何回転んだっていいさ 擦り剥いた傷をちゃんと見るんだ
真紅の血が輝いて 「君はいきてる」と教えてる
固いアスファルトの上に 雫になって落ちて
今まで どこをどうやって 歩いて来たのかを 教えてる
何回迷ったっていいさ 血の跡を巡り 戻ればいいさ
目標かんか無くてもいいさ 気がつけば 後からついてくる
可能性という名の道が 幾つも伸びてるせいで
散々 迷いながら どこへでも行けるんだ
ひとつずつ ひとつずつ 何かを落っことして ここまで来た
ひとつずつ ひとつずつ 拾うタメ 道を引き返すのは間違いじゃない
何回転んだっていいさ 何回迷ったっていいさ
大事なモンは 幾つも無いさ
後にも先にも ひとつだけ ひとつだけ
その上で ギュッと 抱えて離すな
世の中に ひとつだけ かけがえのない 生きてる自分
弱い部分 強い部分 その実 両方がかけがえのない自分
誰よりも 何よりも それをまず ギュッと強く 抱きしめてくれ