南米パタゴニアのハイライト、エル・カラファテに行きました。カラファテといえば氷河です。ペリトモレノ氷河というとても大きくて綺麗な氷河があるということで、早速行って来ました。
氷河はなぜか少し青いのです。なぜなのでしょうか?知ってる方、教えてください。
氷河トレッキングというアクティビティもしました。バカ高い金(1万円)払って。
天気はあいにくの雨。アイゼンという鉄のスパイクをスニーカーにくくりつけて歩きます。しかし、慣れないため滑りそうで怖い。そして寒い。貸し出されたレインコートが短いので、足は余裕で濡れてます。うう、寒い。。。
まあ、アイゼンをつけて氷河の上を歩くという貴重な経験ができたので、よしとしますか。トレッキング後に飲んだ氷河のオン・ザ・ロックは、なかなか良かったですし。
氷河の崩落も見えました。小さい塊が落ちるだけで、「ガガガーン」と大きな音が響いてびっくりします。しかし、濡れた足が余りにも冷えるので、下の写真を撮る頃は、半ば観光どころではなくなっています。
カラファテで泊まったのはFUJI旅館という日本人宿です。ここが上野亭に続き、最高に居心地が良かったです。管理人のyoshiさんyukoさん夫婦(なんと10年計画!の世界一周の途中。今2年目)はじめ、面白いメンバーに恵まれて、すぐに出るつもりがついつい5泊もしてしまいました。宿泊客が釣ってきた魚をさばいて刺身にして食べさしてもらったり、ラム肉でアサード(バーベキュー)したり、夜遅くまでジブリDVDを見たり、物理学(ひも理論や相対性理論など)について語り合ったり、、、全然飽きなかったです。
しかし、ウシュアイアで十分ゆっくりしたので、自分に鞭打ち移動しました。”南米のスイス”バリロチェにやってきました。山と湖に囲まれた風光明媚な場所ということだそうです。ヨーロッパ編で残念ながらスイスをパスしたので来てみました。
スイスなんですか?
まあ、確かに綺麗ですね。
ここの安宿は、過去最も眺めの良い部屋でした。ビルの11階の一室です。
余談ですが、今日は僕の32歳の誕生日です。しかし、夜中寂しく一人でネットカフェでブログなんぞを書いています(現在23時半)。そういえば、今日はほとんど人としゃべってないなあ(泣)まあ、放浪一人旅の誕生日なんてこんなものですね。。。
しかし、猫だけが誕生日を祝ってくれました。
この猫とは、丘の上の展望ポイントで出会いました。不思議なほど人懐っこくて甘えん坊で、膝の上で30分以上もゴロゴロと喉を鳴らして甘えていました。毛並みが良くて、なで心地が最高です。僕が寒さに耐えかねて立ち上がらなかったら、もっと膝の上にいたでしょう。また、もう一つ不思議なことに、この猫は左右の目の色が違うのです。右目が薄いブルーで左目が琥珀色です。こんなことってあるのでしょうか?病気なのでしょうか?
不思議な猫に祝ってもらった、ちょっと孤独でちょっと不思議な誕生日となりました。32歳はそんな1年になるのでしょうか。
「さあ、どうだかねえ」