道東の狼!驀進 新鮮組

動乱の幕末を想わせる薄野。新鮮組は動乱の薄野を驀進します!

  本日9(月)も営業しておりまぁーす

2017-10-09 06:12:26 | 本・DVD・音楽そして妄想
ということですので、ぜひぜひお店に来てください。
皆様をお待ちしておりまぁーす

さて、先日お客様が
「君の名は」
を持ってきてくれたので
ちゃっかり見させてもらいました

まぁいまさらなのですが感想を・・・
ネタバレバレですから注意です








さて、とんでもなくブームになった
君の名はですが・・・
はっきり言って、僕の嫌いな感じ
まぁ嫌いというか、説得力がないっていうほうがいいかな
何が嫌いかというと・・・

なりたたかない!ってことですね
何が成り立たないか?

一番の理由が、ご都合主義的な映画だってことです

何がご都合主義なのか?

この物語というか、この演出は結構伏線をおいて
謎が解けた!という感覚や、さっきのあれはそういうことなのか!
という部分を多く持たせることで
ある種の青春純愛ラブストーリーとの差別化を図っていると思われるのですが

その伏線が荒すぎないか?
ということ

まず、序盤の中で初めのポイントになる
3年の時間の違いです

伏線として、スマホの日にちと曜日の違いや
それによって朝起きて学校に行く準備をしたら日曜だった
など有りますが
後々までここに気が付かづに流れていきます
ほんとうか?って

まず、互いにスマホを使ってその日の出来事を書き残しています
そのスマホは3年の違いがありますよ?
三年後の世界に入っている三葉ちゃんは疑問を持たないの?

「なにこのスマホ、すごくない!!」
くらいの感想があるんじゃないでしょうか?

たとえば、たまたまたきくんの携帯が古いものだったとして
そこはいいとしますが
アプリ探したり、メモ残したり、ラインなのか?それを使ったりする中で
時間を見ることがあるはずで、その時に自分の暮らしている西暦と違うことにかが付かないのは?
どうかと思いませんか?
絶対に気が付くはずでしょう

あわせて、タイムラグの問題だと大きなポイントで
彗星の問題もあります

たきくんはあれだけやっているであろう彗星の話題を耳にしなかったの?
あれだけきれいだと感想を持っていた彗星の話を、前後しているかくらいは気が付かない?

ここがまず最初の都合がいい部分です

まぁしかし、こんな部分はいいとしまして
次なるご都合が?

アニメ特有のエロを感じさせないふりこいて
確実に意図的にエロをちりばめる手法

これは、描くか描かないかの話ではありますが
朝起きておっぱいをもみます
しかも、それはそれはやわらかそうにもみます

どうさ?

リアル感や、男の気持ちを描くなら
ここで止まりませんよ!!
ここでとまるのならば、それは嘘なのでリアルはありません
それならいっそそんなシーンはいらないでしょ?

先輩のブラチラシーンは?
あれ布団かけてちゃダメ?

朝起きて、ついてないものがありますよ
恥ずかしながら触って確認しますが・・・
その恥ずかしさってなに?
「あっ、ある~」
なんて反応嘘すぎるでしょ!!!
嘘つくんなら、鏡見て気が付けばいいだけで、そうじゃないなら違うよ

高校生が朝起きたら股間は膨らんでるんだよ!!
これ以上はやめておこう・・・

別にいいですけれど、俺はずるいと思うんだよなぁ

まぁここまでは屁理屈です

一番の問題は、この話は何を書きたいのか?
それは見た人が感じ考えるのかもしれないですが
あきらかに言えるのは、一本通ってないんですよ
それは何かというのが、本題です

時空を使った物語でかならずぶち当たる問題ですが・・・

この話の問題は、リアルな現実が二つあって
その現実に3年のタイムログがあるということ
最低ここに一本通したものがないと、リアルの欠落になる

そのリアルが欠落すると、ちりばめた伏線もただ盛り上げる要素に過ぎない
だからなに?

この二人は、まず3歳年上のおねぇさんと年下のぼくちゃんの話なんですよ
それは3年のタイムログがあっての同級生なんだから、そうなるでしょ
問題は何か?

同じ時間軸にいる二人に3年のゆがみがあるということはどういうことか?

大事なポイントがあります
彗星が落ちてきたとき、三葉の時間軸で彗星を眺める瀧君がいます
しかし、その瀧君は今何が起こっているかはわかっていません
当然です、その瀧君はまだ菜にも理解していないのですから・・・

しかし、ここが大切であって
これが一つの時間軸に対するとらえ方の現れです

それぞれの時間軸があり、それぞれの軸の中にそれぞれの世界がある
ということが基本なのだと思います
ということはどういうことか?

高校生の瀧君の時間軸の中では三葉は存在しないということになります

それに対し、もう一つポイントのシーンがあります
それは、瀧君のスマホに残っていた三葉のメモが消えていくシーンです
これが何を表すかというと

歴史の書替

ここの考え方によって、基本軸が高校生の瀧君の軸のみで
3年前の彗星の時の軸は一種のパラレルであるってこと
それってどういうことか?
雑に言うと、夢落ちとさほど変わらないってことで
「だけどあれは実は夢じゃなかったのかも?」って方向です

記憶が消え、歴史が変わる点からみると
たぶん方向としてはそうなんだと思うんですが・・・
でもどれが本当かはよくわかりません

ただ、言えることは
パラレルであれば、所詮はそんなご都合ドラマだということ
しかも、リアルを臭わせてジャンジャン!っていう
ただ正直これも成り立たないんだよなぁ・・・
三年前の三葉が瀧君の世界で生きた段階で、その世界は現実ではない?
なんせかんせ、三葉はパラレルの住民ですから・・・
そうなると、やっぱり夢だったってことになるんですよ
でももっとやっかいになるなぁ・・・
ちがうな、時間軸の存在がなくなるな!!

やっぱりなりたたない
筋が通らない
結局は、夢で見た名前もわからない人に出会えたっていう話を・・・

うわっ!!!!


じゃないかなぁ・・・
言葉が出なくなっちゃった

じゃぁ、もし時間軸がそれぞれに存在した場合
目覚めて歴史が変わっていた段階で、これは該当しないし
絶対にないんですが・・・
これは同じ時間軸で二人が出会うことができなくなってしまう

例えば、3年前の三葉は体が乗り替わった経験を持ってその後暮らすのですが
同じ軸の瀧君は3年後に体が乗り替わってしまう理由がもうないからね

ね、通らないでしょ
ざんねん











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