北インドの熱波による干ばつ
世界気象機関(WMO)は2021年は気候変動に関する4項目の指標の全てで過去最高の記録をしたと報じた。「温室効果ガスの濃度」「海面の上昇」「海洋熱」「海洋の酸性化」です。温暖化の継続的進行、陸地の減少、サンゴ礁の死滅、海洋生態系の破壊に繋がっていると指摘しています。国連の事務総長は「私たち人類の気候変動対策は失敗だと明言しています。動物、人類も住めなくなり住む場所も食糧危機にも陥ると。
2022年になっての世界の主な自然災害は1,3月下旬から5月中旬までの北インドの50度近い熱波 2,4月の南アフリカの豪雨、洪水、土砂崩れ 3、5月のブラジルの豪雨、洪水、地滑り。インドアッサム州の豪雨、洪水 4,日本の147年ぶりの猛暑観測 7、オーストラリア、シドニーの豪雨、洪水。中国江蘇省、上海の40度以上の熱波、山西省、吉林省、黒竜江省、河北省、内モンゴル自治区の豪雨、洪水。ヨーロッパ、スペイン、ポルトガル、フランス、イギリス南部の熱波、山火事、熱中症被害 等々
日本のほぼど真ん中の限界集落では昨年末から3月中旬までの豪雪で毎日私道の除雪、屋根の雪おろしに明け暮れた。気候のいい3-4月は雪害の屋根や戸井修理に追われ6-7月は晴れれば猛暑で熱中症危機、雨が降れば豪雨。畑や屋敷は雑草だらけ今だに除草、垣根の剪定もまだ30%くらい。柿、栗、梅林の畑は1メートルも雑草が覆い茂り盆までに草刈りができますか。暑さと豪雨でヒルやネズミ、ムカゼやゴキブリ、白アリが発生。蛇も進出し害虫にも体をかまれ死闘しています。
夏野菜のトマトやナス、スイカなどは色ずけば猿やハクビシン、ヒヨドリ、カラスに攻撃され食糧争奪戦もしています。ここ2-3週間位、豪雨と暑さに閉口しています。近くに大きな河川が無く盆地の平地で土砂崩れの心配もなく安どしています。九州や東北地方の災害がない事を願っています。
いずれにしても世界や日本の温暖化対策は急務です。コロナ禍、ロシアウクライナ禍や円安、物価高、低食糧自給率、電力不足の原発再稼働、AI新時代の働き方等々パラダイムシフトの新時代です。劣化NHKやTVメディアのスポーツの勝敗等々バカ騒ぎやお笑い芸人やゆるバカ番組を耳にすると地球や日本の未来を案じています。
写真上気象庁転載
下Greenpeace転載