混沌(こんとん)とした2021年の歳末です。物事が無秩序でまとまりのない状態でしょうか。米中の覇権(はけん)争いに台湾、ウクライナ情勢。オミクロン株の感染拡大のコロナ禍。気候変動の脱炭素社会、SDGs(持続可能な開発目標)の実行動に軍縮や銃規制など。竹島、北方領土、拉致問題も。紛争、格差や貧困に過度なグローバル化、グローバル企業の寡占化なども混沌としています。
限界集落の自由人から見える社会は野望や権力支配欲、人間欲(金銭や物)が渦巻きメディアは消費や競争や勝敗を煽(あお)っている。シンプルに「地球自然の恩恵を受けて穏やかで災害や犯罪のない社会で家族や関わる人々と健康で心から笑え、程々に必要な物が消費でき幸せに社会生活ができれば充分」でしょう。世界中の大多数の人々も同じだと思いますが・。
中国の習近平主席の軍拡や人権など容認できない施策もありますが「過度な所得規制」「共同富裕」政策は大賛成です。アメリカのバイデン大統領も「アメリカはウオール街で創られた国ではない。この国は中間層が創ったのだ」と。日本の岸田首相も「成長と分配」の政策実現を述べています。
日本は各種指標て国力の弱体化が表面化しています。この30年間で他の先進国に追い抜かれ途上国に陥落しています。企業収益は社内留保や株主配当に充てられ働く人の分配が少ない。日本の平均賃金は1991年447万円が2020年は433万円に下降。米国は約2,5倍の約700万円、ドイツは2倍の約560万円に上昇しています。大卒初任給は米国は629万円、日本は262万円です。給与が安く消費や物価や企業収益も伸びない。企業の変革や改革の遅れに未来の適正投資、ゾンビ企業、産業に対する不適正な補助金・給付金行政など多々考えられます。円安も気になります
2000年からの戦犯の歴代内閣です。森。小泉。阿部。福田。麻生。鳩山。管。野田。阿部。管内閣で現在は岸田内閣です。取り分けて2度の安倍内閣での新自由主義的アベノミクスが国民幸福と遊離していた。劣化NHKなどTVメディアと選挙民にも責任があるのでしょう・。
災害列島の日本では政府も企業もメディアも個人も気候変動、脱炭素特に電力、化石燃料の削減が最優先課題です。それにAI新時代のデジタル化です。化石燃料の削減を個人も積極的行動指針にしましょう。簡素で効率的な政府役所に国防や安全保障も重要でしょう。
師走で忙しい方も多いと思いますがコロナ禍や健康、犯罪、交通事故、火災に互いに細心の注意を払い頑張りすぎないように2021年の歳末を楽しく過ごしましょう。
写真はミヤンマ―・モンユアの巨大仏