たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★平成23年度山門施食会のご案内

2011年04月29日 | おしらせ
4月10日に開催した「花まつり朗読会・甘茶法要」は、
満開の桜の元で、開催することが出来ました。
書院1階ふらっとホールで開く初めての催事に、
多くの檀信徒、近所の子供たちが集まって下さり、
宮澤賢治・金子みすゞの作品などを朗読しました。



さて、年間でもっとも大きな定例行持である
恒例の「山門大施食会(おせがき)」を2年ぶりに開催致します。
法要の主眼は、檀信徒各家のご先祖さま・新亡霊位さま・
ご供養を受けられない多くの御霊に対するご供養です。

当日は、皆さまと仏縁を結び共に功徳を積む事によって、
安らかな心と正しい生活を実現できるよう祈りたく思います。
特に本年は、東日本大震災等で被災した方、未だ行方不明の方、
お亡くなりになった方へのご回向もさせていただきます。



なお本年の清興は、檀信徒皆さまの中からお願いし、
日頃のご趣味を披露いただく展示と実演の発表会を企画しております。
実演発表は既にご依頼済みですが、展示発表は受付中です。
短歌・俳句・彫刻・写真・絵画・工作・手芸・陶芸・・・
ジャンルは問いませんので、ぜひお持ち寄りいただければ幸いです。

このような活動が、お寺で生まれる「てらとも」の縁になれば幸いです。
次世代の若い方・小さなお子さまも含めて、お誘い合わせの上でおこし下さい。



母の日に予定のあるお宅もあるとは思いますが、
毎年「母の日には大龍寺」としてお過ごしいただき、
共に感謝礼拝の時間を過ごしたくご案内致します。

欠席の場合は代理で参拝をさせていただきますので、
檀信徒の皆さまはできるだけご供養はお申し込み下さい。

末筆ながら、ご家族皆様のご健勝をお祈り申し上げます。




◆◆◆平成23年度「山門大施食会」次第◆◆◆

開 催 日 5月8日(日・母の日)

正午より     受 付

  ※午前中~ 展示発表「ふらっとホール」

午後1時~   清 興 檀信徒実演発表(磯貝様・竹内様・宮川様)

午後2時~   法 話 天徳院住職 大藪正哉 老師

午後3時~   法 要 山門大施食会法要

午後4時半~  懇親会




ご供養
  新亡供養(2年間)・先祖代々供養・お戒名での供養・水子供養
  有縁無縁供養
  動物(ペット)供養

豊川稲荷のぼり奉納
  家内安全・商売繁盛・開運祈願・心願成就
  病気平癒・身心堅固・合格祈願・学業増進
  交通安全・災難消除・息災延命・その他
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★陸前高田へ(暫定版)

2011年04月24日 | まなび
前日晩にに東京を出発し陸前高田に来ました。

以前、お寺のために尽くして下さった方が
生まれ故郷であるこの陸前高田に住んでおり、
今回の地震・津波に遭われてしまったのです。



陸前高田・小友の華蔵寺(臨済宗妙心寺派)に
ご縁の方が埋葬されています。


境内地に陸上自衛隊が駐留しています。





お寺の10数メートル先まで津波が来ていたとのこと。
ここ陸前高田は、今、桜が満開となっていました。
こんな悲しい桜は見たことがありません。





3年前に宿泊させてもらった民宿です。
津波の被害に遭い、2日前に解体処分したとのこと。

知っている建物が無残な姿になっているのを目の当たりにし、
全身の力が失われて、しゃがみ込みそうになりました。
この感覚は、被災地の様子を見ていたのとは違うものでした。
たぶん、自分のよく知っている建物であったからだと思います。

自宅が被害にあった被災地の方々の気持ちを考えると…

大変な事態が起きて、大変な思いをしている。
それは、周囲の人たちの想像では全く及ばない
非常に厳しい現実を突きつけられているのです。






今日は、これから宮城県に向かい宗派の仲間と合流します。
炊きだし・がれき撤去などに携わります。
28日は宗派を超えた地元の方々とともに、
犠牲者の方々の合同49日法要を営む予定です。
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★第14回檀信徒奉仕会開催しました

2011年04月23日 | 行事報告
本日午後、平成23年春の檀信徒奉仕会を開催しました。

今回は本堂の改修工事の進捗状況から今回のご案内をしなかったため
参加人数は普段の半分以下となってしまいましたが、
それでも12名の方がご参集くださいました。

前晩からの雨空のため墓地・境内の清掃は取りやめ、
本堂内で、仏具の補修と施食会の準備をしました。





3月11日の地震の際に被害のあった「お位牌堂」です。
上から下までギッシリ詰まって祀られていたお位牌が、
ガラガラと全て落下してしまいました。






落下したお位牌の多くが、脚部・札部・屋根部にばらけてしまいました。
同じお位牌でもサイズが微妙に異なるのでピース合わせが難しく、
折りを見て組み合わせてきましたが、今日まで揃っていませんでした。






外掃除が無かったことが幸いしてお位牌の修復をすることになり、
4人~10人がパズルのように「ああでもない、こうでもない」と…






約3時間かかって、全てのお位牌がキチンとはまりました。
お位牌堂の地震対策が完了していないので、
しばらくは須弥檀に肩寄せ合っていただくことになります。






5月8日に山門施食会(旧称:山門施餓鬼会)が修行されますが、
その際にお祀りする施食棚を組み立て、幡を上げました。






4時過ぎには作業を終え、簡単な慰労会を開いて終了となりました。
ご参加下さいました皆さま、お疲れさまでした!
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★4月10日花まつり朗読会・甘茶法要を開催しました【動画あり】

2011年04月16日 | 行事報告
平成23年4月10日「花まつり朗読会・甘茶法要」を開催しました。

ふらっとホールで開催する初めての企画行事でありましたが、
朝から好天と満開の桜に恵まれ上々の環境の中で開くことが出来ました。


午後1時。当初予定していた時間通りに開会となりました。
本日の司会進行は、催事祭典部副部長の平野さん。
今回のような催事に相応しいムードメーカーです。

冒頭、今回の東日本大震災をはじめ諸災害で亡くなられた方々に対して、
鐘の音と共に合図に全員で手を合わせて黙祷を捧げました。





住職の挨拶と講師紹介があって、中里貴子先生の朗読会が始まりました。

先生が「ねずみ経」の朗読を始めた途端、
“お婆さんが住む一軒家”に入り込んだかのように
その世界に引き込まれていきました。
これは朗読の魅力というものなのかも知れません。







途中、朗読を聞いているだけというのではなく、
一緒に参加型で朗読を楽しむ時間もありました。

声を出すときの姿勢、口の開け方という基本的なことから
一つ一つ心配りをすることがよくわかりました。







五七調の詩は、
初めてみんな揃って朗読する場合でも
声が揃いやすくていいですね。

金子みすゞさんの詩などを朗読しました。




そして宮澤賢治『よだかの星』が朗読されました。
これはおよそ20分を要する大物作品。

昨年秋に朗読グループ「幸風」の朗読会にお邪魔した際も、
宮里先生のお師匠さまである幸田弘子先生が「よだかの星」を朗読をされ、
非常に強い衝撃を受けたあの時の想いがよみがえってきました。

長い時間でしたがシビレを切らす子は一人もおらず、
みなジッと聞き入っていました。









朗読会の最後は、副住職からのおはなし。
中里先生から「宿題」として仰せつかっていたのですが、
「よだかの星」とお釈迦さまの誕生日を絡めました。

よだか…理不尽な状況に追い込まれ、助けを求めて星々を渡り歩く。
     誰からも助けてもらえないが、志を貫いて自らの力で夜空の星となった。

お釈迦さま…生きにくい娑婆世界で7度の生を全うして徳を積み、
        そして仏陀として悟りを得られた。

困難な人生においても、自分の気持ちを確かに持って努力を積もう。
誰もがよだかのように夜空に輝く星となる事が出来る!

そんな話をさせていただきました。







10分間の休憩時間を挟んで、法要の時間となりました。

―東日本大震災等 祈りの法要―
  上 香
  読 経 「舎利礼文」
  朗 読 「雨ニモマケズ」
  回 向
  略三宝

当初は「花まつり甘茶法要」のみの予定でしたが、
東日本大震災等の被災者・行方不明者・犠牲者に対する法要をしました。

木魚にあわせて全員で「舎利礼文」を3度読誦し
続けて中里先生のリードで「雨ニモマケズ」を全員で朗読しました。






 * 直筆コピー『雨ニモマケズ』→クリックすると大きくなります。





引き続き、お釈迦さまの誕生日・花まつり甘茶法要をお勤めしました。
花御堂(はなみどう)の周囲にお供えされているお菓子類は、
全て今回参加してくれている子供たちからの誕生日プレゼントです。

―甘茶法要―

  拈香三拝
  読  経 「摩訶般若波羅蜜多心経」
  灌仏の偈 
  回  向 
  略 三 宝 
  普同三拝





全員で甘茶かけをし、最後は住職の挨拶でお開き。
「甘茶あめ」「甘茶ティーパック」入りのお菓子袋をお土産に
今回の催しは終了となりました。

この後、檀信徒得度式が本堂で開催されましたが、
それはまた次にご報告いたします。
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★豊川稲荷東京別院 読誦会のおしらせ

2011年04月14日 | 豊川稲荷東京別院
豊川稲荷東京別院では、毎月18日に「読誦会」を開催しています。

曹洞宗でお唱えをする諸教典の読誦練習と、
僧侶による折々のお話の2本立てです。

主任講師は、中野天徳院のご住職大藪正哉老師ですが、
当寺の副住職もお手伝いさせていただいております。





今月も同様に開催させていただく予定です。読経の練習は、
当院で7月7日に開催する施食会(せじきえ)に因み、
『大悲心陀羅尼(だいひしんだらに)』『甘露門(かんろもん)』を予定しています。

初めてお唱えされる方であっても、
お隣同士の読経を聞きながらお唱えをしますので、
自然とスラスラとお唱えができてしまうようです。





平成23年4月18日(月)

 午後1時30分より 礼拝・読経練習

             途中休憩

 午後2時40分過ぎ おはなし


 豊川稲荷東京別院(法輪閣)





参加ご希望の方は、
豊川稲荷東京別院まで詳細をお問い合せ下さい。

所在地 東京都港区元赤坂1-4-7
電 話 03-3408-3414



※5月18日(水)の読誦会は、大藪正哉老師がいらっしゃいます。
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★親子でもあり、兄弟でもあり。【動画あり】

2011年04月13日 | 行事報告
曹洞宗では、10歳以上で得度を修すると、
僧籍(宗派による僧侶としての戸籍)を得ることができます。



もう1年以上前、本人に対して

 10歳になれば、お坊さんになることはできる。

 子供だから学校に通ったり生活は今まで通りで、
 将来、本当に僧侶として生きていくとか、
 どこかのお寺の住職になるとかという話とは別だけど、
 頭を剃って、“得度”という式を勤めるか?

というような話をしました。
本人は頭を剃るということに抵抗を感じていたようですが、
これまで私が繰り返してきた「坊さんって?仏教って?」という問いかけを
包み隠さず話(告白)をしていく中で、
「得度はしたい。でも頭を剃るのがアレなので夏休みか春休みの初日にしたい」
という決心が本人から返ってきました。



そんな遣り取りを経て、
これまでお世話になってきた檀信徒さまの中から
今回の350周年の委員としてご協力いただいている方のご臨席と、
筋向かいの宝祥寺さんと、旧知の武政尼僧さんの後見をいただき、
平成23年3月26日午後3時より、住職の孫の出家得度式を勤めました。




以下、差定を中心に、式の様子を写真で伝えます。


◆1 出家得度式作法

 a)剃度作法

 ・殿鐘三会

 ・本師上殿

 ・上香普同三拝 了って着椅

 ・洒水

 ・発心の人上殿 本尊・本師に三拝


 ※既に一部分を残して、バリカンでチクチク坊主頭になっています。





 ・奉請       参列者一同「十佛名」斉唱


 ※ 一部残されているのは、おでこの上(頂寧)にある「周羅の一結」です。



 ・礼讃文

 ・剃髪       参列者一同「剃髪偈」斉唱


 ※ バリカンで刈ってあるところを、カミソリで剃髪しています。ジレットです!



 ・授直裰      法衣を授ける

 ・周羅剃髪    頂寧に残る「周羅の一結」を剃り落とす





 ・安名       僧名を授ける

 ・授坐具衣鉢   坐具・お袈裟・応量器を授ける
            参列者一同「搭袈裟偈」斉唱


 ※ 授かったばかりのお袈裟を頭上に戴き、お唱えをしています。



 ※ 初めてお袈裟を掛けています。





 b)授菩薩戒法

 ・懺悔       「懺悔文」復唱

 ・三帰戒     信仰の3本柱「三帰戒文」復唱

 ・三聚浄戒    3つのこころがけ

 ・十重禁戒    10のいましめ

 ・十六条戒

 ・血脈授与    「佛法の系譜」を授ける


 ※僧形を調え、戒律を受け、血脈を合掌に頂いています。



 ・回向

 ・処世界梵    式の円満成就を頌す

 ・普同三拝    本尊に三拝



◆2 得度報告・檀信徒参列者回向

 ・普同三拝

 ・読経       参列者一同『摩訶般若波羅蜜多心経』斉唱

 ・回向

 ・普同三拝





 堂行・維那を勤める元熙上座





 1時間半もの長い間、元熙上座の友達も、ずっと式を見守っていました






この度の得度は、本人の意志を蔑ろにしないよう気を配りつつ、
本人自身の頭を剃って得度をする気持ちを確認しながら準備をしてきました。
けれども、最終的に本当に僧侶として生きていくのか、
あるいは別の生き方を選ぶのかという点については、
実質的には本人がもう少し大人になるのを待たなくてはなりません。

お寺に生まれたという事実は曲げられませんが、
できる事ならば、住職や私以外にも多くの老僧方に出会い接する中で、
本当に心の底から僧侶として生きていくんだと志をもってくれれば、
それが何よりのことであると思っています。

このように仏縁が整い、得度式を勤められたことによって、
私たちはこれまで純粋に「親子」としての関係でありましたが、
これからは同じ僧侶を師匠とする「兄弟」ともなりました。

このことによって、私自身には目標が一つ加わりました。

それは私からの「私の弟子になれ」という意志ではなく、
彼からの「あなたの弟子になる」という意志に基づいて、
私たち「兄弟」がいつか「師弟」ともなるよう勤めることです。

まだまだ道半ば。励んで参りたいと思います。






《 参 考 》

当日の得度報告・檀信徒参列者回向文

仰ぎ、こいねがわくは眞慈伏して照鑑を垂れたまえ。【息】
上来、つつしんで香華灯燭 湯菓茶珍膳を備え、【息】
摩訶般若波羅蜜多心経を諷誦す集むる所の功は、【●低頭・息】

大恩教主本師釈迦牟尼仏、【息】
高祖承陽大師、太祖常済大師、【息】
当寺開山 大盛玄尊大和尚、歴住諸位大和尚に供養し奉る。【●低頭戻・息】

こいねごう所は、【息】
正法興隆、山門康寧、法孫連綿、辨道増進、【息】
国土安穏、万邦和楽ならんことを。更に祈る、【息】
当山檀信徒 並びに本日参詣の善男子、善女人 各々その家、【息】
家門繁栄、子孫長久、諸災消除、【息】
諸縁吉祥ならんことを。


動画でも儀式の一部を見ることが出来ます。

出家得度式 (剃髪・授直とつ)
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★桜満開。風強し。

2011年04月12日 | 四季折々 寺事折々
桜を皮切りに、境内の様子が瞬く間に色鮮やかになって来ました。






2階図書コーナーの大窓からは桜が間近です。



大龍寺ふらっとホールにて一昨日開催の「花まつり朗読会&甘茶法要」は、
大人から子供まで40名を越える方が集まられ、盛会となりました。

同じ日に続けて「檀信徒得度式」も勤め、
3名様が住職の弟子となり戒名を受けられました。
仏縁が広がりました。ありがとうございます。



当日の様子は、改めて掲載の予定です。
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★再度のお知らせ★4月10日開催「花まつり朗読会・甘茶法要」のお知らせ

2011年04月04日 | おしらせ
花まつりは、おかしを持って、集まろう!





大龍寺開創350周年の記念行事「てらとも活動」の一環として、
4月10日に「花まつり朗読会・甘茶法要」を開催します。


朗読会には、講師として元群馬テレビアナウンサー・朗読グループ幸風メンバーの
中里貴子先生をお迎えし、発声練習なども取り入れた参加型の朗読会を催します。


朗読する作品は、親子でも楽しめる「よだかの星」「ねずみ経」の予定です。
お友達同士、または親子での参加も歓迎します。
朗読会の後は、誕生仏に甘茶をそそぐ、お祝いの法要をお勤めします。


この行事は、大龍寺檀信徒に限らず、どなたでもご参加いただけます。
是非、皆様揃ってお越し下さいますようご案内致します。



平成23年4月10日

  午後1時~ 花まつり 朗読会

  午後2時~      甘茶法要

  大龍寺書院一階ふらっとホールにて


お釈迦さまへの誕生祝い(お供え)

  おとな 500円

  こども おやつ 10~100円程度
         (たとえば、おせんべい1枚、おまんじゅう1つでOK!)




この行事においては、今般の震災等で被害を受けられた方にお見舞いを申し上げ、
尊い命を失われた犠牲者の方のご冥福を願うため、
参加の方皆様と共に、祈りの時間を設けたく思います。





    
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★期間延長のお知らせ★東京都仏教連合会発 瑞江葬儀所における震災犠牲者の火葬について

2011年04月04日 | おしらせ
【続報 緊急連絡  読経・献香を希望される僧侶の方々へ 回覧願います】


瑞江葬儀所における震災犠牲者の火葬について
受け入れ期間の延長をお知らせいたします


 先般、お知らせいたしましたとおり、東京都では各被災自治体からの要望で震災にて犠牲になられたご遺体を、都営の瑞江葬儀所において受け入れ、火葬を行っております。
 本日、東京都建設局から期間延長のお知らせをいただきました。
 つきましては、引き続き被災地のご寺院方に代わり、瑞江葬儀所においてお祈りを捧げたいと存じます。原則として所内に立ち入る事は出来ませんので、読経・献香について充分な場所がございませんが、下記のご留意点をご遵守いただき、ご一緒にお祈りいただけますようお願い申し上げます。        合掌

◇ 場 所
   東京都江戸川区春江町3-26-1
   瑞江葬儀所 正門前受付(正門前での読経・献香となります)

◇ 日 時
   4月4日(月)~4月7日(木)10:00~16:00
    ※当ブログに記載する際に、時間の誤記載がありました。
      終了時刻は17:00ではなく、16:00です。

   受付時間内であればご自由にお参りいただけますが、
   時間外には一般の方と同じ場所での献花のみとなります。

◇ 留意点
   所内への立ち入りは一切出来ません。
   正門前受付に係員がおりますので、指示に従ってご記帳願います。
   休憩所、着替えの場所、駐車場などの施設は使用できません。
   駐車場やお手洗いなどはご自身でお探しいただきます。

◇ 服 装
   改良服・袈裟・数珠をご持参下さい。
   私服の場合には一般の方と同じ場所での献花のみとなります。

※問い合わせ先
   東京都仏教連合会事務局




 4月1日からの3日間、全日本仏教会様、江戸川仏教会様はじめ各仏教会様のお力添えをいただき、約300名を超えるご僧侶の方々にお越しいただき、共にお祈りを捧げていただきました。衷心より感謝申し上げます。引き続き宜しくお願い申し上げます。


◆今後も東京都建設局による、
◆受け入れ期間延長が予想されますが、
◆改めてお知らせはいたしません。
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★瑞江葬儀所へ礼拝に行って参りました

2011年04月02日 | 行事報告
昨日、曹洞宗の有志のお坊さんと一緒に瑞江葬儀所へ行って参りました。

柵状の門扉が閉じられた正門前に看板・献花台・記帳所が設けられ、
地元江戸川仏教会のお坊さんが記帳のお世話して下さいました。

一般の方はその場での礼拝等祈りを捧げることになりますが、
門扉の内側に祭壇・お焼香台などを用意して下さっており
各宗教・宗派がそれぞれの宗旨に則ったご供養が出来るよう準備して下さっていました。

到着時は、20~30名ほどの宗教者の方たちがお出でで、
それぞれご供養の順番待ちをしておりましたので、
私たちは、お焼香礼拝のみさせていただき、戻って参りました。

今日から3日間は、午前10時~午後4時まで、
同じく瑞江葬儀所にて火葬が続いています。

私は今日・明日はお寺の年間法要、
4日は浅草での托鉢があるため、
葬儀所への出仕は難しいようです。






普段ですと150~250PV&80~120IP前後でのアクセスですが、
この3日間に限ると、アクセスがあって驚いています。

2011.04.01(金) 669 PV 332 IP
2011.03.31(木) 468 PV 237 IP
2011.03.30(水) 571 PV 253 IP

検索ワードの統計を確認してみたところ、
瑞江葬儀所に関する記事が影響しているようです。




★行持メモ

 4月 2日(土)午後5時半~ 大龍寺 定例坐禅会午後5時半から受付

 4月 6日(水)午後2時~  牛込仏教会 花まつり甘茶法要・演奏会

 4月 8日(金)終日      釈尊降誕会(甘茶接待あり)

 4月10日(日)午後1時~  大龍寺 花まつり朗読会・甘茶法要

 4月10日(日)午後3時~  大龍寺 平成23年檀信徒得度式
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★4月1日

2011年04月01日 | 四季折々 寺事折々
新しい年度が始まりました。

春の息吹が、境内のあちこちで感じられます。

見渡す限りの瓦礫となってしまった被災地にも、
きっと、これらの草花が根付いてくれることを祈っています。



  

 


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