ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

道の駅かでな

2010-02-10 07:47:52 | PiTaPaより遠くへ
  「嘉手納でもう一度ファントムが見たい」と言ったのはメンバーの一人。時代が違うんじゃないのと思いながら、安保の丘へ行ってみることにしました。
  那覇から国道58号線を北上します。国道沿いに金網が見えるたび、車内から質問が出ます。そのたびにナビの画面を操作して調べてみます。最初は牧港補給基地、次が話題の(?)普天間飛行場、キャンプ瑞慶覧、キャンプ桑江と数えてようやく嘉手納基地に至ります。「ほんに、基地ばっかりの町やね」というような会話も…。
  安保の丘へは1999年に一度来たことがあります。修学旅行の高校生たちがたくさんいました。輸送機らしい大きな体躯の黒っぽい飛行機が着陸するのを見ていたのを覚えています。
  "道の駅かでな"は、"ゆいレール"と同じ2003年に完成したのだそうです。"安保の丘"を見下ろす高さに展望台が作られていました。裏には観光バスが何台も停めてあって、観光地の駐車場のようです。エレベーターには並びが入り、階段で4階の展望台まで上がってみるとツアー客でごった返しています。高くなった分だけ"丘"からみるよりずっと"金網の向こう"がよく見えます。立派にはなりましたが、安保条約が見える丘から軍用機が見える展望台になってしまったような気もします。 ツアー客の波が引いてから改めて基地を眺めてみると4000m.というのは長いものだと実感します。巨大な平地が広がっています。滑走路2本を有する国内で一番大きな飛行場。その広さに見合うような巨大な格納庫。滑走路の右手前方には東シナ海が陽光を受けて輝いています。これが軍用基地でなかったらのどかな風景だと思いました。もしも、もしもこの基地がなくなったとしたら…。この広い土地をどうやって使えばいいのだろうとこれまた余計な心配。

  展望台にいる間に旅客機らしき飛行機が1機だけ、飛び立っていきました。
  道の駅を後にした私たちは読谷村の補助飛行場跡の道路を走りました。それから沖縄国体のとき日の丸焼き捨て事件の現場となった平和の森球場を見ました。中日ドラゴンズの旗が掲げられていました。2月になったらキャンプに使われるのですね。

道の駅かでなのサイトはこちら

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゆいレール | トップ | ウエストコースト »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

PiTaPaより遠くへ」カテゴリの最新記事