2008年8月29日のブログ記事一覧-ギャラリー貴祥庵 ―《貴志 理の 日々の思いついたままのイメージ絵画、心に残る言葉、歳時の記録を綴る》―


風11

 


  足のうら洗へば白くなる  
  こんなよい月を一人で見て寝る
  山に登れば淋しい村がみんな見える
  入れものが無い両手で受ける
  せきをしてもひとり

「俳句は詩なのです。私をして云わしむればむしろ宗教なのです。宗教は詩であります。決して哲学ではありません。之を論じることになれば、すこぶる長くなりませう。私はただ結論をここにあげて、あとは賢明なあなたの解釈に任せませう」

― 尾崎放哉 ―

 

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