青空Green倶楽部

時々意の趣くままに・・ミヤンマ―・国際・政治・経済・温暖化or寒冷化・限界集落etc

2022年の指針と行動

2022-01-09 04:58:17 | コラム
初春の庭に咲くクロッカス
ミヤンマ―・ヤンゴン郊外の緑の幹線道路

 歴史の転換点の2022年(令和4年)が始動しました。指針とは向かう方向、大方針です。多くの国際会議で議論されている病んだ地球環境を蘇生する脱炭素社会、社会、経済、環境、人権の包括的な持続可能な開発目標SDGsです。経済成長の限界と地球の有限性を個人も企業も政府も認識し具体的で積極的な行動が重要です。過度なグローバル化も再検証が必要でしょう。

 地球温暖化に起因するコロナ禍や豚、鶏インフルエンザ等の感染症の脅威、気候変動による豪雨や干ばつ、害虫被害による穀物、農作物の不作、プラスチックごみによる魚介類など食糧危機も懸念されています。快適や美食や便利を追い求めた人間の活動や行為で生存を危うくしているのです。

 1月5日現在で新型コロナウイルスの世界での感染者は3億人を超えています。新型コロナウイルスとインフルエンザのダブル感染の「フルロナflurona」やオミクロン株から変異した「IHU株」の出現もしています。過度なグローバル化による人の移動、競争や勝敗を煽(あお)るスポーツ大会など不要なことは自粛、中止させるべきです。

 日本の現況を見ると先端、大企業や各業界は脱炭素社会、脱化石燃料にシフトしてEV自動車やバイオジェット燃料等々の開発に努力されているように感じます。劣化NHKなどTV,ラジオメディアや元旦各紙のペーパーレス化に背くムダ新聞、今だに経済成長戦略を唱える老害政治家、地方役所の認識は甘い。日々の個人も石炭電力の節電や不必要なガソリン車の使用は控えましょう。

 日本社会の劣化は嘆(なげ)かわしい。一部の政治家や官僚は詭弁(きべん)や忖度(そんたく)や損得に明け暮れている。NHKなどメディアは共生社会に背く物欲やスポーツの勝敗や競争を煽(あ)おり、ふやけたお笑い芸人でポジティブ思考を装う。新自由主義か格差は拡大し相対的な貧困や犯罪は拡大している。TVメディア等からは優れた日本の先人の地球に優しい「もったいない」精神のかけらの言葉も聞かない。

 歴史の転換点の新年です。穏やかな地球環境と誰一人取り残さない寛容な共生社会に向かって躍進する年はじめです。政府や企業も個人も構造改革、価値観、過密から分散等々の変革と行動が重要です。頑張り過ぎないように頑張りましょう。

 

 


 
 
コメント (2)
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