くまちゃん。の冷吟閑酔ドールなblog

人形に嵌った人形者の怪しい毎日

横浜は資料館の宝庫

2010年05月09日 | ミュージアム・アート
どもっ!

先日の横浜人形の家に行ったついでに、「横浜開港資料館」と「横浜都市発展記念館」さらに「横浜ユーラシア文化館」にも行って来ました。



横浜開港資料館は旧英国総領事館(旧館)で横浜開港から昭和初期ぐらまでの横浜の歴史に関する資料を展示公開しています。
当時の公私文書や瓦版・新聞・写真などの収集資料は、25万点近くもあるそうですよ。
まぁ、見て楽しいという感じは少ないですが、港町横浜を知るには行ってみる価値はありますよ。
中庭にある「たまくすの木」(タブノキ)と呼ばれている木は横浜の生き証人と言われていて、
横浜がちいさな漁村であった江戸時代からにあり、ペリー来航時に艦隊に画家が描いた絵などに描かれた木がそれではないかと言われています。
評判の悪かった横浜開港150周年イベントののイメージキャラクター「たねまる」くんはたますくの木の精ということです。

続いて近くにある横浜都市発展記念館と横浜ユーラシア文化館にも行って来ましたよ。
こちらは同じビルに入っていますので、共通の入館料金で見られます。
横浜都市発展記念館では企画展の「西洋館とフランス瓦」をやってました。



横浜開港以後にそれまで日本に無かった洋風建築街並みの主役であるレンガや西洋瓦などの発掘資料を展示しています。
フランス人実業家アルフレッド・ジェラールが日本で初めてフランス瓦の製造して横浜居留地を中心に多くの西洋館の屋根に使われたようですが、器用な日本人が模倣瓦を造っていた事も展示されています。
まぁ、日本も近代文化黎明期はパクリ文化だったって事ですな。
何処かの国よりはマシとは思いたいですけどね(^^;

横浜ユーラシア文化館は江上波夫氏(故人)から寄贈された、ユーラシア諸文化を代表するガラス・陶器・彫刻・民族衣装などを常設展示しています。
展示資料数は約250点と少なめですが、「砂漠と草原」「色と形」「技」「装う」「伝える」「交流」のコーナーに分けて判り易く展示しています。

隣のビルには「日本新聞博物館」もありましたが、時間的に無理だったので次回にでも・・・。
この界隈には「神奈川県立歴史博物館」や「横浜税関資料展示室」ちょっと離れていますが「横浜外国人墓地資料館」・「山手資料館」・「岩崎ミュージアム」など多数あり博物館・資料館好きにはたまらない場所です。
入館料も2~300円程度(企画展・特別展は別料金有)で入れますので、散歩がてらに是非どうぞ。



帰りは山下公園をぷらぷらと・・・。


氷川丸見学もおススメスポットです。

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