2003年私は乳がんを宣告されました。
「子供が欲しい」そう思って産婦人科に子宮がん検査に
行ったのがきっかけです。子宮は大丈夫でしたが、
自分では全く想像もした事がない考えた事すらない
【乳がん】が発見されたのです。
もし あの時検査に行かなければ、私は今ここに
いなかったのかも知れません。
乳房温存手術、放射線、そして今も投薬による
治療は続いています。
3年間痛い腹部への注射にも「こんなのへいき」と
笑って耐えました。投薬によって生理が止まった時も
「いつでも気にせず温泉いけるよ」と前向きに
考えるようにしました。
それは全て、ずっと支えてくれている主人のお陰と
いつかは我が子を抱きたいと言う強い想いが
ずっと私の中にあったからだと思います。
もちろん 宣告された時は毎日泣いていました。
でも 「負けない」そう決めたんです。
今は若年層乳がんが増えてるとききます。
きっと 私と同じように乳がんの苦しみ恐怖に
負けないで子供を授かりたいと思っている方は
沢山いる事だと思います。
先日の診察の際主治医に子供を産みたいと伝えました。
答えは「NO」「乳がんは10年みなければいけない
あと5年は治療を続けたほうがいい」
目の前真っ暗です。
5年頑張れば子供を産んでいいそう信じて頑張ってきた私には
ショックでした。ただでさえ高齢出産の年齢。
もしあと5年待っていたら今度は出産のリスクが高まってしまう。
それ以前に子供が出来なくなってるかも知れない。
私のガンは浸潤ガンなので先生の言い分はもっともです。
後5年治療してガンもなくなり出産もできると確証があるなら
5年でも6年でも待ちます。でも、そんな保障はどこにもない。。。
逆に治療してても再発するかも知れない。。。
だとしたら 逆に5年目で妊娠出産に踏み切っても
再発転移なんかしないかも知れないよね?
不安をかき消そうと色々調べてみました。
無事出産されて今も元気な方は沢山いました。
でも私が知りたい情報は少なすぎて不安は
ぬぐいきれないのは確かです。
不安に押しつぶされそうで毎日ふとした事で涙がでます。
でも、簡単に諦めるのは嫌です。
来年の2月に5年目の検査があります。
その時に何も異変がなければ、主治医に私の気持ちを
伝え協力をお願いしようと思っています。
それまで 不安で不安でたまりません
でも 「負けない」と言う気持ち 「大丈夫」と信じる気持ちも、
もちろんあります。
そんな私の想いを綴っていきたいと思います。
きっと「願いは叶う」そう信じて 。。。