道東の狼!驀進 新鮮組

動乱の幕末を想わせる薄野。新鮮組は動乱の薄野を驀進します!

 引き続きましてTEXT

2011-10-20 04:46:55 | 本・DVD・音楽そして妄想
めっきり寒いですねぇ
最近、お通しにおでんを炊いてるんですが、気温もあって皆様喜んでくれます
内容は、足寄のふきと厚揚げに、定番の大根と玉子です

ご要望のお客様には、そのほかにも
足寄の湯葉に、殻付牡蠣あんきも等のおでんも用意できますからね

ということで
8月より続いておりますラーメンズブームは今もなう

ラーメンズコントに小林賢太郎のソロコント
完売劇場やエレ方コントに、KKPと・・・

出来る限り長いすパンでラーメンズコント公演を楽しめるように
間間に、その他のものも入れてローテーションを組んでいます

そして、今週借りてきたのが

第16階公演TEXT

ラーメンズ第16回公演『TEXT』 [DVD]

新品価格
¥2,926から
(2014/8/27 06:30時点)




これはよかったなぁ
基本的に、大体のコントは難しいんだけれど
その代わりに、なにが面白いのかがはっきりと見えていて

伝わる公演だったんだなぁと思うな

ちょっと内容に触れますよ
最近はまってる人で、まだ見てない人は気をつけてね

数行後に始めていきますが・・・
これから見る人は、見たらまた遊びに来て下さい
それでは!!

6年前の貴重な僕の写真でさようなら





ということで、勢いでこのブログ始まって以来
かたくなに拒んできた自分の写真を載せてしまった
こんどは嫌がらせも含めて、料理担当大臣のたかみつくんも乗せてやろう

しかし、写真が6年前・・・
あ~あ、もう6年もたってるんだね
ちょうど中央区に引っ越す直前の月寒でとった
なつかしぃなぁ
こんと昔の話なども書かせてもらいますね

でもって、TEXTですけれど
とりあえずは、僕が勝手に感じたことだからね

最初のコントは、釣りのあいうえおレストランそれぞれ
を合わせたような内容で
あいうえお作文の面白さの中で、映像の特徴的な
場面転換を舞台で流れを止めないで行う
あ~あ、こんな方法があるんだ
っていうおもしろさ
レストランそれぞれでは、一つの空間の中での
複数の人たちの場面・場面を二人でやりきるものだったけれど
今回のものは、空間の転換も含めていて
コントを作る手法として面白さを感じるものだったと思う

コントでもよく、場面が変わるようなネタをやる人たちもいるけれど
大抵は、転換する時に
「その時、まさお君は~」
とか言う口上を入れて、見てる人たちに「場面が変わりましたのでそう思ってくださいね
っていう約束をしてから場面が変わるの
だから、それを流れを止めないで行うって手法はすごいなぁっておもうなぁ

結局は、あたらしい笑いって言われてることも多いけれど
新しい笑いの質ではなくて、おもしろさと言う追求の中での
新しい手法を作り出していくのがラーメンズのコントなんだと思うの
だから、お笑い芸人というよりもアーティストだね

二つ目は、同音異義語を使ったコント
二つのシチュエーションで使われる同音異義語によるおもしろさ
これは、ネタに対する着目点のおもしろさ
ただ、それだけにしないのがすごいところで
それをどのようにアプローチしていくかの部分でラーメンズの作品として昇華させるというか
これが最後のコントにリンクしていくんだけれど
それぞれ単体としてある二つの場面が、同音異義語という鍵を使って
1つのコントとして重なっていく・・・


序盤のコントはA⇒同音異義語⇒B⇒同音異義語⇒A
と言う感じで、交互に行われる二つのシーンでまったく違う話なのに部分部分で言葉が重なるおもしろさ

後半のものは A+B =C
同時に行われるシーンの中で、それぞれの台詞が互いの場面にはまっていって
二つのシーンが合わさった別の内容(もしくはそれぞれを鮮明にした完成品と言う形で)のコントに

これも一つ目のコントと同じように、やはりその手法なんだけれど
おもしろさとしては、マジックショーを見たような感じの印象
「こんな不思議なこともコントで出来るんですよ」
そういう言葉をかんじられた

3つ目は、言葉を使った数学的な遊びみたいなもので
よくラーメンズで見られる、普通じゃないものを三段論法的に正当化する
論理のマジックショーみたいなもので
それを、更にぐっちゃぐちゃにすることで、面白みの他に笑いが生まれるもの
「金部」とかと似た様な感じかな?
片桐こばかにされるパターンなんだけれど
純粋な反応と、純粋だから言ってることがメチャクチャなんだけど
わけが解らないのが一周して、もしかしたらそうなのか?そういう世界観なのか?
って思っちゃうの
絶対違うの解ってるんだけどね
結局おちょくられてるのは僕だった!みたいなね

4つ目は、その前のコントででてきた
「もし○○条例がでたら」っていうコントで
1つのコントに対して、条例と言う形でシチュエーションをつくって
別のコントを作っていくもの
短歌条例」がでたら、「ミュージカル条例」が出たら、「ハリウッド条例」がでたらなど
それにあわせて、結末には・・・
それぞれの流れもくんで、やっぱり発想だけでは終わらせない

そして、5つ目に片桐の単独ショー
たかしと父さん怪傑ギリジン的なコントで、
それではとりあえずただ笑いましょうか?っていうスタイルのコント
今回はジョッキー扮する片桐が馬の小林にひたすら話しかけるパターン
それで、何で今回はジョッキーなのかと言うのが最後にかかってくるの

最後に「銀河鉄道の夜のような夜
結局は、これがものすごくいいから良かったの
それまでのコントの手法や内容がリンクした、TEXTのまとめ
というか、これがTEXTだったって言う感覚を感じた
このために、それまでがあったそんな感じ

喜怒哀楽が詰まってて
それとあわせて、それまでにあった不思議すごさ驚きとか
加わって、寂しさや哀しさ・・・

TEXTっていう一つの作品を見た感じがあって
面白かったものを一つ一つもう一度見るって言うより
もう一度最初から見たいって言う感想がでてきた
そういう部分では、一番よかったなぁって

ネタによってはあくの強いものとかもあって、どうしても
そのネタに対して印象が強くなってしまうものもあって、公演によっては
あの公演のあのコントをもう一度みたいって言うのがあるけど
この公演は、一つ一つ面白くて、それだけででも見たいものはあるけれど

TEXTが見たいって

っておもうなぁ
そんな感じの、今回のDVD報告でした!
来週はついに、17回公演かな?