
海岸通に沿って海遊館まで歩き、イルミネーションを見るのもいいなと思ったのですが、この天保山から対岸の桜島までの渡船に乗ることを優先しました。ちょうど暗くなりかけた頃です。
以前に渡船の待合室までは入ったのに、待ち時間がもったいなくて諦めたことがあります。
この天保山渡船場は他の渡船場に比べて案内が乏しいように思えます。海岸通から、天保山公園に入っても渡船があるという案内が見えません。前回乗るのを諦めたと記しましたが、これも海遊館周辺をぐるぐる歩いていたら偶然見つけただけのことなのです。大阪市内の他の公営渡船場に比べて観光地に近いからかもしれません。まして、この渡船を使えば無料で海遊館とUSJを行き来してしまえる(JRだけで海遊館にも行ける、大阪地下鉄に乗ってUSJに行けるという言い方もできる)からかもしれません。殊に、キャプテンラインというほぼ同じルートで民間のシャトルクルーザーが営業していることへの配慮かもしれません。とにかく案内については天保山側も桜島側も不親切だという印象を持ちます。

さて、30分に1本という運行ながら、今回は数分後に出航というラッキーなタイミングで待合室に着きました。航路は阪神高速湾岸線の天保山大橋のほぼ真下です。湾岸線を走っていても、この下に公営渡船があるなんと夢にも思いませんね。
船のサイズも大きいですし、自転車を押した地元の人がたくさん乗ってきます。対岸までは400~500mくらいでしょうか(大阪市のサイトによれば岸壁間400mとあります)。それにここは大きな貨物船も行き来する安治川ですから、迫力があります。振り返ると天保山ハーバービレッジの灯り。楽しめる渡船です。対岸の此花区に着きました。今乗ってきた人以上の人が待っています。工場街の渡船とはまた雰囲気が違います。

ここまで来たのだからUSJの雰囲気を感じてみようと、入り口付近まで行ってみました。4日にしてはやや静かな気もしましたが、USJから出てくる人たちはみんなお土産の大きな袋を持って、明るい顔をしています。楽しかったんでしょうね。USJ帰りの人たちに混じって、ユニバーサルシティ駅から電車に乗ったのでした。今日は、住之江区から大正区、港区、此花区と4区を歩きました。そして3つの公営渡船を経験しましたから、未経験なのは、千本松渡船場と甚兵衛渡船場のふたつだけになりました。
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