ピッコロビーネk&kのぶどう栽培日記

ピッコロビーネとはイタリア語で“小さなブドウ畑”
新しい栽培方法を探求し、おいしいぶどうつくりにチャレンジしてます。

今年の収穫そろそろ終了します

2023-09-13 | 日記

ピッコロビーネのぶどうたち、本日クインニーナの収穫が終了しました。

これで、あとシャインマスカット、BKシードレスも15日に終了し、涼香、ピオーネ、マニキュアフィンガーは18日を最後に収穫を終える予定です。

今年は、昨年より遅く始まり8月18日に開始して1か月で終了ということになります。

今年の反省は、全部が終わったあとにするととして、

今日は、収穫がすでに終わっている、マスカサーティーン、ナガノパーピル、クイーンニーナ、昭平紅の地面に敷いていた反射マルチをはいで、お礼の肥料(礼肥)を撒きました。

 

そして剥いだ反射マルチを自宅に持ち帰り、汚れをきれいに洗って物干し台に乾かしました。

マルチには、来年も頑張ってもらいます。


ピッコロビーネK&Kは収穫真っ最中です。

2023-08-27 | 日記

今年は昨年の収穫初めより3日遅れ、8月14日から収穫を始めました。

以外に着色が順調であったクイーンニーナ、昨年も収穫が早かったナガノパープルから始まりました。

8月18日には紫玉、マスカサーティーンが加わり、8月27日現在では、ピオーネ、マニキュアフィンガー、涼香はまだ採れませんが、それ以外は収穫を行っています。

ただ、開花してから収穫するまでの期間(成熟期)は品種によって決まっているところですが、昨年早く採れたのに今年は遅く、逆に昨年遅かったのに今年早いという変な状態になっています。

たとえば、紫玉、BKシードレスは昨年とほぼ同じ月日でしたが、クイーンニーナは昨年より5日早く、ナガノは昨年より3日遅れ、マスカサーティーン、シャインマスカットは昨年より7日遅れといった具合です。

また、ピオーネやBKシードレスの紫黒色品種は着色が進まず、収穫も少ししかできていない状況です。

やっぱり今年の暑さ、特に夜中まで気温が下がらないのが一番の原因だと思います。

ナガノパープルは小粒でまだらの着色となっており、味のいい品種なのでとても残念でなりません。(来年はいいものをつくるぞ!)

今獲れている品種の勢ぞろいです。ようやく9品種の収穫ができて、一斉に写真取れました

クイーンニーナは着色しにくい「安芸クイーン」を親に育成された着色しやすい品種です。ちゃんと着色するときれいなローズ色になり、ハチミツのような濃厚な甘さですね。

マスカサーティーンはシャインマスカットを親に育成された品種で、皮が薄く皮ごと食べられます。マスカット香は少ないですが、甘さが後に残らない食べやすくおいしいです。
総合力でシャインマスカットを超えるとも言われています。

紫玉は巨峰を祖先とした巨峰より早く成熟する品種です。巨峰の独特な香りが少なく上品な香りと酸味と甘さのバランスが良い品種です。

ピオーネは巨峰が先祖で1粒が大きいですね。巨峰系の香りがあって皮ごとは食べにくいですが、誰もが好きな味ですよね。ピッコロビーネのピオーネは色が黒くないですが、甘さは十分ありますよ。

シャインマスカットは今やだれもが知っているブドウになりました。マスカットの香りがあって皮ごと食べられ、酸味が少ないので子供が大好き。国の試験場が作った傑作中の傑作です。

BKシードレスは九州大学が「ベリーA」と「巨峰」を掛け合わせて作った品種。ベリーのB,巨峰のKともともと種無し品種なので「BKシードレス」味もベリーAと巨峰を混ぜ合わせたおいしさですよ。

昭平紅(しょうへいこう)は秋田県の高橋正平さんが作った品種。あまり作られていない希少品種です。
オレンジがかった薄紅色で、渋みがありますが皮ごとパリパリっと食べられます。
※渋みのある品種が苦手な人は、粒を冷凍庫で凍らせて食べると渋みを感じにくくなります。冷たくておいしいデザートになりますよ。

ナガノパープルは長野県が作った皮ごと食べられる品種です。今年着色がきれいにつかず、粒も小粒になってうまく作れませんでした。いいものを選んで粒パックにしてみます。

これから収穫できる品種たち

マニキュアフィンガーは山梨県の苗木業者がヨーロッパブドウを掛け合わせて作った品種。形はマニキュアを塗った指のよう。種ががあり、渋みがありますが、皮ごとたべられ甘みと酸味のほどよい大人が好む味だと思います。

涼香(すずか)は福岡県が作ったマスカットの香りがする黒色の品種です。やや小粒ですが皮ごと食べられすっきりした甘さがさわやかでこれも大人の味でしょうか。

みんな違ってみんないいって思います。

 


8月14日まもなく収穫が始まります。

2023-08-14 | 日記

台風6号が九州の西海上を上がったのでほっとしましたが、意外と風が強く、少し葉が飛んでしまいました。


ところで11〜12日は孫娘3人連れて鳥取、島根旅行に行ってきました。中高生は元気でよく食べよく喋ります。まあ車の長旅でしたが喜んでくれて良かったです。


さてブドウは気温が高いので色付きが遅れてますが、まず紫玉、クイーンニーナ、ナガノパープルの3品種は糖度も18度以上となり、ようやく、少しずつですが19日から収穫を始めたいと思います。

 

21日ごろからはマスカサーティーン、シャインマスカット、ピオーネもとれるのではないかと思います。

とにかくこのまま天気が続いて糖度も上がってくれるといいです。

 


8月7日台風6号対策しました。

2023-08-07 | 日記

台風6号が急に針路を変え、北上してきました。少し西寄りになったので山口県に直撃は避けられそうですがどのくらい風が吹くかわからないので、トンネルビニールをはがし、一旦谷部分に寄せました。

キョンキョンも手伝って、ビニールを抑えているバンドを緩めたりしてくれました。

これでひとまずは安心ですが、今回大雨も心配です。なんとか無事通り過ぎてくれることを祈ります。

ビニールを谷に寄せました。

温度計もセットしています。

日中最高35~36℃くらいまで上がり、最低気温は25~6℃くらいです。

最低気温は24℃まで下がってくれるといいんですが・・・

今のぶどうたちの様子です。

ピオーネは大きくなりましたが、まだ色が薄いです。

BKシードレスも大きくなってますが、着色がまだです。

シャインマスカット。いい感じです。

マスカサーティーン。糖度13~14くらいになりました。色も黄色味がかってきてきました。

ナガノパープル。今年はやや小粒ですが、着色はよくなってきました。

昭平紅。いい感じに薄いオレンジ色になってきました。

マニキュアフィンガーは縮果症になった粒が多く、それを落としたらバラバラの房になってしまいました。でも残った粒はいい色に着色してきました。

クイーンニーナ。大粒になったので房が大きくなりすぎて、まだきれいに着色していません。

紫玉はもうそろそろ収穫期になりますが、今年最低気温が高いのかなかなか黒くなってくれません。

涼香。成熟は早い品種と言われてますが、我が家の涼香はまだまだ色がついてません。


7.14ぶどう園の除草をしました

2023-07-14 | 日記

今日も不安定な天気ですが、日曜から梅雨明けになるでしょうか、ようやく晴れ間が続きそうです。

これまで雨や曇りの日が続いたので、昨年より着色は遅れ気味。

トンネルから出た葉が病気(べと病)になっていました。放置しておくと拡大して落葉してしまいます。

そうなるとぶどうの房に養分を送ってくれなくなるので、天気なったら防除しようと思います。

今日は、これまでの雨でぶどう園に伸びた雑草の草取りをしました。

そして今日のぶどうたちです。

マニキュアフィンガーはまた縮果症がひどくなっていました。今年まともな房は10程度しか取れそうにありません。

ナガノパープル

ピオーネ(親指と比べてみました。大きいもので直径30㎜)

クイーンニーナ(これも親指と比較 大きいもので直径24.5㎜)

マスカサーティン

シャインマスカット(まだ食べれません)

肥大調査続けてます。

7/13の結果です。

一旦肥大が止まってましたが、ピオーネ、マスカ、ナガノは再び肥大をはじめました。後期肥大ゾーンに突入です。

今日で満開後50~55日ころです。早く収穫できる品種は満開後80日くらいで収穫となるのであと30日でしょうか。