日本のテレビやラジオメディアの 異様さを感じます。スポーツの勝敗、選手の動向やひな壇芸能人のドタバタ、騒音雑音楽などほぼ削除して生活して います。猛暑の真夏に連日、朝から夕方までの高校野球、夜のプロ野球のTVやラジオ放送の異常さです。 多様なスポーツや文化芸術の生徒も高校野球選手と同じように努力し感動があるのに放送はほぼ無い、野球ばかりです。
スポーツも個々人の健康が主眼で、宣伝プロスポーツの勝敗や結果報道など毎日必要ない。ペラペラのハムやチョコ、空気だらけのウインナーを買い、高い携帯電話料金や新聞代を払い、貴重な時間を費やし、年収何億かの選手を年収何百万の人が入場料を払い応援に行く、応援する滑稽(こっけい)な話です。
多様な分野(伝統文化・農漁林業、商工業、学術・芸術・医科化学など)で社会の模範となる活動をしている優秀な人が多い日本です。 スポーツ・スポーツと騒ぐメディア、特に公共放送が問題でしょう。似たような芸能人頼りの番組制作力や社会の深層に迫る取材力の劣化も感じます。
少子高齢化・過疎化・一極集中化・竹島・北方領土問題・犯罪の多発化・莫大な国家債務 ・食糧自給率等、国難とも言える諸問題や課題が山積しています。国民総意で考える検証や改善・提言なども必要でしょう。災害情報等は丸ですが、誰がヒットを打った勝った骨折したの次元や多数の国民に関係ない芸能人との居酒屋談義を毎時、報道しているのが日本のTV・ラジオの公共放送です。 英BBC・独ARD,ZDF・仏F2~F5・中国中央電視台など近況はよくよく承知していませんが以前と比較して番組制作力・取材力・報道の優先順位、取捨選択力などレベル差を感じます。
周知の通り多くのスポーツ・団体では贈収賄・八百長・セクハラ・パワハラ・暴力事件、 選手のドーピング・窃盗・買春まで不祥事のオンパレードです。そのスポーツを支え大騒ぎし流布(広く世間に広めること)しているのが悲しいかな主に日本の公共放送です.表面化しているのは氷山の一角と見るべきです。 スポーツ団体関係者から選手まで拝金商業主義が蔓延(まんえん)し社会の規律、規範、公正や元気をもらう範疇(はんちゅう)から遊離しているのです。>
猛暑、酷暑、豪雨で各地での災害の多い夏です。さわやかで落ち着いた話題の社会、世相であって欲しい夏です。
まあ 庶民の世相川柳でも(作者不詳)
孫が来た 補聴器はずし 銭まもる
心では とっくに捨てた 結婚ゆびわ
おじいちゃん 冥途(めいど)のみやげに メイドカフェ
息子から 着いたみやげは 着払い
写真はミヤンマー・バガン近くの慈悲仏