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フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

イタモジホコリ(Physarum rigidum)と変形菌

2024-08-24 16:20:36 | Slime molds
子嚢が平べったい円盤型のイタモジホコリ(朽ち木から発生)
シロモジホコリ(イタモジホコリと同じ朽ち木から発生)
アオモジホコリの未熟子実体(イタモジホコリ&シロモジホコリと同じ朽ち木から発生) 上部のネバネバは変形体っぽい
3種のモジホコリの仲間が同じ朽ち木から発生しているのは、'ひとつなぎの大秘宝 '?
アオモジホコリ(別の朽ち木から発生)
ホソエノヌカホコリ?の未熟子実体(朽ち木から発生)
モジホコリの仲間(落枝から発生)
子嚢の底が暗い色のやつ
ツヤエリホコリ(朽ち木から発生) 銀色の子嚢壁がはがれやすい。
朽ち木上の1m近い幅に広がっていた。
クモノスホコリの未熟子実体(朽ち木から発生)
フシアミホコリ(朽ち木から発生)
落ち葉の上を這う変形体
どんな子実体を作るかな?・・・夏休みの自由研究の素材に良さげ

変形菌の子実体はとても小さく、長時間しゃがみ込んで観察・撮影していると腰が痛くなる。
そんな時にテレビショッピングを見ていて、エアウィーヴのマットレスを衝動買いしてしまった。
スプリングマットレスとは感触が違い、なかなか良い。高かったが・・・

シロジクキモジホコリ(Nannengaella mellea)と変形菌

2024-08-10 16:49:35 | Slime molds
シロジクキモジホコリの未熟子実体(落ち葉から発生)
変形体から子実体が作られつつある。
コシロジクキモジホコリの未熟子実体(落枝から発生)
アオモジホコリ(朽ち木から発生)
アオモジホコリの未熟子実体
サカズキホコリの仲間の未熟子実体(落枝から発生)
クモノスホコリ(アカマツの朽ち木に発生)
アミホコリ(?)(ウラジロモミの朽ち木に発生)
子嚢はとても小さく(0.5mm以下)、撮影が難しい。
アミホコリの仲間
今日は、アカマツ林の3ヵ所でこの変形菌が見られた。
子嚢はアミホコリよりも大きい。
柄は赤褐色で上部の色が濃い。
ヒメカタホコリ(?) 柄は黒い。
クダホコリ
マメホコリ
ツノホコリ
子実体が作られつつある。
タマツノホコリ

ジクホコリ(Diachea leucopodia)と変形菌

2024-08-03 16:57:50 | Slime molds
子嚢が虹色に輝くジクホコリ(落枝から発生)
落ち葉の両面から発生したジクホコリ
20-30枚の落ち葉と生草に広がった大群生が見られた。
落ち葉から発生したヨリソイフクロホコリ
変形膜が分かりやすい。若い子実体と思われる。
ヨリソイフクロホコリ
子嚢が密着している。
クラカタホコリ
子嚢は中央が凹む鞍型
同じ形で子嚢と柄が黄色いタイプが複数個所で見られた。
同種か別種か不明
カタホコリの仲間(ゴマシオカタホコリ?)
サカズキホコリ
ホネホコリ
ホネホコリとサカズキホコリ
この落ち葉には、コシロジクキモジホコリを含めて3種の変形菌が同居していた。
変形菌は、ひとつの落ち葉や朽ち木に3種以上同居していることが珍しくない。
ガマグチフクロホコリ
がま口財布のような形態

コシロジクキモジホコリ(Physarum cremiluteum)と変形菌

2024-08-03 16:43:20 | Slime molds
落ち葉に発生したコシロジクキモジホコリの未熟な子実体
宝石のようにきらきらしている。
朽ち木からも発生
成熟するとひび割れて胞子を放出する。
モジホコリの仲間 
ヤマグリの雄花穂にびっしりと発生
コシロジクキモジホコリに似るが、子嚢底部が暗い色で、柄が淡黄色。
未熟な子実体
朽ち木に発生したシロジクモジホコリ
ホソエノヌカホコリ
クダホコリ
ススホコリの仲間の変形体
黄色い変形体は、立ち枯れの木の樹皮の下に広がっている(単細胞なので黄色い部分は全て連結している)。
3日後に同じ場所を撮影
子実体が形成され、胞子を飛ばしていた。
朽ち木の裏側に2種類のヨコバイの仲間がいた。
左下の白いものは、胞子をほとんど飛ばし終えたモジホコリの仲間

アオモジホコリ(Physarum viride)と変形菌

2024-07-27 16:53:36 | Slime molds
梅雨明け後の森の中では、多種多様な変形菌(真正粘菌)が姿を見せていた。
倒木の下側に発生したアオモジホコリ
子嚢の直径は0.3-0.6mm。特徴的な割れ方をする。
未熟な子実体も混ざっている。
白いのは別の変形菌かもしれない。
アオモジホコリの未熟子実体
シロジクモジホコリ
シラカバの倒木上の黒い物体から発生していた。
ルリホコリの仲間(ツヤエリホコリ?)
子嚢は銀色で上部が瑠璃色に見える。
クモノスホコリが大量に発生していた朽ち木(たぶんアカマツ)から発生

クモノスホコリ
ススホコリの仲間
変形体は、胞子の散布に適した高い場所に移動し子実体を形成するという。
落枝上のススホコリの仲間(キフシススホコリ?)
高い場所へ移動したのが分かる。
不明
白いネバネバの上の黒いタマタマ

ウツボホコリと変形菌

2024-07-27 16:49:15 | Slime molds
ウツボホコリ
キウツボホコリ
シロウツボホコリ
ムレウツボホコリ
オオムラサキホコリ?
サビムラサキホコリ?
ムラサキホコリの仲間
ムラサキホコリの仲間
銀色の被膜のようなものが少し見える。
ムラサキホコリの仲間
胞子を飛ばして透き通っている。
クダホコリ
クダホコリの仲間
クダホコリの仲間
20cmほどに広がったフンホコリ

クダホコリと変形菌

2024-07-20 16:40:46 | Slime molds
鮮やかな朱色のクダホコリの未熟子実体
黄橙色のクダホコリの未熟子実体
日本で見られるクダホコリは複数種に分けられる可能性があるらしい。
マメホコリの未熟子実体
色鮮やかでとても目立つ。
成熟すると暗い色になるようだ。
朽ち木(ウラジロモミ?)上に発生した未熟な子実体(ウツボホコリの仲間と思われる)
同じ菌。かなり密生している。
同じ朽ち木上で胞子を飛ばしていた成熟子実体
無機質的な感じのフンホコリ
黒く盛り上がっている部分が未熟子実体
その周囲に網目状に広がるのは変形膜
朽ち木の上方へ移動中の変形体(種は不明)
変形体は、こんなに大きいのに多核の単細胞であるというのが驚きである。

ツノホコリと変形菌

2024-07-06 17:05:14 | Slime molds
ツノホコリ
梅雨の時期の森の中ではツノホコリが目立つ。
倒木上の1m以上に渡ってツノホコリが広がっていた。
遠目には白いカビのように見える。
柄の短いツノホコリ
タマツノホコリ?
クダホコリ・・・キイチゴにそっくり
クダホコリ・・・生うににそっくり
マメホコリ
ムラサキホコリの仲間
より成熟したもの
ウツボホコリ
変形菌の変形体と思われるが種は不明。変形体は餌を求めて移動する。