変化する現実のなかに

2017-05-04 15:00:53 | Weblog

若いとき、ひなげしの花びらを通して輝く光に

   心を奪われる時間があったろうか。

                 メイ・サートン(米国の詩人)

   

 年齢によって人は異なる現実にふれる。

不死身の青春、正業に忙しい中年を経て老いを迎え、

こんどは「生きること自体」を玩味するようになる。

若者に「手を貸す」喜びもももてるようになる。

そういう変化と成長のなかにこそ人生の「冒険」はあるのに、

どうして「若さ」にばかり人はこだわるのか。

 

             ~~~ 5月4日 朝日新聞 折々のことば より ~~~

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