココロの奥には不安を抱えているはず。

悲しい想いと負担をを少しでも減らす為に、女性のがん治療に伴う補整具を医療費控除の対象に!

みんなで実現させましょう。

電子署名、今日で572名です。みなさん、ありがとう