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世界一周の記録

2006年8月から2008年9月まで2年1ヶ月の世界一周放浪の旅をしていました。その旅の記録です。

2006/11/03-08 ブルガリア・ソフィア

2006年11月07日 19時16分21秒 | ヨーロッパ

雪の舞い散るマケドニアから暖かさと安らぎを求めてソフィアへやってきたものの、そこはマケドニアを凌駕する極寒地獄でした。前日雪が降ったらしく、その雪が解けた後、道端で凍っています。日中太陽が出ても解けなかったので、おそらく最高気温は0度前後だったのでは。しかも、現地人の対応もどことなく冷たく感じるのです。(その後、暖かい人にもたくさん出会えましたが)
完全にがっかりして、「こんなところ1~2泊で出てやる!」と思ったのですが、結局5泊もしてしまいました。リラの僧院に日帰りでいくことくらいしか観光することのないソフィアで、この極寒のソフィアで、なぜこんなにも長居してしまったのか。(しかもリラの僧院は寒さのため断念)
理由は、1.日本人宿シスターズ・インの居心地のよさ、2.物価の安さ、3.食事がうまい、の3つがその他の悪条件を凌駕するくらい良かったからです。
ちなみに1都市平均50枚以上写真をとる僕がソフィアでは6日もいて20枚くらいしか撮らなかったくらい、観光資源は乏しいです。

↑宿の近くの市場。色んな物が激安で売られています。

<理由についての詳細>
1.シスターズ・インは、15人くらい泊まっていたのですが、その全員が長期旅行者で、そのうち世界旅行者が半数以上、そのうち神戸から来ているのが僕以外に4人、と実に素晴らしい構成になっています。毎晩深夜遅くまで楽しい時間を過ごせました。
2.宿は一泊900円。ワインも1リットル100円くらいで買えます。その他服や雑貨、ネットカフェもびっくりするくらい安いです。
3.中華料理屋「亜州」は、一人500円で腹いっぱい食べた上にビールやワインも飲めます。毎晩通いました。その他にブルガリア料理ブッフェも安くておいしかったです。日本の炊き込みご飯のような料理が食べれました。
↓ブルガリア料理ブッフェにて。激うま。

※ソフィアは、他にカジノやストリップも有名です。

特にシスターズ・インでの旅行者達との出会いは本当に楽しく、しかも、毎日微妙にメンバーが入れ替わり、次から次へと楽しい話を聞かせてもらいました。2泊して出発するつもりだったけど、あまりに宿を出るのが寂しいとうかもったいないので、もう1泊、もう1泊と、次々と延泊してしまったのです。出会いの素晴らしさと別れの寂しさ。別れの寂しさを感じることのできる幸せ(なんのこっちゃ)。

ということで、モンテネグロ~マケドニアの旅の疲れは十二分に癒えました。次はギリシャです!ここからはみんなルートがバラバラになったので、ロンドン以来3週間ぶりの一人旅に復帰です!!

↑何度も何度も歩いたソフィアのメインストリート